あるがままの心で 生きられぬ弱さを 誰かのせいにして過ごしてる 知らぬ間に築いてた 自分らしさの檻の中で もがいてるなら 僕だってそうなんだ
ーNamonaki Uta (名もなき詩)
Song by Mr. Children
自分らしく生きよう!
自分らしさを大事にしよう!
誰でも一度はそういう言葉を聞いたことがあると思います。
私自身、「自分らしく生きる=幸せな人生」と考えていた時期があり、
それを大事にしようとしていました。
でも気づいたのは、
自分らしさを追い求めれば追い求めるほど、
苦しくなっていくこと。
それは、
こうでなければならない
と自分を狭い檻に閉じ込めること。
そのとき、冒頭のミスチルの歌詞が本当にささりました。
では人の幸せって何なんだろう?と考えたとき、
自由があること
なのかな、と今の段階では思います。
というか、
自由だということに気づくこと
ですかね。
人ってあたかも他人や環境に強制されているように、
「私には自由がない」
「縛られている」
と思いがちなのですが、
それを選択している 自由 の上で、
その状況は成り立ってます。
本当は、
何を選択してもいいし、
どういう考え方をしてもいいし。
けど、
自分で自分を縛ったり、
他人や環境のせいにしていると、
自分の自由を見失ってしまいます。
(こういうと、
「じゃあ殺人したり、人を傷つけても良いのか」
という話になりますが、
本当に自由な人は、
決して他人の自由を奪いません。
自分が自由でいるためにも、
社会で生きている以上、最低限のルールは守ります
(守らないと自由がなくなることはわかっているから)
というか、
他人に対していい意味でそんなに興味がなくなるから、
殺人を犯すような心境にもいたらなくなるのもあります。)
他にも、
わざと自由じゃない方を選ぶときもあります。
自由に選択した道は、
責任を伴うからです。
その道で失敗したり、不幸になったりしたらどうしよう。。。
という心が、わざと「自分には自由がない」という考え方に持っていきます。
でも、それはそれで自由なんですよね。
とにかく
こうあらねば
こうしなければ
って考えをいったん捨てて、
その時々感じる自分の気持や選択に正直に、それを受け容れること、
それができることが
幸せの近道なんじゃないかな、と最近思っています。






