あけましておめでとうございます。
今年もまったりブログをよろしくお願いします。


1日から旦那さまの実家へ1泊。

楽しいお正月を過ごしました。


しかし家に帰った次の日から
長男くんと私が発熱。
と共に全身が筋肉痛のようになり。

…そう。
インフルエンザAになりました。



我が家は予防接種みんな受けてなくて。
なぜ受けてないかは私なりの
理由もあって、
ただ忘れてたわけでは無いのですが。

まあ熱は2日で下がり、
体の痛みは3日目で治りました。

何が救いって、
次男くんはケロッとしてる。
よく寝てよく食べる子は大丈夫なのかしら。

私もよく寝る子ですが
年末から正月はテレビとか見てて
夜更かししちゃったからね。
滝沢秀明見なきゃいけなかったし滝汗


さて、そんな事よりタイトルの
行方不明事件について。
これは昨日の話。


いつもは次男くんの保育園は
旦那さまが仕事に行く時に送ってくれるんですが。
昨日は仕事の時間が早くて
私が送っていくことになってました。

でも病み上がりの長男くんを
連れて行きたくなくて。
長男くんは寝てたので、
起きた時に怖がらないよう
説明してから行こうと思ったのですが…

何日も外に出てない長男くん、
説明しても自分も行くと大泣きしそうだなと
そう思って、
起きないことを願って
そのまま寝かせたまま次男くんと出発。



そして家に帰ってきたら
玄関のドアが少し開いている。
部屋の窓も少し開いてて、
長男くんの名前を呼んでもいない。

ベッドにも、トイレにも。


え???


開いてる窓から恐る恐る
下を見てみる。
下に落ちたわけでは無いのを見てホッとする。


パニックな頭の中を
ごまかしつつ冷静さを保ってる風に
自分に言い聞かせながら
長男くんの行きそうなところを考える。

公園とコンビニ??

信号の存在に気づいて
赤になったら止まれと分かってるけど
いつも車の方の信号しか見ていない長男くん。

最悪なシーンばかりが
頭をよぎる。


長男くんの名前を大きな声で呼びながら
自転車で走る。
でもいない。

一回家に戻って部屋の中を見てもまだいない。


そしたら、上の階の人が
家の近くで座り込んでるのを見たようで
一緒に探しますと言ってくれて。


私はまた心落ち着かせながら
考えろ考えろと暗示をかけて
子どもがいなくなったと
迷子になってると言いに
交番に行くことに。


そしたらなんと、
交番で泣きながら座ってる
長男くんがいたのです。

長男くんの姿を見て号泣の私。

は〜良かった。
本当に良かった。


どうやら、道路沿いにある駐車場の
縁石のところに座っていた長男くん。
それを見たどこかのおじいさんが
心配して交番に連れてきてくれたそうです。


おじいさん、本当にありがとう。


昨日はとても寒かったんですが
長男くんは、ジャンバーやコートも着ずに
上下パジャマのまま、
素足に大人用のサンダルを履いているだけ。

長男くんも慌てて私を探しに行ったのが
伝わる格好です。


上の階の人も、
最初は私に怒られて外に出されてると
思ったみたいで滝汗
だから様子を見ようとしてくれたみたいで
すぐに気づかず、
すみませんという感じでした。

いやいやいやいや、
本当にご迷惑をおかけしました。

寝てるのにそのまま置いていったのが悪い。


最悪なことにならなくて良かった。
信号をちゃんと分かってないから
道路を渡らずに座っていてくれたから
助かった。


とりあえず家に一度帰り、
長男くんと次男くんの写真を持って
おまわりさんにもらった
巡回連絡カード」を記入して
また交番に持って行きました。

写真には名前と
言葉が話せないとか
次男くんに至っては
迷子になってると分かってない
とか特徴を書いて。





やっぱり今回いなくなって
探す時に1番思ったことは
「あの子話せないのにどうしよう」
ってこと。

自分の名前だけでも言えたら違うのに。

とにかく
衝撃的な出来事でした。

もう行方不明になるような事は
絶対にさせないけれど。
しっかり一緒に街を歩いて
何度も何度も教えこまないとと
思ったのでした。








今年もいよいよ終わりです。


早かった。本当に。


今年の長男くんを振り返っておきたいと思います。





今年一年通して、
お料理作りとか知育菓子にハマっていました。

バレンタインも作ったし、
ホットケーキやドーナツ
(私がスイーツ作り苦手なのでそれぐらい)
あと秋ぐらいからは
夜ご飯を一緒に作りたがる毎日でした。





2月には兄弟2人とも
同じタイミングでロタウィルスに。

そして2人とも並んで入院しました。
まあ、2人同時で助かった滝汗






3月には私の実家へ。
飛行機もおりこうさんでいました。
というか、iPadさまさま。






そして長男くん、
いよいよ年長さんとなった4月。
縦割クラスなので、
年少〜年長のお友達がいるクラス。
今までは年上の子がいたけど
4月からは自分が1番お兄さんということで
母性本能に目覚めた一年でした。

最近は3日に1回は
「赤ちゃんが欲しい」
と言ってきます滝汗

「小学生になったらね」
とごまかしてますが、
そりゃーね。
ママだってもう1人欲しいよ!





