残念なことに、次男は、親戚の「八百屋のおじさん」に似ている。
見事な「つるっぱげ」である。

口に出して言ってはいけない。と暗黙のルールがあったが、先日、同居している義母が本人の前で言ってしまった。
次男は高校2年生である。
思春期の真っただ中である。

「八百屋のおじさん、知ってるよね。あんた似てるね。将来、ハゲるわな」
ずばり、歯に衣つけぬ直球である。
次男は、しばしの沈黙のあと、部屋を出て行った。

実際、額が広い。
地肌がみえるほど、毛が細い。
ちなみに、長男は私に似て、髪の毛が太くて多い。
しかもくせっ毛。
なぜ兄弟でこんなに違うのだろう。

コンビニに行ったらしい。
袋ぶら下げ帰宅。

「今はいいかつらがあるから」
「いっぱい勉強して金持ちになって、増毛すればいい」
周りにいた家族が口々に言う。

「大丈夫。スキンヘッドにするからさ。中途半端に残さないよ」
「だからさ、勉強しなくてもOK」

とびきりの笑顔である。
「八百屋のおじさん」も笑顔が憎めないひとである。

もしかしたら「はげ」って、ポジティブのアンテナで、都合のいいように解釈できる才能があり、
とびっきりの笑顔でみんなを幸せにしてくれるひとなのかもしれない。

さて、いつから本格的に毛がなくなっていくのか。
「八百屋のおじさん」に聞いておこうと思う。

それ前に私としては、嫁を貰っておいてほしいのだが。

http://m字ハゲ育毛剤.jp/