競馬:エリザベスクィーン、2番人気も162連敗 国内最多を更新--姫路 /兵庫
162連敗目は惜しい2着--。姫路競馬場(姫路市広峰)で17日、国内最多連敗記録を更新したエリザベスクィーン(7歳牝馬)。最近は2、3位と好成績が多く、この日も2番人気と期待されたが、デビュー(03年)後の初勝利は果たせなかった。関係者は「早く勝たせてあげたい」と連敗街道からの脱出を誓った。
出走したのは、今年度の姫路開催(17日~7月24日)の幕開けとなった第1レース。ダート1400メートルに7頭が出走した。エリザベスクィーンはスタートよく道中3番手と好位置に付けたが、最終コーナーで失速。一時は後続の馬群に飲み込まれた。しかし、直線を向くと猛然と追い込み、最後は先頭に1馬身4分の1差まで詰め寄った。
レース後、板野央騎手(26)は全国から詰めかけた大勢の報道陣に囲まれながら「いつも(勝利まで)もう少し。牝馬で体も小さいけれど無事に走ってくれるいい女の子。頑張っている。まだ(勝つ)チャンスはある」と振り返った。栗林徹治調教師(40)も「連敗記録を止めたかった。この馬は体調を壊さないのがすごい。これからもいい状態で使いたい」と話していた。
出典:毎日新聞
エリザベス最多更新162連敗…園田競馬
史上最多タイの161連敗を記録していた、兵庫・園田競馬のエリザベスクィーン(牝7歳、父トレジャーアイランド、園田・栗林徹厩舎)は17日、姫路競馬1R(ダート1400メートル)に出走。健闘及ばず2着に敗れ、92年に引退したハクホークインを抜き、連敗数は単独トップの「162」となった。
いつもなら閑散としているパドックを、7台のテレビカメラと50人以上の報道陣が取り囲む。単勝は2番人気。熱い視線を浴びて、エリザベスクィーンは“新記録”のかかるレースに臨んだ。
好スタートを決めて積極策。3角過ぎから置かれる癖があるため、鞍上の板野央が激しく追っつけて、なんとか2番手争いに加わった。直線は、叩き合いを制して2着をキープしたものの、勝ったレミーカルストンには1馬身1/4及ばず。板野は「今日の相手ならチャンスはあると思っていたんですが…」と悔しさをにじませた。
03年6月3日に札幌でデビューして以来、休まず走り続けて5年間と14日。ついに記録を更新してしまった。「勝ちたかったが仕方がない。この次には、何とかひとつ勝たせてやりたい」と栗林徹調教師。悲願の勝利は、次回出走予定の7月1日に持ち越しとなった。
出典:スポーツ報知
エリザベスクィーン、国内新162連敗 16年ぶり記録
5年間負け続けているエリザベスクィーンが17日、姫路競馬場(兵庫県姫路市)の第1レースに出走し、162連敗を記録。国内競走馬の連敗記録を16年ぶりに更新した。
北海道生まれで兵庫県競馬に所属する7歳のメス。03年6月のデビュー以来、勝ち星はゼロ。浦和競馬のハクホークインが92年につくった161連敗に並んでいた。
この日は2番人気で、7頭中惜しくも2着。栗林徹治調教師(40)は「体は丈夫だからまだ走れる。勝利まであと一歩」と、記録が止まる日を待ち望んでいる。
出典:朝日新聞
エリザベスクィーン162連敗、国内最多連敗記録を更新…兵庫・姫路競馬
161連敗中のエリザベスクィーン(7歳牝馬(ひんば))が17日、姫路競馬(兵庫県姫路市)の第1レースに出走した。7頭中、惜しくも2着で162連敗を喫し、国内競走馬の最多連敗記録を16年ぶりに更新した。
ファンの注目を浴びて2番人気。ダートコースの1400メートルを力走して序盤から3番手につけ、最後の直線で1頭を抜き去ったが1馬身4分の1差で及ばなかった。
不名誉な“連敗の女王”となっても栗林徹治調教師(40)は「無事こそ名馬。走っていれば、いつかきっと勝てる」と悲願の1勝に期待。
出典:読売新聞
エリザベスクィーン、史上最多の162連敗
17日、姫路1R・D6五(ダート1400m)にて、板野央騎手騎乗の2番人気で出走したエリザベスクィーン(牝7、兵庫・栗林徹治厩舎)が1.1/4馬身差の2着に敗退。デビューからの連敗を162とし、92年に引退したハクホークインの持つ国内最多連敗記録を16年ぶりに更新した。
エリザベスクィーンは03年6月にホッカイドウ競馬でデビューし、これまでに佐賀、愛知、兵庫などを転戦。3日に行われた前走で6着に敗れ、最多連敗記録タイに並んでいた。通算成績162戦0勝(2着8回、3着16回)。
出典:netkeiba.com
“記録更新”162連敗 牝馬エリザベスクィーン
