こんにちは、
美プレナープロデューサー
えみちかです。
クリスマスの
華やかにライトアップされた街中を見上げながら、
切なく胸を震わされた
この夏出会った男性のこと
それは、
ほのぼのとした時の流れと、パノラマが美しい
指折り星付きレストラン”アランロルカ” で
何十年とこの店で勤め上げようとしている
ソムリエ パトック が
お客として訪れ、
初めてあった私たちに
湧き出る思いを静かに語ってくれた 話。
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『わたしは、この夏で店を辞めること、
決心した。それは、哀しいことだが、
やっとクリスマスの聖夜を愛する妻と
ふたりで過ごせる時がきたんだ。
そう思うと何てしあわせなことだろうと思う。
わたしは、16歳のとき、近所の村に
暮らす娘に恋をして一緒になったんだ。
彼女のお父さんからは、この若ぞう！帰れ！
と追い返されたけど、必ずしあわせにします
と約束した。もう寂しい思いはさせない。
ふたりだけのクリスマス。
その日がついに来るんだ』
通訳 ルモアンヌ ステファニー
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レストランにおいて
一番繁忙のクリスマス時期。
長年連れ添っている妻と
この時期を過ごせることを
彼は心の底から願っているのだと
それは、何十年も彼のなかで温め続けてきた
彼の夢。。
この先も仕事優先で歩む人生を
選択することもできただろうに、
妻と一緒に過ごすために、
自ら仕事を辞める
彼の「覚悟の決め方」を
心底美しいと感じました。
長年抱き続けた、妻への思い。
お義父さんとの約束を
必ず果たすんだという強い決心。
彼の中での幸せの優先順位が
きちんと心の中で固まっているんですよね。
人生の最終章で長年温めていた
幸せをつかもうとしている彼、
それを本当に嬉しそうに語る彼の姿は
今でも鮮明に覚えています。
今頃、奥さんと楽しそうにクリスマスの
準備をしているころかもしれない…
いつまで澄み渡り童心のようなピュアで
妻への切ない思い
私の内にまで、温かな愛が流れてきて
温かになります。
夢の叶え方は本当に人それぞれ。
人生の最後に夢を叶えるのもそれはそれ。
大事なのは、
自分にとって一番大切なものは何か。
そして、どんな境遇であってもそこから目をそらさない、
その覚悟なのかもしれません。
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EMICHIKA Co.,Ltd 代表取締役
美プレナープロデュサー
えみちか
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