天使ママ✩鈴✩ -2ページ目

天使ママ✩鈴✩

26週で死産した娘の事。
年の差カップルの事。
そのほか結婚の事。

フレンチのデートから数日後毎日電話がかかる。
お互いのペットの話しや、ペットの話し。
ほぼ、ペットの話ししかしてないけれど、悪い人だとは思わなくて。

ただ、時折俺と話してていいのかな?
と言いたい事だけは伝わった。

そして、クリスマスに会うことに。

しかし、私が高熱にて点滴治療する事に、クリスマスはキャンセル。

そして年明け2日に会うことに。
キャンセルしても、私の体調しか心配してくれなかった。
うん、なんだか嬉しい。

「初詣に行こうか?」
「でも、渋滞しますよ、申しわけないし」
「いいよ、そしたら○ちゃんと二人で沢山話せるし」
え?そんなこと言うタイプなんだろうか?
まあ、いいか。
初詣楽しいし、屋台がジュルリおっと、よだれが


初詣の帰りまだ朝早いから、空港へ行くことに。
行きの空港でチラホラ雨が降ってるが、傘をさすほどではない。
フードをかぶって小走りするかとフードを被ると、傘を一本持って広げている彼と目が合う。
「風邪引かせたら悪いし」

と、相合傘。
いや、風邪引かないでしょ。
と思いながらも、何故か相手が緊張しているのがわかった。

そしたら、肩をそっと掴まれてもっと近くに来て、濡れるから

と、そう言われた。
普通なら、あ~あと思うのかな?
ただ、彼は緊張して手が震えてたからなんだかかわいいなぁって。
そんなに女性経験が少ないのか、年の差で遠慮しているのが。
しかし、まだ紹介してくれた人の35歳位を信じてる私。
髪の毛は沢山あるしね。


その震える手とお昼のうどん屋さんでの胸をチラチラチラチラ見る目が気になって気になって、やめた方がいいかな?と思う様に。
なんとなく好意は寄せられているのはわかったし、相手の年齢を聞いたら結婚は付きまとうものだし。
子どもを産めないし、社長ならやっぱり跡継ぎ?がいるし相手がアクションおこしたらはっきりと断らなきゃな。
と考えながら、うどんをすする。

それでもチラチラチラチラと胸を見る。
そして今でも変わらない。

そしてまた二人きりで話したいと公園へ
たわいもない会話してた。

「なんか、はっきりと言わないと伝わらない気がする」
ゴホゴホ咳こみながら、モゴモゴしながら

「はい?何をですか?」

「付き合って欲しいんだけど?どうかな?」

顔は真っ赤で、視線をさ迷わせながら告白してきた彼。

「え、いや。私にはもったいない気がします」

「やっぱり年の差が気になる?」

しかもこんな早いアクション想像してなかった。

「いえ、特にそこは問題ではありません」

10歳差なら普通でしょう?
私が子どもに見えるのかな?

「じゃあ、付き合って欲しい」

なんだか、真剣で真面目で顔真っ赤だし、なんだか断れないなぁって。
とりあえず付き合ってみるかな。
いい人そうだし

「えっと、よろしくお願いします」
「それは付き合ってくれるって事でいいですか?」

「あ、はい」

この前のよろしくお願いしますの時は告白したと思っていた(彼が)何となく私の軽い態度でわからなかったんだろうと判断彼的には2回目の告白。

「手は……………握ってよかったよね?」
「はい」

さわさわにぎにぎ

「小指が短いんですよ私」
「手も小さいね、かわいい」

んー、なんかこの人なんでもかわいいって言える人かなぁ。

「キスしていいかな?」

う……………なんでも聞くの?
いや、無理矢理よりいいけど
迷っていると

「手を繋ぎたいし、キスもしたい、それ以上の事だってしたいよ、それに気づいてないと思うけど胸がチラチラ見えてる、前かがみになったら」

エーーーーーーーっ!
恥ずかしい、顔が真っ赤になってるのがわかる。

「すみません、お見苦しいものを」

とワンピースを少し引き上げる。

「ね、キスしていい?」

コクリと頷くしかできなかった、肩に置かれた手が震えてたから。

キスして、すぐに深いキスに変わって。


後から聞くと、◯は鈍いから胸がチラチラ見えるし誘ってるのかと思う位だし、駐車場も人気のない所を言うからもうそういう関係になってもいいのかって、悩んだよ。
俺は2回目にあった時には付き合いたかったんだから、危ないし警戒心もたなきゃ。
◯はそれでなくてもかわいいんだから、気をつけて。
そんな子じゃないのはわかるけど、ダメだよ。

じゃあ、気をつけます。
いや、俺は除外していいよ。
……………じゃあ、最初から警戒しなくていいじゃない。
もし悪い人やったら、襲われたかもしれんよ?

私が?それは買い被り過ぎじゃない?

◯はかわいいんだから!

今でもこういう話しは、私がかわいいから気をつけてで終わらせる彼。
どこがかわいいのか趣味を疑う。

友だちと飲みに行って彼女かわいい?って聞かれたらかわいいって返す彼は、すごく変わった趣味を持っている人みたいに思われてる。