どうも、暁です。



今回は、数年前に僕が脚本を書いたボイスドラマの紹介です。



タイトルは「フォールダウン」。一応、推理モノです。



推理する点は4つ。



1つ、フーダニット。誰が犯人か?



2つ、ハウダニット。犯行方法は?



3つ、ホワイダニット。犯行の動機は?



4つ、劇中のマサアキの最後の台詞。「犯人は6人の中にいる」。8人じゃなく、何故6人なのか?



一応、出題編のみで全て解答できる内容には作ってるつもりです。



ただ、僕も初めてミステリーの台本を書いたので、難易度のバランスはおかしいかもしれません。



実際、公開当初も犯行方法を完全に当てられた方はいませんでした。



それでもよければ推理してみて下さい。解答編URLは後日公開します。



あ、それと最後に一応ヒントである登場人物紹介を。




◇ヒジリ:〈力-Strength-〉
常に首から提げている聴診器がトレードマーク。
いつもニコニコ敬語キャラ、世話好きで解説好き。ポジションは弄られ。
マサアキからは「ヒジリン先輩」と呼ばれている。



◇マサアキ:〈愚者-The Fool-〉
元気がよく、いつでも誰にでも笑顔、小さい子の面倒を見るのも好き。
喜怒哀楽がころころ変わり、思ったことはすぐ行動に表す。
決まり事厳守。色は黒・白・赤、食べ物はビスケットが好き。ジーンズにスニーカー等の動き易い服装を好む。



◇コウダイ:〈戦車-The Chariot-〉
消防士。声も身体も大きく、豪胆。ジャイアニズム(「俺の物は俺の物。お前の物も俺の物」)気質。
幼馴染グループのリーダー的存在。過去にキリカに告白してフラれた経験を持つ。
普段着は動き易いジャージ姿が多い。実年齢より老けて見られる事も。



◇キリカ:〈女帝-The Empress-〉
家事手伝い。実家が富豪の為、無職にも拘らず身に付けている物の額は高い。
高飛車で姐さん気質。意外と世話焼き。ツンデレ。
服のセンスは華やかさよりもシックで大人な雰囲気。今日のオシャレポイントはマーメイドラップスカート(レースの紐で止めるタイプの長い巻きスカート)。



◇シュンペイ:〈吊るされた男-The Hanged Man-〉
町工場勤務。気弱で、いつもおどおどしている。
幼い時に両親が他界した為、孤児院で育った。共に育った妹は現在地元で暮らしている。
服装は冴えない大学生風な感じ。黒縁メガネと古いマフラー着用。



◇カズキ:〈恋人-The Lovers-〉
システム・エンジニア。好色で異性に目がない。見栄っ張りで口が軽い。
アカリと付き合っているが浮気の回数は数知れず。異性がいればとりあえず口説く。
私服はお洒落なスーツ系が多い。髪も染めている為、一見ホストに見えなくもない。両手の各指に指輪着用。



◇アカリ:〈運命の輪-Wheel of Fortune-〉
声優志望。天然でブリっ子。自分の可愛さの使い方をよく心得ている。
カズキと付き合っているが、彼の浮気には気付いてないフリをしている。
ワンピース等の女の子っぽい服装を好み、身体を締め付けるアクセサリーは苦手。髪型はツインテール。



◇タエ:〈月-The Moon-〉
謎の少女。ペットの猫とは仲が良い。
「シュレディンガーの猫」は生と死を併せ持って存在する事が出来る。
では、彼女の存在とは……?


事件:
【第1の事件】
 被害者:アカリ  死因:撲殺?
 現場:施錠された【幻想の部屋】で発見。
    頭部から多量の出血跡。密室殺人?
    

【第2の事件】
 被害者:カズキ  死因:絞殺?
 現場:何故か女子トイレで下半身裸の状態で発見。
    首下を少し太めのひも状の物で締めた痕がある。


【第3の事件】
 被害者:シュンペイ  死因:事故死?
 現場:エレベーターシャフト内(2Fの吹き抜けから見下ろした1Fのエレベーター天井部)で発見。多量の出血跡。



補足説明:

◆【マピッチュ・ガーデン】
「インティワタナ」と呼ばれる塔の上に建造された空中テーマパーク。ペルーにある空中遺跡「マチュ・ピチュ」をモチーフとして作られた。
塔はそれぞれ五本建っており、中央にあるのが入場ゲート及び各種制御設備の揃った「インティワタナ・アタワルパ」。それを囲むように四つの塔が建っている。
北にあるのは「インティワタナ・ケーナ」。音楽系のアトラクションが集まり、ミュージカル、パレード、路上パフォーマンス等が行われる。
南にあるのは「インティワタナ・ガウチョ」。絶叫系等のアクティブなアトラクションが多く集まっている。
東にあるのは「インティワタナ・マテ」。主に飲食関係の店が集まっている。
西にあるのは「インティワタナ・トゥパクアマル」。お化け屋敷や探索系アトラクションが多く集まっている。
塔によって遊べるアトラクションの種類が差別化されており、最上階ではケーブルでそれぞれのインティワタナが繋がっている為、移動可能。
マスコットキャラクターはマチャッピー。デフォルメされた二足歩行のコウモリっぽい生き物。モチーフは吸血行為を行うと噂される未確認生物(UMA)のチュパカブラ。


◆【スーパイ・ウナ・カーサ】
1階:玄関ホール、エレベーター、男子トイレ、女子トイレ、キッチンダイニング、バス、友好の部屋(応接間)、守護の部屋(倉庫、スタッフルーム)
2階:エレベーター、男子トイレ、女子トイレ、知識の部屋(書斎)、月読の部屋(寝室)、幻想の部屋(子供部屋)、宵闇の部屋(客室)、旋律の部屋(演奏室)


◆【シュレディンガーの猫】
量子学者エルヴィン・シュレディンガーの提唱した量子論の思考実験。
箱の中に生きた猫と自動毒ガス発生装置(スイッチが自動でONになる確率は1時間で50%)を入れる。
一時間後に箱を開ければ猫が死んでいるか生きているかが分かる。
しかし箱を開けない限り、この猫は「50%生きていて」かつ「50%死んでいる」という矛盾した状態を重複したまま存在出来る、という理論。


◆【ノックスの十戒】
1928年にロナルド・ノックスが発表した推理小説を書く際のルール。守る義務は無いが、推理の指針になる事もある。
(注)*この物語は十戒に則り書かれています*

 1.犯人は物語の当初に登場していなければならない
 2.探偵方法に超自然能力を用いてはならない
 3.犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない
 4.未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
 5.中国人を登場させてはならない(この場合の「中国人」とは「超常現象を駆使する人物」を指す)
 6.探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
 7.変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
 8.探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
 9.“ワトスン役”は自分の判断を全て読者に知らせねばならない
 10.双子・一人二役の可能性は予め読者に知らされなければならない




フォールダウン出題編

(*上が前編となっていますが、正しくは下のプレイヤーが前編、上が後編です。ご注意を)

http://www.voiceblog.jp/sr-vd/1424263.html