画像出典:Winstar*Extended 6.01.04 / Matrix Software
今回は、2025年3月29日(土)に迎えたおひつじ座の新月についてリーディングしていきます。
今回の新月のテーマは、「自分を信じて進む時!」です。
おひつじ座の新月とは
先月、水の星座であるうお座で起きた新月は、私たちの内面に焦点を当てながら、直観力を高めてくれたり過去の癒しを促しました。
今月おひつじ座で起きる新月は、12星座を一周し新たなスタートを切る、いわば「終わりと始まり」を切り替える大きな転換点です。
3つある火の星座のうち一番最初のおひつじ座は、今までのサイクルで学んだ何かを一度うお座でリセットした後、まったく新しいなにかを始めるエネルギーに満ちています。
まるで赤ちゃんが「おぎゃー!!」と大きな産声を上げて生まれてくるように、そのエネルギーは純粋で、恐れる事を知りません。
そんなおひつじ座で迎えた今回の新月は、あなたに新しい環境や旅行など、目の前にあることに
「よし、やってみよう!」
「とりあえず計画してみよう!」
という意欲を与え、あまりあれこれ悩まず行動できる力を与えてくれそうです。
おひつじ座新月のサビアンシンボル
おひつじ座9°(生まれ10°)のサビアンシンボルは、「古い象徴に対する新しい形を教える男」。
Photo by Nipin Niravath
このシンボルは、世界を支配する古い法則を理解し、それを人に伝えるということを意味しています。
古い形を新しいものに変えるには、時代に合わせたり自分の思考や感性に合わせて大胆に変えていくことが大事です。
今回の新月で始めたくなること、というのは、今までの決まりきった考え方からは違う、まったく新しい何かなのかもしれません。
今回の新月はさらにスペシャル
さらに、今回の新月は部分日食でした。
Photo by Benhur Emmanuel
日食とは太陽が月によって隠れることをいい、月が太陽の一部を隠す現象です。
地球、月、太陽が一直線に並ぶ新月の時に起こりますが、 月の公転軌道は地球の公転軌道に対して約5度傾いているので、普段の新月では太陽と月が完全には重なることはあまりありません。
ですが、今回の新月はこの地球、月、太陽が部分的に重なる部分月食が起きるのです。
部分月食の影響は、ここから約半年の間をかけてじわじわと現れると言われています。
穏やかな変化ではありますが、後から振り返ると、きっと「あの時から新しい流れが始まった」と気づくことができるでしょう。
うお座の終わりに惑星が大集合
また今回の新月とは別に、注目すべき天体の配置があります。
それは、うお座の終わり付近の度数に水星、金星、土星、海王星がまとまって滞在していること。
水星と金星は逆行と順行を繰り返しながら、4月中旬までのしばらくの間、かに座にいる火星とおうし座の天王星を頂点にした小三角形を形成します。
4つの天体がうお座に同時に存在しているこの期間は、うお座の直観力や共感力が強調されます。
そして小三角形というポジティブな星々の角度により、そこにかに座の火星による積極性や行動力が加わり、また土の星座であるおうし座は、うお座とかに座の2つの水の星座に安定感を与えます。
そしてそれは天王星の影響で、予想せぬ変化や、意外な展開を迎えることもある兆しです。
ひょっとして、
「突然の引っ越しや転勤が、思いがけず良い結果となった」
「ふとした偶然から、新しい人間関係や仕事が舞い込む」
などということを体験する人もいるかもしれません。
自分を信じて進む時
おひつじ座の新月は、「恐れずに新しい挑戦を始める」ためのエネルギーを届けてくれます。
今までとは違う視点で物事に取り組むことで、半年後には大きな変化を実感できるはずです。迷わずに一歩踏み出してみましょう。
またこの時期は、直感と行動が自然に結びつき、意外な展開があなたの人生に新しい彩りを加えるでしょう。
自分の感覚を信じて、一歩ずつ進むことで素敵な変化が訪れるはず。
今回のおひつじ座新月のメッセージは以上です
あなたのこれからの29日半が、素晴らしい期間になることをお祈りしています。