欲しいのは。結局、このてのひらの中には何も無くて。気がつく度に、痛みが走る。居場所なんて、見えないままだ。喚きちらすことも出来ず、喉の奥に飲み込む苦み。いっそ、彼女たちのように何もかも吐きちらせたらラクになるのだろうか。愛されたいわけじゃない。ただ、僕は誰かに絶対的に必要とされたいだけ。