読者の皆様

久しぶりに現在の日付で記事を書いております、えみちです。
昨年5月の卒業以来いろいろありましたが、
現在のえみちはミシガンを出て米国の某州で働いています。
昨年10月より、ですから半年ほど経ちました。
就職活動が実った結果なのですが、
なんだかヒョンなことから今の仕事への道筋ができ、
やっぱり人生分からないものだなあとしみじみしています。
この州に移ってくることも想像だにしていなかったですし。

学生として生活しているとどうしてもいつまでもお客さん扱いですが、
所属先があり、仕事を持って生活していると
それなりの責任も生じるし、見えてくるものも全然違います。
それは新しい発見でした。

もちろんいいことばかりではなく、不安・不満もたくさんあります。
でもここに残ると決めた以上はその境遇を最大限活かして
いつか「あー楽しかった」と思えるように、
私らしく日々を過ごしていきたいと思っています。
すでにボランティアとして活動したり、
いろんな日本人の集まりに顔を出したり、
(社会人になると知り合いを作るのが難しいですが、
幸い私が今いるエリアは日本人が多い都会です。)
活動的に動き回っています。
仕事は忙しいですがボス(=社長)が理解のある人なので
いろいろな機会を与えてくれるのもありがたいところです。

本ブログはミシガンでの大学院生活
日本にいる皆様にご報告する目的で始めたわけですが、
段々と当初の目的も薄れてきましたし、
誰に向けて書いているのか本人もわからなくなってきていました。
卒業までは何とか書こうとそれだけでここまで
ズルズル引っ張ってしまいましたが、
やっと先日卒業についても書き終えましたので、

ここで、本ブログの閉鎖を宣言します。

(とはいえ、記事はこのまま残しますし、
コメントも受け付けます&返信いたします。)
これまでのご愛読、応援、ありがとうございました
またどこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。

えみちより。

以下は載せ切れなかったネタの数々です。


2008年5月、卒業にあたって退寮しないといけなくなった。
家探し、引越し、いろいろ大変だったけどいい経験でした。
この大きなおうちに一部屋借りて家主さんと2人で住みました。



卒業式の後、一息ついてすぐ日本へ。今年もStudy Abroad Programのアテンドです。
前年の教訓から旗を作ってみました。



大変だった。。。2007よりずっと疲れて教授ともどもクタクタになりました。


関西にもついていった。


寿司カウンター初体験に付き合う。


7月くらいから「ヒマ人倶楽部」を結成して暁ちゃん(達)といろんなところに行きました。
これはミシガン北部のトラバースシティ。



スリーピングベア砂丘。


フランケンムーシュというドイツ風の街並みが残ったエリア。とってもかわいい。


アナーバーアートフェア。


私はペンシルベニア州在住のアーティストのペンダントを購入。
かなり気に入っていて、最近も彼女のWebサイトからブローチをお買い上げ。



7月後半から9月初めまでNYCに出稼ぎに行きました。
私が住んでいたのはNYCの下町、クイーンズエリア。住みやすかったー。



左:MSUのクラスメイトでNYCに引っ越していたシユンと再会。
右:日帰りでペンシルベニア州のフィラデルフィアへ。自由の鐘ちっちゃい。



ちょうどNYCに遊びに来ていたジーンとランチ。


左:Study Abroadでお世話になったJ社のMさんがボストンに留学していて、
ご夫妻でNYCにいらっしゃるというのでご一緒に自由の女神観光。
右:ちょうど開催中のUSオープンテニスを観戦。
すんごい日焼けした(涙)。



9月、ミシガンに戻ってきて、とうもろこし畑に作られた巨大迷路、コーンメイズへ。


Study Abroad フェア。今年はDr.CがドバイのMSUキャンパス赴任で不在なので、私が全権委任される。
これまでの反省から過去の写真を使ってパネルを作成しました。このほかにアルバムも作りました。
こうしておけばこれからも活用できるでしょうし。



10月、オバマがね、MSUに演説に来たんですよ!


翌日の学内新聞一面。


これはお別れ会の様子。
ここに写っている皆さん、そして写らなかったけど来てくれた皆さん、どうもありがとう。



こちらもお別れ会。(主に)PALのメンバーと。2006年、一緒に米国留学生活を始めた仲間です。
それだけに思い入れが強く、最後にひとりひとりとハグしてたら泣いちゃったよ。



ここから新生活の写真。私のオフィス。右側が私のデスク、左側は社長のデスク。


12月、クリスマスツリー。


左:街中を歩いていたらMSU時代のチームメイト、フィービーにばったり!
右:クリスマスホリデーはカナダのトロントへ。ぐるちゃんと会ってきました。
楽しかった!その節はいろいろありがとうね!


