今回は魂の時点で自分の人生を決めてくることの意味についてお話ししていきます。
生まれる前に自分の人生を決めてきたと言うと皆さんもっとお金持ちに生まれたかったもっと美人に、もっとイケメンに生まれたかった、障害を持ちたくなかった、こんな人生自分で選んでいるはずがないと思われるかもしれません。
果たしてお金持ちや容姿の優れた人が本当に幸せなのでしょうか?
無い物ねだりで、裕福な人がキラキラ光って見えるのかも知れませんが(Instagramのようにキラキラ光ったところしか見せませんしね)。
実際は新たなカルマを作っているだけだったりします。
人は恵まれた環境にいるとそれ以上に学びを深めようとか、弱い人の立場を思いやることができません。
周りにマウントを取るために着せ替え人形のように使いきれないほどの洋服や靴、カバンに囲まれても本人の心は満たされているでしょうか?
物を使い捨てにしていると来世は貧困な人生を送るカルマとなります。
容姿が優れていれば本当の自分の心は見てくれず、容姿だけにありとあらゆる人が群がってきます。
それが本当に幸せなことでしょうか?
モテて人気があるなんて良いじゃないと思われるかもしれませんが自分が生理的に受け付けないような人から執拗に追い回される危険性もあります、生霊も飛んでくるかも知れません。
男でも女でも性被害に遭う可能性が増します。
またお金でも容姿でも上を見たらキリがありません。
上には上の、今いる座から落ちたくないと言う心の葛藤が生まれます。
もし今、自分が恵まれない環境にいる、顔の美醜で苦しんでいる。
そんな方は苦しい人の気持ちを理解するためにその人生を選んできているのです。
裕福に美しく、何不自由なく生まれれば今のあなたの気持ちは理解できないでしょう。
前世のあなたがそんな恵まれた人生を歩んでいた可能性もあります。
裕福に美しく生まれ、それでも次元の低いところで自分のことしか考えられない行いをしていれば結局は来世で人の気持ちがわかるようにと苦しい人生を送ることになります。
逆に裕福に美しく生まれても弱い人の気持ちのわかる、周りの人のことばかりを考えて動けるような人は更に魂が磨かれ上へあがっていけるでしょうし。
貧しく生きづらさを抱えている人がそれでもその困難を自らの知恵と工夫で乗り越えていく、そんな精神性の高さがあれば魂が磨かれ上へあがっていけるでしょう。
このように苦しい人生であってもそれを選んで生まれてくることには意味があります。
上手くいかないことを人のせいにしたり、自分の人生を呪ったりしないで魂の成長の機会にしてくださいね。