1960年代から、アメリカでは脂肪摂取が原因で肥満が進んでいると言われ、脂肪を減らすことによる肥満改善を推し進めました。
1971年当時
脂肪摂取の比率は36.9%
肥満率は14.5%
でした。
そこから30年かけた2000年は
脂肪摂取の比率は32.8%
しかし、肥満率は30.9%
と増えてしまったのです。
更に、糖尿病の人数もこの間増え続け
1995年には800万人であったのが
2005年には2080万人と激増してしまいました。
現在でも、脂肪の原因として疑われているのは食事中に含まれる脂質の割合です。
しかし、脂質は細胞を作ったり、コレステロールや各種ホルモンの原料にもなる重要な栄養素です。
単に脂質だけカットしていく食事法はダイエットはもちろん、健康という意味でもマイナスになる可能性があるのです。