えっと、日本の芸能界はどうなのかわからないのですが…。

 

 

韓国の芸能界で清算が全然されなかったとかいう話のこと。

 

それでも数年活動しているアイドルとかの話を聞くと、どうして途中で辞めなかったのだろうと思っていたんですね。

 

毎月その機会があると思っていたのです。

 

 

 

そうしたら、別件で読んでたCNBLUEの記事で、その時点のFNCでは清算が半年に1回だと。

 

つまり支払いが半年ごとだということだとようやく知りました。

 

半年ごとにしかお金が入ってこないとしたら、やはり大変だと思うんですよね。

 

2013年12月26日公開記事

 

 

この記事のとき、AOAは2年目で清算に値するほど(投資に対して)稼げてないと清算されなかったと言及されてましたが、翌3年目でプラスが出たようです。

 

宿舎とか食事、レッスンは無料なのでしょうけれど、余暇的なものがないですよね。

 

そりゃペンが服を贈ったりするわけです。

 

 

 

何分、私の父親も配偶者も毎月お給料が支払われる被雇用者だし、私もバイトなど含めずっとそうだったので、そんな仕組みだとは思いもよりませんでした。

 

まあ毎月清算するのは大変だとは思いますが。

 

 

 

この清算の内訳をちゃんと公表しなさいねという法律(通称“イ・スンギ事件防止法”、「大衆文化芸術産業発展法の改定案」)が、2024年に成立しました。

 

発議自体は事件発覚の2022年のようです。

 

 

・芸能事務所は、所属アーティストの要求がなくても、収益の精算内訳など会計の内訳を公開する

 

・大衆文化芸術用役の契約書を作成する際、契約の開始日と終了日、精算方法と費用控除の方法を含む、収益分配事項を義務的に入れる

 

ということだそう。

 

 

イ・スンギさんに限らず、清算関係でのトラブルは絶え間なく表出していますし、悲しくつらい出来事に繋がったりもしています。

 

本当にしっかりした法律が制定され、それにのっとった運用がなされるべきです。

 

 

この法律は、「大衆文化芸術産業発展法施行令の一部改正案」として2025年になって施行されている、はず。

 

 

 

 

これは改定で、元の法律である「大衆文化芸術産業発展法」は2014年に公布・施行されていて、通称は“チャン・ジャヨン法”です。

 

チャン・ジャヨンさんは韓国の女性俳優で、性加害などを理由に亡くなったとされています。

 

国立国会図書館 調査及び立法考査局海外立法情報課

外国の立法 (2014.2) 【韓国】 大衆文化芸術産業発展法の制定

https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8423372_po_02580208.pdf?contentNo=1

 

 

 

そもそも2009 年に、公正取引委員会が芸能事務所と芸能人との専属契約の標準契約約款を作成して推進しました。

 

東方神起がきっかけですが、法律ではないので、東方神起法にはならなかったですね。

 

その後もいくつかの法案が、国会で審議はしても会期により廃案となったそうです。

 

 

 

これらは清算に関係するものですが、ほかの主題では「JYJ法」(2015年)・「ク・ハラ法」(2020年)・「BTS法」(2020年)もあります。

 

未成立の「ソルリ法」と呼ばれた審議案がありましたし、この記事ではJYJ法には触れていません。

 

法律ができても適用できなかったりもありますが、長期的な効果はあることでしょう。

 

 

 

 

で、iNKODEの話では、月評というのがあるのですね。

 

それをもとに月給があったら安心だなーと思うのです。