・・・・というわけで長くなりましたがホントにこれで終わりです。
↓は一番最近の写真です。



ありがとうございました、またね

(完)

卒業式(Commencement)が終わった後は地上に戻って
式に来てくれた友人達、一緒に卒業する皆と大写真大会。
時間がなくて最後まで残れなかったキョンミンや
くさかむさんと最後一緒に写真撮れず残念でした。。
ふたりとも素敵なお花をプレゼントしてくれて、
ほんとに嬉しかったです。どうもありがとう。
他にも皆さんからいろいろ頂き驚くやら嬉しいやら。。でした。
じゃ、写真スタートします。
ものすごいたくさん写真撮ったんだけど、
似たような写真ばかりで整理したら案外少なかった。


いきなり順番が前後しますが、式典の前に撮った写真。
会場前のマジック・ジョンソンの像の前で。マジック・ジョンソンはMSUの卒業生。



これも式典の前。大学院の卒業式の前には学部の卒業式があるのですが、
ちょうどそれを終えたばかりのヒョンキョンことキキと。
学部生はスクールカラーのグリーンのガウンです。



はい、ここからやっと式典後。
今は博士課程に在籍するグアテマラ人のカリーナと。
さとう珠緒をラテン化させたらこんな感じになるんじゃ、、と思ってますがどう?似てると思う?



ヒョーサンと。


パカポル(左、タイ人)とミジョンと。パカポルの専攻はPackagingなのでフードの色が違います。


A子ちゃんと。


暁ちゃん&J子さんと。


Oさんと奥様のS美さんと。OさんもPackaging専攻。


ノラ&レオと。


クオチュンとキャンディと。


Tatsuya君と。一緒にMSUでマスターを始めたので感慨深い!


Tさんと。


ナビーナと。


ミンチンと。この日彼はインターン先のファイナルプレゼンでデトロイトまで行っていたのですが、
無理言って卒業式に来てもらいました。ギリギリ間に合った模様。



ケリーとチェンチェンとジャーイー。
このバルーンは「Congrats」と書いてあるのですが、彼女らからのプレゼント。



ジャーイーとツーショット。


ニッキーと。


イェーイ、卒業だい!

今回卒業するにあたって感じたのはものすごく周りが祝福してくれたこと。
よく「アメリカでは大学(院)に合格・入学するより卒業するほうが大変だ」
なんて言われますが、卒業が決まってからそれをマジマジと感じた。
卒業に対するお祝いの度合いが日本のそれと全然違うの。
(特に修士だからってのもあるのかもしれないけど。
博士に対してはもっと、だし。)
だからいろーんな方面からレセプションのご招待が来るし、
いたるところでお祝いのお言葉・プレゼントを頂くし、
卒業する予定の人はみんな誇らしげだし。
もちろん自分でもやっと目標を達成して清々しい気持ち。
写真を見るだけでつい顔がほころびます。

私も我ながらいい表情で写真におさまってると思う。
今までの人生でこんなに褒められたり
主役になれたことなんてなかったもんなー。
そんなことを考え合わせると、
自分を褒めてあげたいし誇りに思っていいんだなと。
さまざまな形でご支援くださった皆様に感謝です!!!

えみち、ついにMaster of Arts in Public Relationsです!


I did it!!!

そしていよいよ卒業式本番!
卒業式のことはアメリカではCommencementといいます。
この言葉には「始まり」っていう意味もあって、
卒業がゴールではない、ここからが始まりだよ、
っていう意味合いも込められています。

とにかくレセプションのはしごなので忙しくて、
バタバタと会場のブレスリンセンターへ。
ここはバスケの試合をやったり、
いつぞや見に行ったシルクドソレイユのような
(→2007/10/4のブログ「芸術の秋」
ショーを開催する大きなホールです。
すり鉢状になっているのでそこを5フロアぐらい、
カンカン階段を下りる。。。
ここに主役として降りることができるなんて
今回が一生に一度の経験なんだろうなーなんて思いつつ。


すでに結構集まってきている。学部ごとに座る場所が決まっている。


名前を告げて名札を受け取る。「あなた名簿にないわよ」って言われたらどうしようかと思ったけど、
ちゃんとありました。ホ。



うちの学部・学科の仲間たちと。うちの学部のガウンカラーは青です。
そう、それからもうひとつ注目。帽子についているフサフサ、タッソルというんですが、
今の時点ではこれは右側に垂らしています。



私たち卒業生サイドから撮った会場の雰囲気。


客席から撮った会場の雰囲気。私たちは左後方に座っている。


待ち時間長くて結構退屈。。。。(私どこにいるかわかる?)

