【こぶしファクトリー ファーストコンサート2019 ~GWスペシャル~】
場所:大阪放送会館・4F「NHK大阪ホール」

 

 

 

こぶしファクトリーの単独ライブが、NHK大阪ホールでありました。

グループとしては、約1週間前のリリイベ以来、

3回目の生拝見になります。

 

 

こぶしファクトリーのライブは、

昨年まで、ライブハウスの公演しか無かったらしい。

それが今回、東京と大阪の2日間ながら、

ホールでも開催された、という流れでした。

 

 

実施中の春ツアー(ライブハウス)とは、あくまで別枠扱いですが、

タイトルは、ツアー同様「春麗(はるうらら)」。

大阪は、東京(5月3日)よりも後の日程だったので、

僕が行ったのは、「2日目にして千秋楽」ということになります(笑)

 

 

ところで、最近になって気付いたんですけど、

ハロプロでは、ライブハウスで行うものは「ライブ」、

ホールや日本武道館で行う場合は「コンサート」と、

それぞれを呼び分けているようです。

 

ただ面倒くさいのと、個人的にしっくりこないのとで、

この記事では(そしておそらく今後も)、

今まで通り「ライブ」を使わせて頂きます(^_^;

 

正しい定義は知らないけど、なんとなくコンサートは、

クラシック等で使うイメージがあります。

 

 

会場となるNHK大阪ホールは、

モーニング娘。のツアーでも定番ですが、

僕が参加した2回は、どちらも別会場。

 

 

 

先日のアンジュルムも、オリックス劇場を使ったので、

実際に行くのは、今回が初となりました。

ハロー!プロジェクト関連のライブには、これで5度目の参加。

4回は今年に入ってからで、初参加も昨年の12月です。

 

 

去年から今年の初めにかけては、

色々なグループのリリイベに「初参加」出来たので、

この春は、ライブにも拡大していった感がある。

 

 

ちなみに、東京にある本家?のNHKホールにも、

過去に1度だけ行ったことがあります。

2014年11月に開催された、

アイドリング!!!の「14th ナンバリングライブ」でのことでした。

 

 

 

この日の夜公演は、あみみ(菊地亜美さん)の卒業ライブであり、

何度もバラエティーで共演した、

戦友のももち(嗣永桃子さん)から、花も届いていました。

 

 

 

ハロプロに興味を持ったのは、引退してしまった後なので、

今思うと、オタ活で「ももち」が絡んだ貴重な場面だったりする。

そういえば、ももちは浜浦彩乃さんを可愛がっていたようですね。

 

 

 

当日は、入場開始の約40分前に到着。

僕の最寄駅からだと、乗り換えなしで行けるうえに、

通勤定期の範囲内なので、なかなかありがたかった(笑)

 

いつものように、入場開始と共に並んで、

中でグッズを購入するつもりだったのですが、

確認のつもりで、ホールのある4Fまで行くと、

列はなくて、待ち時間ゼロの状態だった。

 

それならば先に購入しよう、と物販ブースに行ったのですが、

この時点で、個人グッズはタオルもシャツも全て売り切れ

また、僕は買ったことがないんですけど、

写真の類も、殆どが売り切れていました。

 

 

 

よく考えると、モーニング娘。やアンジュルムは、

あくまで春ツアーの中の1日でしたが、

今回は全体でも2日間で、しかも最終日。

 

準備した数も残数も、これまで参加したライブに比べると、

圧倒的に少なかったのでしょう。

結局、シャツは春ツアー用しか買えず、

タオルはそれすら売り切れで、未購入になりました。

 

 

自分の見通しが甘かったとはいえ、

いきなり残念な感じになりましたが、

会場の雰囲気は大変良くて、

これからの公演には、大いに期待が膨らみました。

 

 

尚、「NHKホール」は、東京も大阪も、

意図的な妨害電波?により、客席では携帯が繋がらない仕様。

実行されるのは、公演の約30分前からのようで、

この頃を境に、一切スマホが繋がらなくなりました。

 

今回、座った状態で時間を潰すつもりで、

早めに席に行ったのだけど、

最初は繋がっていたので、完全に忘れていました。

 

もう両脇の席にも人がいたので、再度出ていくのも気がひけて、

以降は、かなり手持ち無沙汰になりました(^_^;

本でも買っていけば良かったですね。

 

 

