〜母、メンタル崩壊〜
お気楽母ちゃんでも、この病室療養(監禁状態)でメンタル崩壊しました。
まず、病室(個室)から出られない。
これが本当にきつかったです。
硬いイスに一日中座りっぱなし。夜は長女が寝ているベッドの空いているスペースに縮こまって仮眠。
長女が1日中点滴をしていたので、昼夜問わず3時間毎に点滴の機械が鳴り響き、ナースコールをして看護師さんを呼び、点滴を交換してくれます。
体はバキバキ、寝たかと思ったらピーピー鳴り響いて、ほとんど寝れませんでした。
食事は日持ちするパンを冷蔵庫に入れ、明日の分、明後日の分と、計算して食べていました。
そして冷蔵庫に入れているので、かたくなって、おいしくない。冷たい固形物をただただ食べている感じ。
1週間過ぎた頃からお腹はすくけど、食欲がないというか、食がすすまない。
あの時食べたパンはもう今後食べたくないですね
しかも夫チョイスのパンが、甘いものばかりで
シュガー、あんこ、シュガー、シュガー。
賞味期限長いものを頼んだから、そうなったのかどうかはわかりませんが。
そして、1番の悩みは、次女のこと。
夫が3日ほど仕事を休んで、次女をみています。
夫の勤務する会社は、、、な会社で。
家庭より仕事優先、子育ては母親の役目的な考えの上司がいて
夫か私の親に次女の面倒をみてもらえないのか?と当たり前に言われたそうです。
どちらも基礎疾患有の家族でいて、高齢なので。とそこはちゃんと伝えたそうです。
ちょうど次女の通っている園でコロナが流行っていた為、もしかすると次女からの感染ではないかな?と思っていました。
そして、夫が仕事休んで3日目。そろそろ仕事復帰しないと上がうるさい。
次女をどうしようかと悩みに悩み、夫に聞く次女の体調は症状なし。万が一を想定して無症状者の感染力、感染期間などを調べました。
親に次女をお願いして、快く受け入れてくれていたのですが、最後の会話で「もし次女がコロナだった場合、私達は大丈夫なのかな?」
と、、、
この言葉で今まで耐えていたメンタルが一瞬で崩壊してしまいました。
もし、ここが自宅なら何も考えなくていいのに。
この隔離されている病室にいるから、私は何も出来ない。
ちょっと次女に会いに行く事も出来ない。
そもそも、病室から出れない。
何も出来ない。何も出来ない。誰も頼れない。
こんなにコロナが憎いと思ったことはありません。
憎い憎い憎い。
そして、親にはこちらからお願いしましたが、断りを入れました。
その事を夫に伝え、夫も姑に聞いてみましたが、断られたそうです。
あんなに、孫孫孫♡と、かわいがってくれるおばあちゃん達は、結局コロナの前では何もできません。
親と祖父母の違いってこうゆうところなんだなぁと、気付かされました。
こんなお気楽母ちゃんでも、コロナであろうと何であろうと、自分の身を案ずる事はなく、娘のそばにいたい。それだけなんだと思いました。
次女のそばにいたい。
長女のそばにいたい。
叶わない思いでしたが、願いはそれだけでした。
(この時の私は、勝手に涙が溢れ出て止まらない、精神的にもやばかったです。誰にも頼れず、次女を思うだけで苦しくなり、自分の無力さがとても悔しかったです。
長女にはバレないようにただただ必死でした。)
もし、娘だけがコロナになったら、私も感染するだろうな。仕方ないよね。と思うのが、親なんですね。
そして、私は夫に、
「クビになってしまっても仕方ない、次女の為に仕事休んで。とりあえず陽性者と同じ10日間は休んで」と伝えました。
腹を括りました。
それしか方法がありません。
色々調べましたが、濃厚接触者に該当する次女は、市の支援サービスも×です。
※ちなみに、夫は長期出張に行っており、長女の入院が決まって、バタバタ帰って来たので、濃厚接触者にはなりませんでした。