子供を亡くす経験は、なかなかないので
お母さん同士が知り合う機会も、あまりありません
私の場合は、たまたまその3か月後にAさんと、
さらに数年後にSさんと知り合うことができました
1月14日がうちの子の命日です
今日は、Sさんが忙しい仕事の合間をぬって家にお参りに来てくださいました
最初の数年は、知ってる人に会いたくないものです
残念なことに、自分以外の誰もが幸せそうに見えるし、
声をかけていただいたときに、ほとんどの言葉に傷つくからです
「元気~?」
どうして元気でなんか、いられるでしょう?
「大変だったね~」
大変なのは、過去のことではなく
今現在もず~っと、なのです
そして
さらに、
その言葉は、けっして私を傷つけるためではなく
思いやってくれての言葉だとわかっているから尚、つらくなるのです
しかし、どんなに辛くても。生きていかなければなりません
食料を買いにスーパーへは行かないといけません
帽子を深々とかぶり
マスクをし
誰とも視線を合わせないように
安売りなど、人が集まりそうなところを避けて
そっ~と行くのに
なぜか、話しかけて来られるのです
しかも、後ろから、トン!!
肩を叩かれたりしたら
心臓が止まりそうなくらいの恐怖です
また、初対面の方とは
恐怖です
男性の方はまあいいのですが、
女性の方は特に
結婚は?お子さんは何人?
なんと答えたらいいでしょう?
苦労して、産んで
苦労して大切に育てたけど・・・。
死にました
言えません
沈黙するとさらに畳みかけてきます
そして、さらに
子供自慢
孫自慢が始まります
生きててうらやましいな~
そんな経験を、今日Sさんと語り合いました
昨年の暮れ
友人の紹介で、ある方からリーディングをしていただきました
その結果の中に
うちの子は、「今、とても安らかに朗らかにしています」
とありました
それを一緒に読み
互いの子供の、冥福を祈ったのでした
まだまだつらさはあるけど、
互いの残りの人生を幸せに生きようと話しました