そして今年は恐竜にもハマった1年。

恐竜の名前が分かるとか
好きな恐竜がいるとかじゃなく。
恐竜ならなんでも。
なのでダイソーに売ってる恐竜のフィギュア、
家に10個以上あります。

そして今ハマってるのは
数年前に放送されたキョウリュウジャー 。





そして夏には
3泊4日のキャンプに行きました。
写真は帰ってきた直後。
家族にとっても本人にとっても
すごく大きなイベントとなりました。





そして夏休みは
兄家族の家に遊びに行きました。

いとこ同士楽しい夏。





そして秋前には
親子で悩んだ登園拒否がありました。

プラス、ご飯を食べない日々。
おやつしか食べない。

「死にたいの?」
と私が泣き叫んで怒った日もあります。
児相から人が来るんじゃないの
ってぐらい怒鳴った日も。

悩んだ約3週間。
携帯のアルバム見てもその頃の
写真が無い。笑

自分の親に泣きながら電話で話したのは
長男くんが生まれてから
初めてだったかもしれません。
産後の手術以外でね。

もう戻りたくないと思うけど
きっとこの先何回もあるんだろうなゲロー

ま、それが子育てって事だよね。
きっと。
障がいがあろうと無かろうと。




毎週土曜日に行ってる
発達支援のデイサービスの
ハロウィンパーティーでは
ノリノリでスパイダーマンになって行きました。

スパイダーマンの映画見た事ないのに
YouTubeってすごい影響力。






そして6歳に。
同じ22qのお友達に比べたら
発達的にはだいぶ遅い長男くん。
それでもどんどん心はお兄さんになっていて
伝えたいことも増えて
出来ることも増えて
感情は私から見ると30歳くらいに
感じることさえあります。



次男くんの反応が増えたことで
更に次男くんへの愛情も増した1年。

次男くんが少し言葉が出てきたので
複雑な表情をしていることもあるけれど。

でもお互いを守りあってる感じが
障がい持ってる2人でも
こんなに家族愛って芽生えるものなんだと
実感できるようになった年末。





そしてお店などでも
手話で「ありがとう」が出来るように。
今までは手話が分かる人にしか
しなかったけど、
分からなくても伝えることが大事と
教えるようにしています。
お魚屋さんで「ありがとう」をした時、
お花屋さんでお店の人に話しかけられて
手話で「僕は話せないよ」と伝えた時。

長男くんの背中がすごく大きく見えました。
立派に育ってるなぁと。


それもこれも長男くんに関わる
たくさんの人たちのおかげ。


感謝でいっぱいです。


たくさん泣いて
たくさん笑って
たくさん悩んだ1年でした。


あっっっっという間!

