【こぶしファクトリー ミニライブ&お見送り会】

場所:神戸ハーバーランドセンタービル、B1F「スペースシアター」

 

 

 

2月前半のことなので、かなり今更ですが、

神戸ハーバーランドで行われた、

こぶしファクトリーのリリースイベントに参加しました。

 

同グループは、既に3月末での解散が発表されており、

今作がラストシングル。

ミニライブ形式としては、当日が関西最後のリリイベでした。

 

 

いつの間にか、すっかり「こぶし組」になっていましたが、

5人の歌声を生で聴くのは、1月のハロコンを含めても、

この日が7回目と、思いの外多くありません。

 

メンバーの人生なので、勿論そこは尊重したいと思いますが、

今後も、もっと長く応援していきたかったなあというのが、

ファンとしては、正直な気持ちでしょうか。

 

 

 

今回のリリイベは、日程が発表されたのが、

職場の希望休が締め切られた後だったので、

シフトが出るまで、行けるのかが分からなかった。

 

その為、先月のハロコンの時も、

「これが最後かもしれない」という思いで見ていたのですが、

結果的に、リリイベの日は「夜勤明け」で、無事参加が叶うことに。

 

体力的には辛い面が多々あるので、

勿論、欲を言えば「休み」のほうが良かったですが、

関西最後のリリイベだっただけに、

参加出来るという時点で、充分に嬉しかったです。

 

 

迎えた当日は、勤務が何事もなく無事に終わり、

ほぼ直帰に近い状態で、職場を出れた。

そこから神戸へ向かい、現地に到着したのは11時15分頃でした。

 

いざ着いてみると、受け付けの列がどえらい状況…。

とにかく物凄い人数だった。

 

「関西最後のリリイベ」ということで、

これまでよりも多くなるのは、想像がついていましたが、

そんな想定の、遥か上をいく状態。

 

 

後に知ったのだけど、この日の関西は、

モーニング娘。'20の通称「盛り沢山会」が、

コロナウイルスの影響で、中止になっていました。

 

 

既に関東等から遠征してきていた方など、

イベント難民となったモーニング娘。ファンが、

多数参加した面も、大いにあったようです。

 

 

人が多いのは嬉しい反面、

受け付けは10時から始まっていたのもあり、

自分の番までに完売しないか、心配にもなった。

 

結果的には、購入制限があったこともあり、無事予約出来ました。

ただし、11時15分の到着とほぼ同時に並んだのが、

僕の番が回ってきた頃には、12時10分になっていた。

 

 

この間、1部は本来12時からの入場だったのが、

列が終わる気配が無い為に、

一旦時間を遅らせるというアナウンス。

 

更には、それでも終わらないので、結局まだ列が続く状況だけど、

12時10分から入場を開始する、という流れがありました。

 

この入場開始は、まさに僕が予約のやり取りをしている最中で、

「もし良番でも間に合わないなあ…」なんて思いましたが、

結果的に1部は700番台で、そんな心配とは無用だった。

 

 

 

しかしその一方、2部は「58」、3部に至っては「36」。

これまで見たこともないような若い番号を、2つも引き、

嬉しい以上にびっくり!

 

 

 

本当に沢山の人がいたこの日に、

2部と3部が、良番すぎるくらいの良番、

良番でも間に合わない1部だけが700番台、というのは、

あまりにも出来過ぎていて、何だか怖いくらいでした。

 

 

ちなみに、その後イベント参加券の状況は、

1部のミニライブ終了時には、2部と3部が完売し、

「お見送り会」しか残っていない1部も、残り10枚程度という状況に。

そしてそれも、程なくして完売したようです。

 

 

 

話を開始前に戻すと、1部に関しては、上の階にあるコンビニで、

栄養ドリンクやサンドイッチなどを買い消費していたら、

結局完全に出遅れてしまい、

呼び出しが終わった頃に、優先エリアに入ることになった。

 

普通にしていれば、時間を持て余すレベルで間に合ったんですが、

夜勤明けから直行してきた為に、

予約が終わった頃は、丁度眠気と空腹がピーク。

 

