Japanese Calligraphy in USA!

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一筆入魂!
日本習字アメリカ中西部支部
http://ameblo.jp/emiblg/

小さいお子さまの書道のお稽古

お子さまに書道を学ばせようとお考えになるとき、
「きれいな字が書けるようになるだろうか」
「周りの子より遅れていないだろうか」
そんな思いが自然と浮かぶことと思います。

私の教室では、小さいお子さまほど「字の上達」よりも先に、大切にしていることがあります。


まずは、姿勢と所作、そして「書く時間」に慣れることから

低学年、特に1・2年生のお子さまに対しては、
いきなり字の形を細かく指導することは多くありません。

それよりも、

  • 椅子に座り、机に向かう姿勢

  • 筆や紙を大切に扱う所作

  • 一定の時間、静かに書くことに向き合う経験

こうした書く前の土台を丁寧に育てていきます。

この時期の子どもたちは、心も身体もまだ成長の途中です。
集中できる時間が短いのも、落ち着きが続かないのも、自然なことです。

「上手に書けたか」よりも、
「最後まで座れた」「書く時間を嫌がらずに過ごせた」
その積み重ねを、私たちは大切にしています。


低学年では、字の上達に差が出にくい時期です

よくあるご質問に、
「なかなか字が上手くならないのですが大丈夫でしょうか?」
というものがあります。

結論から申し上げると、心配はいりません。

1・2年生のうちは、
手先の細かな動きや、形を正確に捉える力が、まだ十分に育っていないため、
字の上達がゆっくりに感じられることが多いのです。

これは才能や努力の差ではなく、発達段階によるものです。


字が大きく伸びるのは、3・4年生頃から

これまで多くのお子さまを見てきて、共通して感じることがあります。
文字が目に見えて整い始めるのは、3年生・4年生頃からです。

この頃になると、

  • 手の動きが安定する

  • お手本と自分の字を比べて考えられる

  • 「もっと上手になりたい」という気持ちが芽生える

低学年で身につけた姿勢や所作が、ここで一気に力を発揮します。

だからこそ、今は結果を急がず、
静かに土を耕す時間だと考えていただければと思います。


書道は、字を書く稽古である前に「心を整える時間」

書道の時間は、
学校や日常生活とは少し違う、静かな流れの中にあります。

筆を持ち、呼吸を整え、紙と向き合う。
その体験そのものが、お子さまの集中力や落ち着きを育てていきます。

字の美しさは、その先に自然と現れてくるものです。


保護者の皆さまには、ぜひ
「今は育っている途中なのだ」という視点で、
あたたかく見守っていただけましたら幸いです。

一筆一筆が、少しずつ心と身体を整えていく。
その歩みを、教室として大切に支えてまいります。


 

 

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