なんだかんだで祝典が始まり、粛々と進行し、
やっと、各学部長が「XX学部の修士課程修了候補生、起立!」
と呼び上げ、「プレジデント、彼らが修了候補生です」
みたいに引き継いでいきます。
この学部ごとに起立していくのが各学部とも力が入って、
「ウォー!」と言い、足を踏み鳴らします。
うちのコミュニケーション学部は大所帯なもんですから
どこにも負けまいとがんばりましたよ。
初めて顔を合わせる別の学科の人も多いのに、
なんだか連帯感を感じてちょっとジーンとした。


そしてこの立ってる間に、さっきのフサフサ、
タッソルを右から左に移すのです。
この手順を経て初めて修士保持者となります。
ああ、夢にみたこの瞬間!
あの帽子がまたユルユルでズルズルすべるもんだから、
自分だとうまくできないので隣同士やってあげる。
初々しいじゃん、あたしたち(笑)。


ね?左にフサフサが移動。

そしてしばらくまた待ったのち、ひとりひとり名前を呼ばれ、
プレジデントから卒業証書(でもダミーなんだけど)を受け取ります。

観客に手を振る私。


ビジネススクールの卒業生の中に友人のじゅんさんを見つけて喜ぶ私。

プレジデントのところに進み出る前にスタッフが立っていて、
ガウンや帽子、フサフサ(だからタッソルだって)の
乱れなどをチェックして直してくれます。
その後名札を渡して名前を呼ばれたら進み出て
プレジデントからダミー証書を受け取って握手。


プレジデントと握手している瞬間の貴重な写真!くさかむさんありがとう!






博士号取得の人たち。


自分たちの出番が終わったらすっかり退屈。




つまんなそうな私たち。


皆携帯いじりだす。私も「どこにいるの?写真撮ってあげる」系の電話いくつかかかってきた。

まあ、そんなこんなで意外とあっけらかんとしてました。
半年前の友人たちの卒業式の方がジーンとしてたかもな。。
2007/12/7のブログ「卒業式:Commencement 2007 Fall」


卒業式に来てくれた皆さん、どうもありがとう!

さて、後編は卒業式の後に撮った記念写真特集です。

<おまけ>
卒業式の最中はひとりひとり写真を撮ってくれて
気に入ったら買い取ります。
髪が乱れてていやだなあ、って
グズグズしているうちに申し込み期間終わっちゃったけど。


いよいよ卒業式の日がやってきました。
今日は大忙しでまずは午後イチでコミュニケーション学部(CAS)が
卒業する大学院生(修士)向けのレセプションをやってくれた。
その後、専攻横断で大学院全体のレセプション、
夜になって卒業式本番、という流れになっています。

本稿では学部のレセプションの様子をまとめます。




うちの学科から参加したのは我々4人だけ。
他のクラスメイト達は親御さんが本国から来ていたりしてもてなしに忙しくて来られないんだそうだ。
折角祝ってもらえるのにもったいない。







セレモニー(というほど大げさなものではないが)が始まる。記念品にCASロゴ入り名刺入れもらった。

その後はカジュアルにドリンクとスイーツをつまむ会。
写真撮ったりお喋りしたりダラダラ過ぎていきました。


Dr.Cもお祝いに来てくれた。


こちらはうちの学科のトップ、Dr.Cole。


皆で。


用意されてたスイーツは皆スパルタン仕様でした。緑が毒々しいよ!