兵庫県姫路市の姫路競馬で17日、史上最多タイの161連敗中の7歳牝馬エリザベスクィーンが第1レースに出走、2着に終わった。162連敗となり、中央、地方競馬を通じた連敗記録を16年ぶりに更新。不名誉な記録を持つ“連敗女王”が誕生した。
地方競馬の最多記録は1992年に引退した牝馬ハクホークインの161連敗。中央競馬の記録は94。
この日のエリザベスクィーンは2番人気。出足はよく、好ポジションを保ったが、1着と1馬身余りの差でレースを終えた。
エリザベスクィーンは北海道日高町生まれで2003年から北海道、佐賀、愛知などの地方競馬を転戦しているが、1度も勝ったことがない。07年1月には高知競馬のハルウララの113連敗を抜き話題となった。
調教師の栗林徹治さん(40)は「勝たせてやりたかった」と悔しさをにじませながらも「体調を崩さないで162回走り続けたのはすごいと思う」と健闘をたたえた。
出典:47NEWS
エリザベスクィーンが162連敗、記録更新 姫路競馬
中央、地方競馬を通じ史上最多タイの百六十一連敗中の七歳牝馬・エリザベスクィーンが十七日午前、姫路競馬場(姫路市)の第一レースに出走、二着に終わり、百六十二連敗と記録を十六年ぶりに更新した。
最近は二着や三着が多かっただけに、この日も二番人気でレースがスタート。七頭中、前半は上位を保ち、最後の直線で追い込みをかけたが、一着とは一馬身以上の差を付けられた。それでも大健闘と観客から歓声が沸いた。
板野央騎手は「いつももう少し。早く勝たせてやりたい。チャンスはまだある」と話していた。
これまで最多記録を持っていたのは一九九二年に未勝利のまま引退したハクホークイン。北海道日高町生まれのエリザベスクィーンは三日の園田競馬(尼崎市)で六着になり、これに並んでいた。
出典:神戸新聞
16年ぶりに史上最多記録更新 エリザベスクイーンが162連敗、競馬
161連敗と競馬の最多連敗記録に並んでいた7歳牝馬のエリザベスクイーンが17日、兵庫県姫路市の姫路競馬場に出走。7頭中2着で162連敗となり、中央、地方競馬を通じた国内最多連敗記録を16年ぶりに更新した。
ダートコースの1400メートルで、晴天に恵まれ馬場は良好。エリザベスクイーンは2番人気だったが、惜しくも2着。悲願の1勝はならず、平成4年に引退した牝馬ハクホークインの連敗記録を破った。中央競馬の連敗記録は94。
エリザベスクイーンは北海道日高町生まれ。地方競馬を転戦し、昨年1月に高知競馬のハルウララの113連敗を抜いて話題となった。
出典:MSN産経ニュース
7歳牝馬エリザベスクィーンが161連敗
兵庫の公営、園田競馬で3日、第6レースに出走した7歳牝馬のエリザベスクィーンが6着となり161連敗。中央(94連敗)、地方競馬を通じた最多連敗記録(平成4年引退の牝馬ハクホークイン=浦和)に並ぶワーストタイとなり、次走予定の姫路競馬(17日)に16年ぶりの“連敗女王”記録塗り替えがかかる。
最近の5レースが3着、2着、2着、3着、3着。12頭立ての第6R(ダート1230メートル)でも、4番人気と期待された。しかし、中団を追走したまま6着。不名誉な記録に並んでしまった。
父・トレジャーアイランド、母・エリザベスローラで13年4月28日、北海道・日高の生まれ。15年から北海道、佐賀、園田、愛知など地方競馬を転戦。19年1月には、負け続けることで人気が沸騰した高知競馬のアイドルホース、ハルウララの113連敗を更新。
注目の次走に板野央(ひさし)騎手(26)は「きょうは馬場が悪くて、結果が出なかったけど、状態は引き続きいい。必ずチャンスはくると思う」と初勝利に期待をかけた。
出典:サンケイスポーツ
最多タイの161連敗 牝馬エリザベスクィーン
兵庫県尼崎市の園田競馬で三日、第六レースに出走した七歳牝馬のエリザベスクィーンが六着となり百六十一連敗。中央、地方競馬を通じた最多連敗記録に並んだ。次回出走予定は十七日の姫路競馬。十六年ぶりの記録更新で不名誉な「連敗女王」となるか。
地方競馬の記録に残る最多連敗は、一九九二年に引退した牝馬のハクホークインの百六十一。中央競馬の記録は九十四。
この日のエリザベスクィーンは四番人気。出足は良かったが徐々に後方に下がり、十二頭中六着に沈んだ。
北海道日高町生まれで二〇〇三年から北海道、佐賀、愛知などの地方競馬を転戦。〇七年一月にはハルウララの百十三連敗を抜き話題となった。
最近は二着に入るなど調子はよく、調教師の栗林徹治くりばやし・てつはるさん(40)はレース後「ここまで来たからには勝ちたい。ひた向きに走っているので応援してほしい」と話した。
出典:中国新聞