常々想うのは、いつになったら自分になりきれるのだろうということ。
自分を変えたいだなんて言ったらかっこよく聞こえるけれど、結局変えることはできないんじゃないかって思う。かといって、こんな卑小な自分を受け入れる勇気もなくて。
私は厳しい自分が嫌いだった。柔らかくなりたかった。なのに今はそういう自分が嫌い。
今までは努力が私の取り柄だった。なのに今はそれができない。今まで容易だったことに困難をおぼえているのがなによりも辛い。解決方法がわからない。努力を知らなければこの大学に来ることも部活に入ることもなかったのに。
根性で叱られたこととかなかった、むしろ根性ない人を叱る側だったし、努力できない人のことを不思議に思っていた。
あんなに涙がにじんできたのは、ただ悔しいとかではなくて、1番嫌いなはずだった人種に自分が成り下がってたからなんですよ。