今回は、ジャニーズのSNS・ネット進出に対する反対派の意見についてまとめていきたいと思います。

賛成派については前回の記事でまとめたので、そちらをご覧ください。

始める前にひとつだけ。ここでは「アイドル」と「タレント」を書き分けています。これはジャニーズタレントの中には歌って踊るなどいわゆるアイドル業はせずに俳優一筋の方もいるため、話題を進めていく上でアイドルと限定した方が伝わりやすい部分はアイドルと、ジャニーズタレント全体を指す場合にはタレントと表記していますので、その点だけよろしくお願いします。

では、さっそく始めていきましょう。

 

 

アイドルとファンの距離が近すぎてしまう

 

そもそも、「アイドル」という言葉は英語の「idol」から来ていて、「偶像:信仰の対象、崇拝・盲信の対象とされるもの」という意味を持っています。つまり、ファンはアイドルに対して、単純に「かっこいい!」とか「歌やダンスが素敵!」といった感情を持つだけでなく、アイドルを憧れの存在として捉え、スター性を求めているのです。手が届かない存在であり、ファンとの間に一定の距離があることで、特別感を生み出し、アイドルという存在をさらに輝かせているのです。私自身、初めてジャニーズのライブに行ったときは、「うわぁ、本当に実在してたんだ…」みたいな感じで思わず感動しちゃいました笑

それにも関わらず、SNS等が解禁されて彼らのプライベートな面などがあからさまに露出されるようになった場合、おそらくファンとの距離は必要以上に近づいてしまいます。このことは、今までファンがアイドルに対して感じていた特別感やスター性が欠如してしまう、そんな気がするのです。アイドルがアイドルでいるためには、ファンとの一定の距離は必要不可欠であると考えられます。

 

 

タレントたちの身を守る

 

ジャニーズファンの中には、過激な行動や発言をする人もいます。例えば、関ジャニ∞の大倉忠義は、以前Johnny’s web内の連載を通して、ファンに執拗に追いかけられたり突然手を繋がれたりして頭を悩ませているという旨を綴りました。また、過去にはHey! Say! JUMPの中島裕翔に対するストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕された女性もいます。SNS等を通じて個人情報やプライベートが流出してしまったら、タレントの身が危険に曝される恐れがあるのです。

そのうえ、最近はSNS上での誹謗中傷も問題視されています。ジャニーズの中には、Jr.などといったまだ幼いタレントも数多く在籍しています。様々な危険から守るためにも、SNSやネットを解禁する必要はないと考えられるのです。

 

(引用: https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/11/08/kiji/20181108s00041000492000c.html

 

(引用:https://www.asahi.com/articles/ASM8R4KCGM8RUTIL015.html

 


 

反対派の意見をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

こうなってくると、ジャニーズに限らず芸能人のSNS利用について考えさせられるところがあるかもしれませんね…。

 

次回は、ジャニーズがSNS・ネット進出に関する話題についてのまとめです。今まで賛成派・反対派の立場から考えてきたことを踏まえて、最終的に、これから先ジャニーズはSNSやネットとどのように向き合っていくべきなのか、私なりにまとめていきたいと思います!