そうこうしているうちに、O.A.のLovelysが登場。

曲が、またもや『ドレドレ』だったのはさて置くと、

こぶしファクトリーのメンバーとは交流が深いだけに、

ホール公演が実現したことに、2人もかなりの思いがある様子。

 

普段だと、あくまでもオープニングアクトということで、

簡単な自己紹介と一言程度なのですが、

今回は歌う前に、「私たちも本当に楽しみにしている」と話したり、

退場前にも、再度盛り上げるようなことを言っていました。

 

 

 

今回のO.A.は、昼夜共に5分前だったので、

Lovelysが退場した後にインターバル?はなくて、

そのまま注意事項の映像が流れました。

 

それも終わると、なんかQUEENっぽい音楽が流れて、

まだ暗いステージに、順次5人が登場。

音楽が止まると、『これからだ!』を1曲目にして、

ついに公演は開始されました。

 

 

これまでこぶしファクトリーの公演には、

必ずカバーが含まれていたようですが、

今回のセットリストは、全てオリジナル曲でした。

 

個人的には、タイトルまでは怪しいものもあるとはいえ、

オリジナル曲は、未音源化のもの以外は分かる状態。

未音源化の曲でも、『亀になれ!』は知っています。

 

一方、カバーは「定番」等も一切分からないので、

全てがオリジナルだったのは、大変嬉しかったです。

曲数も十分ありますし、今回に限らず、

カバーは封印でいいんじゃないかとも思います。

 

 

ちなみに、1曲目が『これからだ!』だったのもあり、

最初は盛り上がる曲を連続していくのかと思ったら、

次がバラード系統の『ハルウララ』。

 

好きな曲なので、聴けて嬉しかったけど、

2曲目だったのは以外に思いました。

 

その次は、再度盛り上がる系統の『明日テンキになあれ』で、

たまたまなのか意図したのかは分からないけど、

最初の3曲は、全て5人になってからの曲だった。

 

 

そして、今回のオープニング映像は、

開始前ではなく、この3曲が終わった後に流れました。

 

内容は、『チョット愚直に! 猪突猛進』のアカペラ版をバックに、

順次メンバーが紹介された後、それぞれが何かしている姿や、

5人でわちゃわちゃしている様子が、ひたすら流れた後、

最後にタイトルが表示される、という構成。

 

基本的にほんわかしていて、良い映像だなあと思ったんですけど、

個人的に特に好きだったのは、

メンバーごとに5分割されている画面で、

野村みな美さんだけが、遅れて走ってくる場面でした。

 

 

 

その後も、合間にMCや映像を挟みながら、

次々とオリジナル曲を披露。

 

基本的に好きな曲が多いんですけど、既に名前を挙げた以外だと、

『シャララ! やれるはずさ』、『未熟半熟トロトロ』、『念には念』、

『亀になれ!』辺りを聴けたのが、特に嬉しかったです。

 

この中でも、『シャララ! やれるはずさ』は、

こぶしファクトリーの中で、1番好きな曲。

生で聴くこと自体初めてだったので、

イントロが流れた瞬間は、大変気分が高揚しました。

 

 

また『未熟半熟トロトロ』に関しては、歌っている際、

バックのモニターに、これまでを振り返る映像が流れていた。

 

中身は、メンバーに選ばれた瞬間や、デビューが決まった際、

(おそらく)初公演の後で泣いている姿、

5人になってからの再出発の様子、

今回のホール公演が決まった際の姿など。

 

非常に良い映像だったのだけど、びっくりしたのは、

映像の前半では、辞めた面々を含めた「8人」での姿も、

普通に、そして何回も流れていたことでした。

 

 

 

正直な話をすると、僕が知った時点で既に5人だったことに加え、

揃いも揃って、辞め方やその後の行動が最低レベルな為、

これまで元メンバーの3人に対しては、思い入れがないのは勿論、

マイナスの感情しかありませんでした。

 

ただ今回の映像には、「5人」と一緒に喜んだり泣いている姿があり、

残念な去り方はしたにせよ、同じ夢を追ったかつての仲間であり、

紛れもなくグループの一員だったんだなあと、

少し、考え方が改められることになりました。

 

 

今回の公演は、最後の挨拶を除くとMCは前半の1度だけで、

広瀬彩海さんが、和田桜子さんと野村さんに、

意気込みを問う内容でした。

 

