エルクレスト下北沢店
木村佑介です!
夏、本番ですね(^_^*)
こう暑くなると増えるのが水分摂取量ですが、なんでもかんでも飲めば良いというわけでもないのです。
2012年12月に国立がん研究センターは
「清涼飲料水を毎日飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べて脳梗塞になる危険性が1.8倍高い」
と発表しました。
この飲む量も250ml(約コップ1杯分)であることから、的外れなことを言っていないことがわかります。
研究班の見解では
「女性は小柄で筋肉の量が少なく、血糖値や中性脂肪が上がりやすいことが、炭水化物や糖分を含む清涼飲料水の影響を受けやすいのではないか」
という意見が上がっています。
ちなみに男性においては2013年5月の日経新聞に以下のようにに報道されました。
「カロリーを抑えたダイエット用の清涼飲料や炭酸飲料を週に250ml以上飲む中年男性は、ほとんど飲まない男性に比べ、2型糖尿病を発症する危険性が1.7倍になる」
ちなみに、この研究結果への見解としては
「清涼飲料に含まれる人工甘味料が甘いものへの食欲を増進させている可能性がある」
というものでした。
人口甘味料についても2011年、アメリカでの研究があります。
「高カロリーの甘いものを食べれば満足感を得られるが、人工甘味料を摂取した場合、満足感が得られず、甘いものをより食べてしまう現象が起きる」
これは摂取する側の主観的な行動を見たものではありますが、充分使える意見であると思います。
なぜなら、この研究は「人工甘味料は身体の中で糖分として認識されづらい」という可能性を含んでいる意見だからです。
だから、自分は甘いものを控えていると思っても、過剰摂取している可能性があるということなのです。
人工甘味料を利用した「糖分ゼロ」という飲料はたくさん出ていますが、「危険性ゼロではない」ことを知ってほしいと思います。