今日の夕方、しきりに

「本を読んだらいいよ~うふふ」って心の声がして本屋さんに立ち寄りました。



普段、ほとんど活字を読まないので、何選んでいいかぶらぶらぶらぶら。


別に何か答えに飢えていたり、悩みがあるわけでもないし刺激が欲しいわけでもないので


直接的なものはあまりいらなくて、


なんとなくめくってみて、言葉の丸さと、斜め読みしたときに自分の中を鋭く差したりしない感じがいいかなって思ったのが


小川糸さんの「食堂かたつむり」。



柴崎コウさんが写ってる映画のポスターみたいなのは見た事あったけど、映画はおろか予告も見た事なかったんだけど。。。



深く深く、私の中におちていく本でした!!



本当に、、、、



っていうか、ブタのエルメスのファンになってしまいました。。。

ブタ飼いたいブタくん!笑



深くおちた理由はたぶん、

私の母が、お料理研究家の辰巳芳子さんを敬愛していること。



母はたしか2年ぐらい前から辰巳さん流の料理を勉強し始めたんですが、



私も最近その料理を食べると


「いのちをおいしくいただくってこういう味なんだ!!!」


ってびっくりすることがあって(例えば普通のみそ汁や野菜の味が全然違うの!)!


まさにその体験と同じようなことが「食堂かたつむり」で書かれていて。



さらに言うと、それは愛情とか、命のリレーであるっていうことも、

同じような視点で描かれていて。


深く深くしみこみ、母の考えている事と同じかはわかりませんが、ちょっと近い事に感性がたどり着けた本でした。





そして読み終えてしばらくして、自分の中にうっすらあったモヤに答えが出ました。


それは本のテーマとはあまり関係ないことだったんだけど。



私にとって歌は、自分の深い所にあるものを空間に散りばめる感覚。


これは、歌を歌いたいって思ってまだ歌ってなかった頃から変わらない感覚なんです。


でも、やっていく中で沢山のギャップやひずみが生じて、最初に描いていたような方向でなくなることもあります。


そしてそれをいつの間にか「そういうこともあるのかな」って思った時もあったけど。


今夜改めて思いましたわcoffee



原点の感覚が残らないくらいなら、歌なんか歌わないほうがいい!


そんなことして悩んでくすんで、周りの皆をしあわせにできないぐらいなら、


そんな思いして歌うよりも幸せな生き方があるってもんです。



やっぱり、歌うからには、魂でないと!!!


「何歌うときも変わらない感覚」があればいいんです。



それは、曲にも詞にもある意味で関係のない、魂の感覚です。


それは、いつかどこかで手にするまで探すものではなく、自分で失わないように持ち続けるもの。



そして、どんな時も思いっきり楽しめば良いんです!


「割りき」ったらいけん。


「楽し」まないと!


そして、自分の歌は苦しくても「魂」に沿うことです。


そのために生きることです。ね。




って、思ったんだよねええええ。。。。。


ちょっと、めんどくさい文章にはなってしまいましたが、


食堂かたつむりのこと書いたら自分の思いも書きたくなってしまいましたbon



最後まで読んでくれたあなたに、ありがとうチョコ