皆さん、こんばんは!
また本を読みました!(笑)
先日ご紹介した、
天下一大五郎シリーズ第1弾、
『名探偵の掟』 の続編にあたる作品です。
【あらすじ】
図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、
探偵天下一になっていた。
次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。
実はそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。
この街を作った者の正体は?
そして街にかけられた呪いとは何なのか?
『名探偵の掟』の主人公が長編で再登場。
前作の『名探偵の掟』は短編小説でしたが、
今回は長編小説となっていて、
そこそこ読み応えがありました。
現実世界にいる「私」が、
ひょんなことから別世界に迷い込み、
その世界では探偵天下一として存在してしまうという、
若干ファンタジーな要素も含みつつ、
次々と殺人事件が起き、
しっかりとした推理小説としての謎も用意されているので、
続きが気になり一気に読む事が出来ましたよ。
”「本格推理」という概念が存在しない街”
”その街には歴史がない”
”自分の存在意義を忘れてしまった街の住人”
謎が多いこの別世界で次々と起こる怪事件の真相は?
事件の黒幕は誰か?
何故「私」はこの世界に迷い込んだのか?
小説を読み進めていく途中で、
「私」の正体や、
この別世界がどういう世界なのかが、
薄々分かってくるのですが、
最後の結末はほんのり切なくて、
自分は少し泣きそうになりました・・・(笑)(´Д⊂
前作『名探偵の掟』は、
全体的にコメディタッチな描写が多かったですが、
今回の『名探偵の呪縛』は、
比較的シリアスモードで話が展開します。
昔からの小説ファン、
特に推理小説が大好きという方、
もしくは、
昔読んだ小説に深い思い入れのある方、
是非一度この作品を読んでみてはいかがでしょうか?(^-^)/
では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ
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