ひとつ失えばひとつ強くなる。
ひとつ失えばひとつ賢くなる。
ひとつ失えばひとつ手に入れて。
そうやって失ったたったひとつはもう二度と、この手に戻っては来てくれない。
くだらない意地となくならないプライドでどうしても欲しかったものを手放した。
迷路のように張り巡らされた運命の選択をしながら生きていくその過程で、またひとつ選択をしただけだった。
どうしても欲しかった。
泣き叫ぶほど。喚くほどに。
だけどそれを手放して、
いまにも破裂しそうなくだらない意地とプライドをこの手で必死に掻きあつめた。
ひとつ失って、手に入れる。
そんな選択の毎日の、迷路はどこに続いてるんだろう。
迷って止まって戻って進んで、今日は何歩進んだだろう。
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