最後にレセプションの表示と一緒に撮った写真。一番のお気に入り。
細かく構図を指定してDr.Cに撮ってもらったんだけどすごいうるさがられて
「いいから任せとけって!」と言われてしまった。
でもその甲斐あっていい写真になってるわ。ありがと♪


この学部レセプションのあと少し時間があったから、
学部ビル内をうろうろして写真撮りました。


普段あんまりこっちの入り口は使わないんだけど。




えーと、コミュニケーションの「C」を指で象ったつもりでしたが、向きが逆でした。。。
これじゃ視力検査だよ。



このベンチにはよく座ったなー。待ち合わせしたり、授業が始まるのを待ったり。。


教室の中も1枚。これはPRプランニングを受けた教室でした。

この後大学院主催のレセプションでした。
残念ながらバタバタしていて写真なし。。。
なので次の投稿では卒業式本番のことを書いて、
そしていよいよガウン姿公開です!乞うご期待!

卒業まで残りほぼ1週間。
そんな気が全くしないうちに日々は過ぎていきますが。

今日はMSUのプレジデント
(日本の大学の総長・学長・理事長を全部足した感じの大学内の一番エライ人)
卒業予定の学生をキャンパス内にあるプレジデント公邸
Graduation Receptionに招いてくれました。




これ室内。

こんな機会でもないと絶対来れないしー、
と私は行く気満々だったのですが、
意外と「行く!」って人は少なかった。
もう国許から両親が来てるので一緒に過ごすから、、
って人も結構いたしね(特に韓国人)。


左)中国人のサンルオと。なんで私の腕しっかりつかまえてんの?と後で笑いあいました。
右)台湾人のニッキーと。



3ショット


ジュンファ(韓国人)も加えて4ショット

一通りはしゃいだ後(笑)はお腹を満たすべくビュッフェに突撃!


まあ、おいしかったですけどね。サラダに入ってた米が生で、一口しか食べられませんでした。
右側に写ってるロールは中身のローストビーフが美味でした。



プレジデントのお言葉。来週の卒業式では彼女から証書をいただきます。


折角だからプレジデントと一緒に一枚

会場で先学期卒業したローリーを発見!
彼女はMSUの同窓会事務局のマーケティング&PR担当で、
今回のレセプションも少し手伝った関係で会場に来てた。


真ん中がローリー。日系アメリカ人です。

最後にお約束、スパルティが来てレセプションもお開きに。


この写真、お気に入りです♪

あー、卒業がほんとに近づいている。。

Compにパスして卒業が確定したので
(→3/21のブログ「Comp合格!=卒業確定!」
すーっかり忘れてましたが、私今学期も1単位履修してたんでした。
(→1/11のブログ「最終学期です」
ま、卒業は確定しているので落としてもいいんだけど、
そうするとGPA(成績)が落ちるのでイヤなんです。

そろそろ学期末も近づいてきたので、
成果物として何を提出すべきか相談するため、
久しぶりにDr.Choiを訪ねました。
Comp合格してから彼女に会うのは初めてだったので
(合格したこと自体は連絡済み)
まずは合格をねぎらってもらって、
卒業後どうすんのよ、って話になったりして、
なかなか肝心の話には辿り着かなかった。
今度やっぱり彼女をアドバイザーとしていて
私と同じくCompに通ったシャーン(台湾人♀)を
お祝いに寿司ランチに招いてくれることになりました

で、Independent Studyですが、
今学期から始めたインターンの仕事を単位に換算しています。
(→1/9のブログ「Return to IT業界」
「まあ、何ページか軽くレポートを書いてくれる?」となり、
1)インターン内容
2)学んだこと
3)インターン先への提言
4)ここでの経験を今後どう活かすか
という構成にしましょう、ということに。

1)については会社概要、事業概要から書き起こし、
会社の位置づけから自分がインターンとなった背景
(=日本市場の見直し)を導入部として、
具体的なインターン内容を記す。
2)ではね、自分で直接ビジネスをしないのって難しいな、
つまりパートナー戦略って難しいなって思ったので、
そこを中心に書きました。
(そもそも私は間接販売ビジネスモデルに関わるのは始めて)
それからパートナー選びはマーケティングの基本、
4PのうちのPlace(流通)につながるわけで、
エライ大事だったんだ、そういえば、ということも。
3)についてはかなり根本的な問題、
日本でのターゲットがきちんと選定されてないよ?
ってことを指摘しました。
4)で書いたことは3)と結構かぶるのですが、
パートナー戦略を取ったとしても自分たちの製品なんだから
常にイニシアチブを取らないと迷走することを肝に銘じたい、
としてレポートを終えました。

