この2つの異なった状態を交互に繰り返して、
脳の神経細胞が異なるレベルの活動を行います。
正常な夜間の睡眠では、こういったサイクルを5~6回
繰り返します。
では、その2つの異なった状態とは、
いったいどういったものなのでしょうか。
そのうちの1つ「ノンレム睡眠」は、深睡眠とも
呼ばれています。
入眠時には、まずノンレム睡眠状態になります。
このノンレム睡眠はさらに、3つのステージに分類されます。
・ステージ1:浅い眠り
・ステージ2:いわゆる本当の睡眠
・ステージ3~4:深い徐波睡眠(じょはすいみん)、
または「デルタ波睡眠」
各ステージが終わると、目覚めにくくなります。
どのようにして脳がノンレム睡眠を作り出しているか
については、まだ解明されていません。
鬱や不眠症に悩む方が、深い睡眠をとるには、
脳内神経伝達物質、特に成長ホルモンとストレスホルモンの
バランス。
そして、交感神経と副区間神経の関係性が重要と
されていうことを認識し、ストレッサーを無くす
方法や考え方を身につけていきましょう。