年が明けたらいよいよ
長男くんの年長さんもあとわずか。

楽しく思い出たくさん増やせますように。


ブログをなかなか更新しないのに
いつも見に来てもらって
本当にありがとうございます。


感情の起伏の激しい私に
お付き合いいただき感謝します。


また来年もこのペースかな滝汗

それでもまたお付き合いくださいませ。


良いお年をお迎えください。







年の瀬ですね

早い1年だったなぁ。
久しぶりに次男くんのことを。


自閉スペクトラムの次男くん。

疑いから、受け入れ拒否の日々。
そして受け入れての激動の去年。

まあ、これは私とパパの感情であり
本人はいたって普通の1年。

そして今年に入ってかなーり成長した
次男くんです。

去年の彼の視界はスポットライト状態。
目の前に私が来ないと気づかなかったり
近くのおもちゃも気付かず
目の前に持っていってやっと気付く。


そんな次男くんの視界が広がりはじめ、
大人数の保育園に4月から通いはじめ
更に成長していきました。


人を人として認識し始め
今までよりママをママとして求め
長男くんの存在も気付き
パパはよく遊んでくれる相手と気づく。

抱っこを求めるようにもなったし、
ギューって言ったら
笑顔で胸に飛び込んでくるようになりました。


最近はクレーン動作も多いので
その都度次男くんが求めることを
私が口に出して言い続けていると
毎回じゃないけれど、
私の手を引っ張りながら

「ママ、きてー」

と棒読みですが言うようにもなりました。

お菓子を持ってきて

「ちょーでぃ(ちょーだい)」

とも言うように。

パパが仕事に行く時は
玄関に行って
「バイバーイ」
とお見送りも出来るように。


何かが出来た時に
周りが拍手して喜んでいると
その顔を見渡して嬉しそうにしてくれたり。


とにかく人に気付いてからは
本当にたくさん成長してくれています。


彼の見ている世界は
私から見ていても分からない事も多いけど、
こんな風に見えてるんだなと
時々理解も出来るようになりました。


そんな時。

長男くんの通う施設に
次男くんも週に2回通っていますが、
週に2回通う子達が集まっての
クリスマス会がありました。


いつもは運動遊びをするホールで。

運動遊びの時に、
彼がいつも寝転んだり
前転をしたりする緑色のマットが
敷いてあり、
そこには赤ちゃんグループが親子で
座っていました。


そう、その時の次男くんの視界には
赤ちゃん親子はうつっておらず。
その緑のマットだけがはっきりと
うつっていたのだと思います。

赤ちゃん親子がボヤーっとして見えて
緑のマットだけが浮き上がって見える
そんな光景が私も見えた気がしました。


次男くんは案の定、
クリスマス会の間何回も
その緑のマットの上を駆け抜け、
前転をしたり寝転んだり。


もちろん赤ちゃんの親子が座ってる中で。

私は必死に緑のマットに行かないように
ストッパーになっていましたが、
こんな時の次男くんは早い。


もちろん療育施設ですから、
赤ちゃん親子も優しく
笑ってくれたりしていたのですが、
最後の方で一緒に来ていた
赤ちゃんのおばあちゃんに言われちゃいました。


「ここは赤ちゃんがいるのよ。
見て分からないの?」


謝るしか出来ないけれど、
久しぶりに心に突き刺さる。

外の世界ではこういうのはよくあるけれど、
この療育施設で言われたことに
胸がズキッと。

もちろんその言葉を聞いても
私は次男くんを怒る気になりません。

走らない
前転をしない
赤ちゃんがいるでしょ
緑のマットに入らない


言葉で通じれば、
それを言われて理解出来れば、
療育施設に通ってませんよ。

そうやって思われる我が子が不憫に思えたし
おばあちゃんは孫が踏まれるかもという
心配から怒ったのも理解出来るし
誰が悪いわけでもない状況が
更に胸を痛くするわけです。


その日は前回の記事の
長男くんのトラブルで
その施設の先生と話し合いがあったのですが
その時に
「次男くんのクリスマス会はどうでした?」
と聞かれて、
涙もろい私はまた大泣きしたのでした滝汗


次男くんは何も悪くない。
この子は良い子なんです。

と言いたくなる出来事。

でも赤ちゃんに怪我させなくて良かったと
ホッとしたり。

もっと違う形で止められたかもと思うけれど
普段と違うクリスマス会ですから。

その間怒ることなく
楽しんでいた次男くんを見られたのも
とても嬉しかったのも事実。

まあ、何はともあれ

1人で家で泣いていたはずが
施設の先生の前で悔し泣き出来て
スッキリしました。


そしてこの時、
次男くんの視界が理解出来たことが
ちょっと母親らしくなれたのかもと
思えて、それは嬉しかったです。




最近、保育園で手を繋いで
お散歩をしてくれてるからなのか、
私の手を握って歩いてくれる次男くん。

手が離れそうになると
次男くんから離れないように
握り直してくれるのには
毎回嬉しくて泣きそうになります。


今日も近所のコンビニまで行こうとしたら、
次男くんは少し離れたスーパーに
行きたかったらしく、
その次男くんに付き合って
長男くんと3人でお散歩しました。


ちょっと立ち止まって空を何回も見上げ
ニコニコしている次男くん。

綺麗な晴れた冬空を見ているのかなぁ。

それとも少し浮かんでる雲が何かに見えるのかな。


電信柱も毎回下から見上げて
しばらく観察する次男くん。


植物も好きなので
毎回色んな角度から見る次男くん。


「葉っぱ」

とその度に声を掛けてるのですが、

今日はその声掛けをはじめて数年、
初めて次男くんが私の顔を見ながら


「はっぱ」


と言いました。


継続は力なり


次男くんと一緒にいると
この言葉の大切さが心から理解出来る。


2日で出来るようになる事もあるけど、
「はっぱ」は何年もかかったなぁ。



とにかく幸せをくれる次男くんです。