こんにちは、
emichikaがお届けしております。
イタリア・ピエモンテ州の
「白トリュフ祭り」の続きです。
トリュフフェスティバルを堪能し、
さて、次は
イタリアを代表する高級ワインとして
世界的名声を誇っている生産地
バローロへ移動！！
と、意気揚々と
ホテルでいただいたMAPで
移動方法を確認してみると・・
バローロ行きの次のバスは
なんと2時間後！！！
えぇーーー！
2時間・・
旅先で2時間って結構な
ロス時間ですよね。
でも、この時、私の感情は
不思議と乱れなかったのです。
初めましての方へ
⌘ 主人の他界、50歳過ぎてからの起業、
海外進出、モナコ移住・・・半生をふり返り、
ちょっとだけ先を歩いている私だからこそ
先に経験したことがある。
【EMICHIKA STORY】今、妹たちに伝えたい11のストーリー
以前の私だったら、
旅先で「2時間も足止め」をくらって
しまったら、キー！といらだったり、
時間のロスを嘆いたりしていたかも
しれません。
だけど、この時の私はどこか冷静で、
不思議と感情が乱れなかったんです。
「そっかー、2時間も時間があるのね。」
「それだったら、アルバの街をもう少し
眺めることも、お食事をすることもできる。]
だったら、どうしようかしら。
そんな風に穏やかに、自分の置かれた状況や
感情をただ淡々と眺めている私がいました。
私も人間、まろやかになってきたものだわ。
それどころか、
この2時間私にとって何か意味があるのかも！？
なんてね、そんなことに思いを馳せる余裕さえも。
だって、バスに今乗るか、2時間後に乗るか、
それってそんなに大げさな事じゃないでしょう。
それなのに、あぁもっと早く行動していれば、
私ってなんて運が悪いの、って自分を
痛みつけることなんて、そのほうが
よっぽどナンセンスだと思うの。
そんな風に気持ちを切り替えられれば、
何か「発見」があるかなぁとか、そこで
「偶然の出会い」に気づいたりできるのよね。
実際私は、バス停の近所を歩いていて
裏道に古びたカフェを見つけ、そこに
入りました。
アルバの村の中でもきっと飛び切り安く、
カプチーノとピスタチオケーキを2ユーロで頂ける
お得っぷり。
お店のイタリア人のおばあちゃんは、
私が日本人だと告げると、とっても
喜んでくれて、現地のおいしい情報を
あれでもか、これでもかと熱量込めて
教えてくれました。
残念ながら半分以上、内容は分かんなかったけどね！
とにかく熱量が伝わってきました。嬉しかったなぁ。
きっと数年先、アルバの村を思い出すとき、
真っ先に思い出すのは、偶然入ったお店での
このおばあちゃんとの出会いかもしれません。
人って、効率や効能をとかく求めがち、
何をするにも、ショートカットとか確実性とかね。
だけど、そんなものを一旦脇に置いて、
偶然に身を任せて動くのってとても大事。
一見無駄に見えるようなこと、その無駄を
楽しめるようになってこそ本物なのかもね。
そんな無駄を楽しめる私になる、
その練習を私は旅行を通して
やっているのかもしれません。
2時間後のバス( オープンバスでした！！)
に飛び乗り、無事バローロ村に到着
「王のワインにして、ワインの王」と称された
バローロ❤️
人生は楽しんだもの勝ちね！！
チャオ
emichika
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EMICHIKA Co.,Ltd 代表取締役
美プレナープロデュサー
えみちか
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