このまま参加するのは、あまりにも厳しかった為、

遅い番号なら、さっと行動すればいけると思ったのだけど、

結果的に間に合わなかったのでした(汗

 

 

あと、これまで大きな番号を引いた際のように、

上の階で見える位置を探したのだけど、

開始が迫っていた時間だけに、どこの階も人がいっぱいで、

結局下に戻ることになり、ロスしてしまった面もあります。

 

入ってみると、もう一番後方の柵の傍、

それも出入口ぎりぎりの場所にしか、空間は無かったです。

神戸ハーバーランドに来たのは、この日が4回目ですが、

優先エリアからの観覧は、何気にこれが初めてとなりました。

 

 

尚、後のMCによると、

こぶしファクトリーが、ここでリリイベをするのは、

ラストシングルの今回が、実は初めてだったらしい。

 

言われてみれば、過去に僕が参加したリリイベは、

初拝見時を含め、いずれも「なんばOCAT」でした。

 

 

 

僕が1部で優先エリアに入れたのは、12時27分頃。

呼び出しが終了した後に入ったとはいえ、

極端に遅れたわけではないので、

この頃が、優先エリア入場自体が終わった時間の筈。

 

直後の12時半には、公開リハーサルとなり、

新曲の片割れ、『スタートライン』の1番を披露。

生の5人を見れるのは、やはり大変嬉しかったです。

 

同時に思ったのは、優先エリアの最後方だった割には、

「意外とメンバーが見える」ということでした。

少なくとも5人中1人、位置によっては2~3人の顔が見えていました。

 

 

そこから更に経過し、12時40分には本番がスタート。

入場を遅らせた分、ミニライブも本来の12時半から、

10分遅れることなったのでした。

 

1部の場合、1曲目は『開き直っちゃえ!』でした。

昨年のアルバム『辛夷第弐幕』に、新曲として収録された中では、

一番好きなものだったので、大変嬉しかったです。

 

 

 

その後の流れは、短いMCの中で、

『LOVEマシーン』のアカペラをサビ1回分披露した後、

4曲連続のブロックとなり、それが終わると、

告知を挟んで、締めに『スタートライン』。

 

4曲連続のブロックは、最初(トータルでは2曲目)が、

新曲のもう片方『青春の花』だった。

 

計6曲で、時間は約30分。

この構成は、新曲2つを歌うタイミングや、

MCで『LOVEマシーン』を披露するのを含めて、

2部と3部でも全く同じでした。

 

 

1部の場合、既に名前を挙げた以外の3曲は、

『Come with me』、『GO TO THE TOP!!』、『好きかもしれない』。

 

最初の『開き直っちゃえ!』を含め、

アルバムに、各自のメイン曲として収録されたものが、

中心になっていました。

 

唯一の旧譜『GO TO THE TOP!!』も、

好きな曲の1つだったので嬉しかった。

 

 

整理番号が「58」だった2部は、前から4列目の中央付近に待機。

この時は、真ん中にいるメンバーが前の人で隠れるものの、

左右の4人までは、同時に見えていた。

 

距離も近くて、30分を通せば、

表情も含めて、5人共の顔がしっかり確認出来ました。

 

 

入れ替わり曲は、1曲目が『チョット愚直に! 猪突猛進』、

連続ブロックの『青春の花』以外が、

『ハルウララ』、『急がば回れ』、『明日の私は今日より綺麗』。

 

チョット愚直に! 猪突猛進』は、生で聴くのが、

昨年5月のホールコンサート以来でした。

この時は、ライブでの歌唱以外にも、

OP映像の音源に、アカペラ版が使われていたのが印象的だった。

 

 

元々は、そう好きでもなかったのだけど、

ホール公演を境に、すっかりお気に入りになった曲です。

今回久々に生で聴けて、大変嬉しかった。

1曲目だったので、会場もいきなり盛り上がっていた感じでした。

 

 

 