だって、3)で指摘したポイント、
ターゲットがきちんと選定されてないのだって、
私がボスに指摘したら「うーん、そうなのよね、
だってパートナーのA社が。。」と
何とも歯切れの悪い返事が返ってくるばかりなんだもん。
現地の市場ならパートナーの方が詳しいんだから、
彼らの言うことが自社の方針と多少違っても
彼らを尊重したい、みたいなことを言うのよね。
それにそこで異論を差し挟むのが
先方の文化からしたら失礼かもしれなくて言えない
ともウジウジ言っていた。
いやいや違うでしょ、
それは完全に責任放棄でしょ

(なんか私のほうがよっぽどアメリカンウェイなような。。)
きちんと議論を尽くした上で、納得づくでそうしてるならともかく、
「文化」を持ち出して話をすり替えるのやめてほしい
と思う。
(あ、こういうエピソード的なことはレポートに入れなかったけどね。)
結局のところ、日本市場にそんなに注意向けてないってことなんですけど。

・・・レポートではエキサイトしてしまって
独りよがりの不満や批判ばかりにならないよう、
(といってもこの会社のことが嫌いなわけじゃないんだけど)
建設的で客観的な切り口・語り口となるよう心がけました。

最終的に4ページのレポートになりましたが、
自分の言いたいことは全部含めることができて満足です。
Dr.Choiからの評価もよかったです。一安心。

まあ外から評論家的にアレコレ言うのは簡単ですから。
自分の番になった時にどれだけのことができるのか。
そこで本当の価値が決まりますよね。


日本に帰国した時、このインターン先のために
ごく軽い市場調査をしてきたので、
そのときの写真を載せます。




上記2点は量販店でインターン先の提供するソフトの分野が
どんな風にディスプレイされているかを調べたもの。



これはIT展示会の様子。インターン先の分野とは全く関連がなかったんだけど、
日本のIT展示会のイメージということで。


先日、インディアナポリスで開催されたBig10の
キャリアイベントに行ってきましたが、
(→3/14のブログ「Big10キャリアエキスポ@インディアナポリス」
今度はシカゴで同様のイベントが開催されることに。
MSUのキャリアセンターが大型バスを仕立ててくれ、
費用はたった10ドルなのでもちろん参加。
ひとりで行ってもつまんないと思ったので、ミンチンも誘った。

会場は名門、シカゴ大学
そういえば大学時代のゼミの教授、M先生の母校だわ。
シカゴ大学は以前はBig10創設時からのメンバーだったのですが、
その後脱退してしまい、現在はBig10ではありません。
けど以前の歴史的ないきさつからメンバーに準じた扱いなのかな?

参加者は結構多いみたいで、大型バスが2台連なってました。
イーストランシングを11時に出発して(意外とゆっくり)、
4時間ほどでシカゴ着。現地時間ではすでに14時。
(イリノイとミシガンは隣同士だけど1時間時差がある。)
その後、17時にバスが出発するまで各社のブースを回ったり
レセプション会場で食べ物をつまんだりして過ごす。
だから結構忙しかった。。。

インディアナポリスのところでも書いたけど、
私はあんまりキャリアフェアに期待していない。
キャリアフェアに来るような大学は広く学生にリーチしたいので、
私たちのようにニッチな市場、留学生はもとから眼中にないのです。
私もミンチンもそんなことは重々承知。
ただバス旅行を楽しむくらいのつもりで来てますから、気楽です。

会場でクラスメイトのヒョーサンにばったり。
彼女はもう1台のバスに乗っていたらしい。
早めに会場周りを終えて一緒にお喋りしてました。
それから、折角シカゴに来たんだから証拠写真を撮ろう!
「シカゴ」とある表示を探してやっと。。。見つけた。
けど、見えますかね?その文字が。




実は一番最初この写真を撮ったんだけど、どこだか全然わかんないじゃん!
ということで「シカゴ」の文字を探したのでした。


そうそう、ブースを出していた会社のひとつに、
私の愛用するブランド、Vera Bradleyがあって、
(→2006/10/17のブログ「Vera Bradley」
なんと、「マーケティングコミュニケーションマネジャー」を募集しているとのこと。
あら、これ、私、いいんじゃない?
それでブースに話を聞きに行くと、
「皆その職種目当てで来てくれるんだけど。。。
もう埋まっちゃったのよね。ごめんなさい。
でも折角だから、どれかひとつ持っていって。」
と、Vera製品もらっちゃった。ラッキー
(あれ?でもポジション埋まってたからアンラッキーか?)


小さな小さなポーチ。初めて見たけど非売品??

