私は下北沢店にてパワープレートを通じて運動の必要性をお伝えしていますが、なんと300年前の養生訓においても運動の必要性が説かれていました。
というのも、後漢時代の中国の名医「華佗」の言葉に以下のようなものがあったためです。
「人の身は労働すべし。労働すれば穀気消えて、血脈流通す」
現代の言葉に直せば、「運動してカロリーの消費をちゃんとして、血流良くしなさい」という意味になります。
そして養生訓中には
「人は欲を少なくして時々は身体を動かし、長いこと同じ所に座っていないように気をつければ、血気が良く循環して滞る心配がない」
という解説を設けています。
流水腐らずという言葉の通り、良い状態が保たれている血液循環では、良い体調が維持出来ると考えられます。
実際、日常において胸椎を中心とした背部のエリアは非常に運動性を欠く部分となっています。
手足は少しでも動かすけど、背部まで大きく動かす人は少ないと思います。
そのため、気づかない内に背部の筋肉の緊張は進んでいることがあります。
私自身がパワープレートを行う際に真っ先に背部に振動を入れる理由はここにあります。
つまり、動きの悪くなっている背部を中心に血流促進の刺激を入れることで、体調を整える際の手掛かりとしてほしいためです。
少し話がずれてしまいました。
養生訓中では先にお話ししたように、運動を重要な要素として挙げています。
それは東洋医学の考えが「流れないこと」「滞ること」「通らないこと」に非常に敏感に対応する事に起因するのかもしれません。
自分の血液循環、しっかり保てていますか?
自身がない方はパワープレートなんてオススメですよ?