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きになるあのおと

音源・曲レビュー(感想)&その他もろもろ

USエモリヴァイバル、You'll liveの来日公演に行ってきました。


「my dear come」
久しぶりに見たのですが、新しい楽曲がかなりエモリヴァイバル色が濃いなと思いました。関西バンドで直球のエモリヴァイバルサウンドを指向してる人達は意外と少ないので、とても貴重だなと思いました。
機材トラブルもありましたが、スタジオライブという環境と彼らの音楽性は凄くマッチしてました。

「Nostalgic four past and Cigarette end」
ギラリと光る、切れ味鋭いライブ。
あまりの熱気で半サウナ状態に。
彼らみたいなタイプのバンドは海外にあまり居ないのか、You'll Liveのメンバーも良い顔でみてました。

「Creap.」
初めてみたのですが、LOSTAGEなんかの影響を感じさせる、正統派な感じでした。
京都のバンドセンス良いです。

「zdzis law」
京都や大阪で活動する、エモヴァイオレンス。
スタジオライブはまさに独壇場。次々繰り出されるハードコアナンバーにより、会場をアングラに染めます。
暴力的な雰囲気でなく、あくまで知的で、どこか情緒ある楽曲が素晴らしい。

「Rapture」
後から調べたところ、SOUNDS GOODの方が始めたバンドのようです。
サウンズは凄く洋楽的なイメージだったのですが、彼らは日本的なバンドだと感じましまた。ブッチャーズリスペクトな北国サウンド。めちゃくちゃかっこ良かった。

「You'll Live」
まさにエモリヴァイバルなサウンドを志向しながら、きらめく音の中を終始絶叫する様は異様でもある。
音がめちゃくちゃ気持ち良くて、うーん、この辺りはやはりレベルが高い!
もっと日本でうけても良い音だとは思ったのですが…。
メンバーの方も、親しみやすそうなキャラクターでした。



個人レベルで海外バンドを呼ぶというのは想像を絶する苦労があったと思うのですが、とても良いものを見させてもらった気持ちです。

なんとなく、僕が漠然と憧れていたシーンみたいなものを感じることができたし、その当事者になれたことが嬉しかったりします。