帰りのバスではB級SF映画「ザスーラ」のDVD上映があり、
結構楽しく最後まで見てしまった。
頭を使わなくてよいのがこういう映画のよいところ。
バスは途中ドライブインに寄ったのでそこで夕飯を調達、
ELに22時近くに戻ってきました。
疲れた。。でも、、、
一体何しにいったんだ???

3月から週に1回、韓国人の友人のキョンミンと
日本語で会話をする時間を持っています。
(→2/29のブログ「2008年2月総集編(2/25の項)」

今日はちょうど日本映画上映会が予定されていたので、
(→2/21のブログ「映画:フラガール」
その日本語アワーの後キョンミンも誘って一緒に行ってみた。
というのも、今回の映画は彼女も興味深いだろうと思って。。

今回の映画は北朝鮮による日本人拉致被害者のひとり、
横田めぐみさん事件を追ったドキュメンタリー。
この映画、日本映画上映会で上映されるものの、
アメリカ映画です。全編英語。
オリジナルの英語のタイトルは
「Abduction: The Megumi Yokota Story」
日本語でのタイトルは「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」



私はもともとこの問題には結構関心があった方だったし、
日本でも盛んに報道されているから、
映画の中で取り上げられていた情報・映像は
大体見たこと・聞いたことがあったり知っていることだった。
それでやっぱり、これはアメリカの映画だと思った。

だけど、キョンミンに取っては違った。
ほとんどが初めて入ってきた情報だったそうで、
すごくショックを受けていた。
「この問題は日本では広く知られていることなの?」
と聞いてきたのでそうだよ、と答えると
「知らなかった、、、」と絶句。
「日本人はこの問題についてどう思っているの?」
と聞かれたので私も自分の思うところを話した。
でもなんかキョンミン上の空だったな。。
相当ショックだったんだろうな。。

<映画サイトリンク>
「Abduction: The Megumi Yokota Story」
「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」

4/9 Globie Award
この日はVIPP(キャンパス内でしているお仕事)の一員として
Globie Awardという賞の受賞式典に行ってきました。
この賞は去年創設されたもので今年がまだ2回目。
大学内で留学生・海外からの研究者に対して
顕著な貢献をした教職員に与えられる賞です。


左)受賞者がもらえるトロフィー、右)会場の様子。


待ってる間同じテーブルの人と話してたら写真に撮られてて、ガッコのWebサイトに載せられてたよ。。

授賞式が始まってやたらたくさん演台に人が出てきて、
スピーチする人がいたから受賞者なのかと思ったら
その人は推薦者だった。
自分が受賞者にどんなにお世話になって、
受賞者がどれだけ留学生・研究者に尽くしてくれたか縷々と語る。
そして受賞者が登場して推薦者からトロフィーを受け取り、
2人はしっかりと抱き合い、今度こそ受賞者がスピーチ。。
・・・感動の光景なのかもしれないけど、
こっちはヒトゴトだからイマイチ感情移入できないのよね。
ちょっと斜に構えて見てしまうのであった。。。



受賞者は4人いたんだけど、そのうち2人を私は知ってました。
ひとりはその昔、Water Meetingでご一緒した
寮のマネージャーのシャンド。
(→2007/2/26のブログ「続Water Meeting」
もうひとりは私もちょっとお手伝いした
O津市の視察団のコーディネイトをなさっていた
日系人のリリアンさん。
(→2007/10/13のブログ「10月のお仕事関係(10/16の項)」
リリアンさんは以前留学生オフィスのトップだったので
お世話になった留学生はすごく多いんですよね。
特に日系人だけあって、日本人留学生の母のような存在だったとか。

この賞はまだ始まったばかりだけど、
今後継続していくことで留学生へのサポート向上につながるなら
意義あるものとなるだろうと思います。

4/12 World Languages Day
MSUは毎年World Languages Dayというイベントを開催しています。



このイベントの対象は高校生。
イベント名が「Languages」と複数になってるのがポイントで、
世の中にはいろんな言語があるんですよーというイベント。
去年は時間がなくて断念したんだけど、
今年はボランティアに応募してみました。


相手は高校生だし、1日でできることはタカが知れてるので、
どの言語も体験重視でいろいろ工夫していました。
言語だけじゃなく、ダンスとか武道とかもあったし、
食べ物が出るセッションもあったよ。
全部で85もセッションがあったから迷うでしょうねー。


