まず、そもそも財政破綻などない、
ということから話は始まる。
そもそも、日本は世界でも数少ない自国通貨で国債を
発行し、かつ相応の生産力のある国であり、
このような状況下で政府が国債を発行してデフォルトや
インフレが起きることは想定しづらい。
であるならば、きちんと国家が必要な資金を拠出し、
その上で民間企業が(そもそも企業である必要すらないと思うが)
きちんと事業を行える環境を整えることは十分可能である。
山本を批判する方のなかには、結局借金して事業を行うのは、
将来世代へのつけのさきおくりではないか、という批判があるが、
そもそもつけなんてものはないのである。
だって、日本政府が発行してる日本円で借りてるんだから、
日本政府がお金を刷って返せば、それで済むんですもの。
だから、真面目に働くあなたが無理してそのつけを払う
必要はないのである。
みんなを苦しめる過剰労働をなくし、
真に必要な仕事や皆が幸せを感られる活動に
よって世界が変わっていく。
これは夢物語ではなく、現実的な資本主義からの出口戦略なのである。