プロレスファンの皆さん、こんばんは。
昨日、
プロレスファンにとって悲しいニュースが飛び込んできました。
80年代~90年代にかけて、
日米プロレスマット界において、
”ザ・ロードウォリアーズ” として活躍した、
アニマル・ウォリアーさんが亡くなったとの事です。
まだ60歳という若さでした。
相棒の、
ホーク・ウォリアーさんが亡くなられて17年、
(もうそんなに経つのかというのも驚きですが)
アニマルさんも亡くなられて、
まさかこんなに早くロード・ウォリアーズの二人がこの世を去るとは、
いまだに信じられません。
だって、
ロード・ウォリアーズといえば、
リング上では敵なしを思わせるほどの暴れっぷりでしたからね。
ロード・ウォリアーズが、
日本マット初登場した全日本プロレスの試合は、
今でも忘れられない。
入場曲の『アイアン・マン』が流れるや
マネージャーのポール・エラリングを先頭に、
疾風怒濤のごとくリングになだれ込み、
相手チームをまとめて吹っ飛ばし、
相手の攻撃は鋼の肉体で弾き飛ばし、
ものの3~4分程度で秒殺してしまう圧倒的強さ。
当時小学生だった自分には衝撃的すぎるシーンでした。
反則裁定やリングアウト決着も多かったと記憶してるし、
技なんてそんなにたくさん出すわけじゃないけど、
ただ殴る蹴る、
パンチやタックルひとつがド迫力だったし、
相手のチョップを平気で受け流す鋼の肉体と、
必殺のダブルインパクトが見られれば、
もうそれだけで充分に満足できる強い強いタッグチームでした。
当時のプロレスを見ていたファンと話す時は、
今でも必ずと言っていいほどロード・ウォリアーズの話題が出ます。
とにかくカッコよかった、強かった!・・・と。
それくらい魅力的なタッグチームでもありました。
ロード・ウォリアーズと超獣コンビ(ハンセン&ブロディ)が戦ったら、
どっちが勝つだろう?
・・・なんて妄想は、
昭和プロレス者なら必ず議論したテーマですよね。
スタイナーブラザーズとか、
殺人魚雷コンビとか、
ベイダー&ビガロとか、
ジュラシックパワーズとか・・・
戦わせてみたい外国人タッグチームがたくさんありましたよ。
もうそれは、
今となっては叶わぬ夢ですが。
ロード・ウォリアーズの入場曲『アイアン・マン』。
この曲のイントロが流れただけで、
今でも戦慄が走ります。
本当に本当にカッコよかった。
アニマルさん、まだ早すぎるよ・・・・
思えば、
もうベイダーもビガロもいない。
ブロディもアンドレも、
ゴディもウィリアムスもオブライトもいない、
その上、ロード・ウォリアーズまで・・・
自分がプロレスファンとして、
青春の1ページを彩ってくれた外国人レスラーたちが、
どんどんいなくなっていく寂しさ。
たまらないものがあります。
アニマルさん、
今頃は天国でホークさんと再会してるかな?
酒でも酌み交わしてるかな?
またロード・ウォリアーズを再結成して、
馬場&鶴田組や、
殺人魚雷コンビあたりを相手に、
大暴れしてるかもね。
思えば天国のプロレス界の方が、
現世のプロレス界よりもずっと面白そう(笑)
アニマルさん、ホークさん、
長い間たくさんの感動をありがとうございました。
長いプロレス人生、本当にお疲れ様でした。
謹んでご冥福をお祈り致します。