『ハルウララ』は、発表された時点から、とても好きだった曲。

これも、聴くのはホール公演以来だったでしょうか。

 

『急がば回れ』は、この日に初めで生で聴いた。

密かに結構好きなのだけど、

まさか今回、聴けるとは思っていませんでした。

 

 

明日の私は今日より綺麗』は、

1部で披露された『開き直っちゃえ!』と共に、

それぞれのメイン曲の中では、特に好きな曲なので、

勿論嬉しかった。

 

先に書いてしまうと、各自のメイン曲の中では、

『アンラッキーの事情』だけが、この日は披露されませんでした。

 

引退となる和田桜子さんがメインなので

その面では複雑だったけど、単純に曲だけで見ると、

他の4つに比べて、個人的に「一番印象が薄い」という感覚なので、

仕方ないかなあという気もしました。

 

 

 

この2部は、開始前の説明の際に、

担当のスタッフさんが、BOØWYの名言を引用し、

「ライブハウス・スペースシアターへようこそ」から始めていたのも、

非常に印象に残っています。

 

当日は2部に限らず、優先エリア以外でも、

上の階から見ているファンも沢山いる状態で、

まるでホール公演かのような雰囲気でした。

 

 

 

3部は整理番号が「36」で、待機したのは3列目の右寄り。

ただ、位置取りを若干失敗したようで、

結果的には、2部のほうが見える範囲は広かった(^_^;

 

それでも、至近距離で3人までは同時に見えていたので、

充分に満足度は高かったです。

 

良番自体、普段そうそう引くことはないですが、

3つ中2つの部で良番を引くなんて経験は、

もしや、2度とないかもしれないですね。

 

 

入れ替わり曲は、1曲目が『押忍!こぶし魂』、

連続ブロックにある3つが、

『サンバ!こぶしジャネイロ』、『おらはにんきもの』、『亀になれ!』。

1部とは逆に、初期の曲を多く入れた感じですね。

 

ただ『おらはにんきもの』に関しては、

「これを入れるくらいなら、他に聴きたいのが沢山あった」というのが、

正直な感想になってしまう。

 

歌われた際、会場は大変盛り上がっていたので、

リリース当時を知っていると、

また感覚が違ったのかもしれないですが。

 

 

以前にも触れましたが、ハロプロでちらほらと見受けられる、

アニソンや懐メロの唐突なカバーに対し、

個人的には、全く心が躍らない身。

 

過去に行ったアンジュルムのリリイベや、

カントリー・ガールズのライブでも、

『魔女っ子メグちゃん』やら、チェッカーズのカバーやらが流れると、

「これかよ…」とがっかりした記憶があります。

 

 

 

 

結局、この日は3部を通して、『シャララ! やれるはずさ』も、

『明日テンキになあれ』も披露しなかったので、

尚更、上記の感想になってしまったところがある。

関西最後のリリイベで、両方歌わないとは思いませんでした。

 

それらの面では不満もありましたが、

3部も全体を通せば、大変楽しかった(^_^;

特に『亀になれ!』に関しては、改めて良い曲だなあと思いましたね。

 

 

ラストシングルの2曲も、ここまであまり触れていなかったですが、

どちらも凄く好きだったりします。

これでもかというくらい、「解散」を意識させられる曲なので、

ちょっと切なくもなりますが。

 

特に3部での『スタートライン』は、それが終わってしまうと、

「関西での最後の歌唱も終わる」という状況なので、

「終わって欲しくない…」という感情になったりもしました。

 

 

昨年4月に、アンジュルムのホール公演に行った際、

『46億年LOVE』で、ふいに感傷的になったけど、

今思い返すと、あの時と同じ感覚だった。

 

 

その日は、和田彩花さんが、

アイドルとして大阪で歌う最後の機会。

『46億年LOVE』は、所謂「オーラス」だったのでした。

 

 

 

3部とも、ミニライブの後には「お見送り会」があり、

僕も全ての部で参加しました。

普段なら「一斉握手会」なのが、

昨今のコロナウイルスの影響で、この形式になっていた。

 

