衝撃の一夜が明けて
次の朝…

やっぱりよく眠れなかった
 
一番の心配は娘の事

娘は小学四年生から中学受験を視野に
塾に通い始め、5年生の今では週3日
晩御飯のお弁当持って22時まで頑張る毎日

目標の中学を考えるために
学園祭や学校見学も積極的に行き始めてた矢先
この話がやって来た

泣きながら塾を辞めたいと言った日もあったし
彼女にはサボローがついてるのかと思うくらい
塾の宿題が進まない時も。 
そんな時はいつも本当に受験する気があるのかと
真剣に話し合いもしてきた。

だから常に目標に向かって努力するように
言い続けてきた事を
親の都合で簡単にあきらめさすような事をしても
良いんだろうかと2人で悩む。
 
親が考えてる理想は帰国子女枠で
英語をもっと頑張ってくれたら良いなという理想

でもあくまでもこれは親の理想であって 
子供達がどう考えるかはまた別の話であるのも
よくわかってる。


「まだ一年あるとは言え、1年間頑張って来た彼女に
なんて伝えれば良いんだろうね?」 

「無理やり連れて行くのは 
親のエゴじゃないのかな」
 
「子供達と私だけ残ると言う選択肢もあるけど
やはり子供達にとって一生のうちに
経験出来るのならさせておきたいかなぁ」

「正解が何かはわからないけど
家族がやっぱりバラバラで5年間も生活するのは
さみしいね」

「下の子も一年生になったばかりで
こっちに帰って来たら5年生…
ま、下の子はまあまあ心配ないかな」

諸々…

よなよな夫婦で話し合う日々が続きました
もちろん子供達が寝静まってからの
極秘プロジェクト

とりあえず子供達に話する前に
お互いの親に話さないとね…

といいつつ

私の父は数年前に他界している
祖母は数日前に亡くなった状況で
私は大好きな自分の母になんて説明すれば
いいんだろう…

いろんな人の思いを考えると
独身の時のように簡単に海外に住みたいとは
考えられなくなってる状況に
頭を悩ませる日々が始まりました

次回予告

子供に伝えるよりも辛いかも…