ボランティアスタッフ証。名前の部分はさすがに隠させてもらいました。。

私は3つのポジションを体験しました。
インフォメーションセンター
その名の通り。トイレやランチの場所、教室を案内する。
あとはセッションによっては抽選があり、
当選者が景品を引き取りに来るのでその一連の処理。
セッションモニター1:Ojibwe
教室の後方に控えていて「あと何分」とかっていう
プラカードを掲げる役目。
資料があれば配布を手伝う。
オーディオ機器にトラブルがあれば本部と連絡を取る。
ひとつめのセッションは五大湖周辺の
ネイティブアメリカンの言葉でした。
お隣ミシガン大学から専門の研究者がいらしての講義。
マニアックでした(笑)。
Minwendaagozodaa! がLet's Have Some Funの意味らしい。
セッションモニター2:手話
これまたタイムマネジメントが主なお役目。
セッション内容は手話。へーと思ったね。。
英語では手話はSign Languageというので、
Languageのひとつに分類されるのですね。
講師はMSU所属の手話通訳の方。
アメリカは徹底していて、大きなイベントには
必ず手話通訳が提供されます。大学のイベントもそう。
講師の方は大学のイベントで不特定多数相手に通訳することもあれば、
聾唖の学生の履修する授業に同行して授業内容を通訳もするんだって。


ボランティアスタッフのユニフォーム。終わったらもらえる。なかなかかわいい。
左が表、右が裏。日本の国旗は表にプリントされてました。


新しい知識が増えて楽しい1日になりました。
同じボランティアの子達と話すと
大抵何がしか外国語をやっていてしかもそれなりにレベルが高い。
(そうじゃなきゃこういうイベントのボランティアしないか)
それも面白かったですね。
ちなみに私が話した子たちがやってた外国語は
スペイン語、フランス語、ポルトガル語、日本語、でした!

今月は2回ウォートンセンターに行きました。

4/6 リバーダンス
リバーダンス(Riverdance)とは、
「アイリッシュ・ステップダンスや
アイルランド音楽を中心とした舞台作品」だそうです。
「ダンス」という名前だからダンス一辺倒なのかと思ってたけど、
歌あり、楽器演奏あり。
それにアイリッシュだけじゃなくてフラメンコ(スペイン)とか、
バレエっぽい振り付けとか(ロシア)、ヒップホップダンスとか
随分バラエティに富んでました。





でも私は一番アイリッシュのが神秘的で好きだなあ。。
(そういえば私の大好きなクローバーはアイリッシュだし、
2007/3/17のブログ「St. Patrick's Day」
エンヤの音楽も好き。アイリッシュなもの好きだったんだな)
腰から上を動かさずに足さばきだけで踊るんだけど、
それがすごく統制がとれてて美しいんだよね。。
メインの男性ダンサーがすっごい素敵だった。
今回の私の席、端っこながらかなり前の方だったので
彼がスタイルがすごくいい上に甘い感じのハンサムなのがよく見え、
うっとりと見とれてしまいましたよ。
途中一度コケたけどすぐ立ち直ったのもプロでした。
あれ、相当足首が強くないとムリなはず。





4/16 アヴェニューQ
今月2回目のウォートンセンターはミュージカル。
2004年にトニー賞を受賞したAvenueQです。
台湾人の友人のミンチン(♂)が「これすごくいいらしい」
とYouTubeで聴いてたから私も興味が出て行ってみた。



パペットを使うからなんかかわいらしく見えるけど、
実際はかなりブラック、毒が多い。
まあ、むしろ現実的内容と言えるのかもしれないけど。
うーん、ミンチンが好きなわけだ。
アイツ見かけによらず結構、(いやかなり)ブラックだからな。

で、私はといえばファンタジーものが好きなので、
どうも好きになれずに終わってしまいました。
ただ、キャストの芸達者振りを見るのは楽しかったけど。



そうそう、このミュージカル、日本人役が登場するんですよ。
日本人なのに「クリスマスイヴ」って名前で、
すんごいなまりの強い英語を話すの。
しかもそんな格好しないって!って突っ込みたくなる
和服崩れの変な服装。。
日本人てそんなイメージなのかなあ。


この真ん中に写ってるのがそのクリスマスイヴ。インテリな役なんだけどね。


主要キャスト集合。この場合は一番右の人がクリスマスイヴ。

・・・幻想的と現実的。
とっても対照的な今月の2作品@ウォートンセンターでした。