ただ、マスク姿のメンバーの前を、順次流れていくという感じで、

「言いたいことを伝える」という意味でのハードルは、

結果的に、一斉握手会以上に高かったです(^_^;

認知されているような立場でもないので、尚更という感じでしょうか。

 

 

お見送り会の後は、やはり3部とも最後に挨拶があり、

基本的には、リーダーの広瀬彩海さんが、

代表してコメントをしていたのだけど、

3部の場合は、5人共がそれぞれ挨拶。

 

コメントの中で、広瀬さんが、

「関西最後ということで、泣いているファンがいた」

ということに触れていたのが印象的だった。

 

 

 

また丁度この挨拶の時、バックに『スタートライン』の、

カラオケ音源が流れていたのだけど、

野村みな美さんが、非常に印象的な行動に出ていました。

 

 

カラオケに乗せて、該当部分の歌詞をちらほら歌い、

ファンとの掛け合いをしてくれていたのでした。

あえてなのか、天真爛漫さ故からかは分かりませんが、

いかにも野村さんらしいサービスだなあと思いましたね。

 

 

そして、5人を揃った状態で見れるのは、

この挨拶が、僕にとって最後の瞬間だった。

挨拶が終わると、5人は順次ステージから去っていきましたが、

ここでも「ああ、行ってしまう…」、「行かないで欲しい!」という感情。

 

特に和田さんは、解散と同時に引退なので、

尚更そういう気分になってしまいました。

 

 

広瀬さんが紹介した人のような、涙までは出なかったけど、

僕も、ミニライブの最後を含めて、

終盤は、何かと感傷的な気分になった。

 

「こんなに良いグループが解散してしまうなんて…」とも、

当日は何度も思いました。

改めて、自分が思っていた以上に、

こぶしファクトリーというグループの、大ファンだったようです。

 

 

3月には、一応大阪で「盛り沢山会」が予定され、

当日も、告知はされていました。

 

とはいえ、同日にあったモーニング娘。'20が中止になったように、

コロナウイルスの影響で、ハロプロの盛り沢山会は、

2月頃から、順次中止となっていた状況。

 

こぶしファクトリーも、この頃は例に漏れずだったので、

それが開催されるのかは、限りなく怪しいと感じていた。

 

 

だから、当日はミニライブ形式に限らずとも、

これが本当に最後になってしまうんだろう、という気持ちが強く、

そのつもりで観覧していたところがある。

 

3部制のリリイベで、全ての部に参加したのは、

こぶしファクトリーに限らず、実は今回が初めてだった。

 

夜勤明けという状況の中での参加で、

神戸はそれなりに遠いこともあり、

帰路は猛烈な眠気に襲われたりもしましたが、

行けて、本当に良かったです。

 

 

 

 

そしてここを放置している間にも、コロナウイルスを巡る状況は、

収束どころか、悪化の一途を辿っていた。

 

前述の盛り沢山会も、絶対やるわけないなあと、

中止を確信していたのですが、

先日、予約していた握手券とチェキ券が、自宅に届き、

非常にびっくりしました。

 

 

 

半信半疑でHPを確認したら、握手会はトーク会に変更となったり、

メンバーもファンもマスク着用という状況ながら、

こぶしファクトリーだけは、また開催していく予定らしい。

 

ハロプロの他グループは、これまで通り中止になっているので、

「解散する前の最後の機会」というのが、

大いに影響しているようです。

 

 

最後ということもあってか、

申し込んだうちの多くが、落選になったものでしたが、

握手券(という名のトーク券)を見るに、偏りはあるものの、

一応うまくばらけて、5人全員の券がある模様。

 

本当にこのまま開催されるならば、

それが、僕が「こぶしファクトリーとして」のメンバーを見れる、

正真正銘のラストになります。

 

「やって大丈夫なのかなあ」とか、

「これ以上悪化したら、再度中止になるかもしれない」等、

いまだに、半信半疑なところがあるけど、

開催されるなら、現状「払い戻し」にはせず参加の予定です。