和田さんは、東京の公演から髪型を変えて、

ハーフテールにしてきたという話。

確かに似合っていて、大変可愛かったです。

 

 

野村さんは、この日は2回目なので、

「初めて」だった、東京公演より落ち着いて出来るかと思ったら、

全くそうはならなくて、汗が凄いという話をしていました。

 

 

 

他の、「普通ならMCになりそう」な場面は、

最初は前述のオープニング映像で、

後半は和太鼓によるパフォーマンスだった。

 

和太鼓に関しては、最初は「何故?」と思ったけど、

思いの外キマっていて、大変格好良かったです。

本人たちのブログによると、この公演に向けて、

4ヵ月前から練習していたとのことでした。

 

 

パフォーマンス繋がりだと、ライブの序盤のほうに、

井上玲音さんによる、ボイスパーカッションがありました。

 

 

一旦はけたメンバーが、再登場する場面だったのだけど、

最初は井上さんだけが登場し、単独でパフォーマンス。

暫くすると、それをバックに4人も登場し、

以後、メドレー形式のアカペラで、2曲を披露していました。

 

 

アンコール時の挨拶では、まず和田さんが、

「いきなり2日間組んでもらえた」ことに感謝しつつも、

「やっぱり2日だけじゃ物足りない」と発言。

 

そこから、「ツアーとして行えるようになりたい」と意気込みを語り、

客席は大いに盛り上がったのでした。

 

ただし、その流れの中で発した、

「皆に遠い存在と思われるかもしれないけど」という言葉には、

あまり反応がなかったので、広瀬さんが、

「そう思ってないみたいだよ」と、冷静に突っ込んでいました(笑)

 

 

続く浜浦さんは、『未熟半熟トロトロ』での映像について言及。

編集してくれたのは、スタッフだったらしい。

 

「あれ、感動しませんか?」と言っていたので、

最初は「自分で言うんかい」と思ったのだけど、

その後で、「8人時代もちゃんと入っていたのが嬉しい」

旨のことを語っていました。

 

辞めた3人に対しては、メンバーがどう思っているのかも、

ちょっと気になっていたのだけど、

少なくとも浜浦さんは、今でも悪い感情はないようですね。

 

 

井上さんは、この日も披露したボイスパーカッションについて、

「1からどころか、本当にゼロから始めた」と発言。

 

難しくて大変な思いもしてきたようですが、

それだけに、この公演で自信をもって、

堂々とパフォーマンスが出来たことに対し、

嬉しさもひとしおな様子でした。

 

 

野村さんは、NHK大阪ホールに来るのが、

つばきファクトリーとの合同イベント以来だった話。

 

 

その時の客席は、あくまで両方のファンだったけど、

今回は、全員が自分たちを見に来てくれているので、

一体感が凄かったという感想でした。

 

 

ただし、ファンが互いに肩を組む曲については、

東京公演よりも、その姿が少なかったらしく、

「大阪は仲が悪いのかなと思った」と発言。

他のメンバーには、「初対面だからだろう」と突っ込まれていました。

 

正直な話をすると、僕もやっていなかったうちの1人です。

初対面の人といきなり肩を組むのは、

人見知りでコミ障の人間には、ハードルが高すぎます(苦笑

 

 

広瀬さんに関しては、各自のコメントの後に、

すぐリーダーとしての挨拶があったこともあって、

個人として何を言ったのかが、思い出せない状況。

 

ただ、リーダーとしてのコメントの中で、

直前までの各自の挨拶を例に挙げて、

思いを上手く言葉にするのが、苦手なメンバーばかりだと発言。

 

 

この記事だとかなり要約していますが、

実際には、それぞれ言葉がうまく出てこなかったり、

逆に話が脱線して異常に長かったりしたので、

この言葉は、「確かに」という感じです(^_^;

 

しかし、「その分、で思いを伝えていきたい」と話し、

「これからも応援して欲しい」と結んでいたのが、

非常に印象的でした。

 

 

 

この挨拶の後、締めに『辛夷の花』を歌って、

まずは昼公演が終了。

時間にして、約115分でした。

 

 

先週のアンジュルムもそうでしたが、

今回は個人的に、本格的なライブへの初参加だった。

 

それだけに、事前の期待値は異常に高かったんですが、

終わってみれば、それすらも更に上回る満足感。

余韻に浸りつつ、夜公演にも大いに期待が膨らんだのでした。