【発達心理学 ✖️ 認定心理士】心の発達

生きづらい人専門◎

シンママ✖️元障害者施設支援員✖️発達心理学
認定心理士　なりしげえりこ
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みなさん♡

ジブリ映画は好きですか？

またまた、ジブリアニメ解説やってきました♡

今回は、魔女の宅急便🧹キキの心の動きです◎

エリクソンの発達段階でいう

▶︎ 青年期（13歳〜22歳ころ）に訪れる心の発達を描いた映画◎

13歳になったら、魔女の子どもは一人前の魔女になるために１年間の修業に出なければなりません

魔女がまだ住んでいない町に住んで、魔女の修業をするのです😌✨

新しい旅立ちに最初はドキドキワクワク♡♡

キキは、先輩魔女を見つけ、声をかけます

あなた特技あって？と問いかけられ、キキも自分の特技ってなんだろう？と考えはじめます

…が、早速、急な雨に打たれて、電車に滑り込みます😌

そして、眠りにつき起きると…

海が見える街、コリコが目の前に広がります

▶︎ 希望を持って、街へ降りるものの早速警察の注意を受ける

▶︎ ホテルに宿泊しようとすると未成年ということで断られる

途方に暮れる中

オソノさん夫婦との出会い

トンボとの出会い

そして、自分の才能に気づき、【お届け屋さん】を仕事として活かそうと奮闘します💪

オソノさんのご紹介でお仕事を頂けるものの

早速のトラブル🥹

ご依頼の品を失くしてしまうんですね…

ここでは、ウルスラとの出会いが生まれます

順風満帆なことばかりではなく

新しい出来事や人々の中で、孤独や挫折を経験しながら成長します

お仕事が入らない日々も続きます

そんな中、トンボからパーティへのお誘い♡

戸惑いから恋心が芽生えたり

お仕事の依頼も徐々に入っていきます

そして、有名なニシンのパイのシーン

おばあさんが孫娘のために依頼するもののオーブンが壊れていたのです

おばあさんは、お金だけ渡してキキに断りをいれようとします

でも、キキは薪のオーブンを使用することを提案します

そして、薪のオーブンでニシンのパイを焼いている間は、電球を替えるお手伝いやお茶をして世間話をします

そして、いよいよお届けするも、またまた急な雨に…

土砂降りに雨宿りしようと提案するジジの声も、料理が冷めること、時間に間に合わないからと拒否してがんばります

そして、極め付けに孫娘の冷たい態度

オソノさん宅の自室へ帰りつくものの

身体もびしょ濡れ、トンボとの約束の時間も過ぎていて、キキの様子も元気がありません

その翌日、発熱するのですが、体調が悪かっただけとも捉えられますし、仕事での自信の喪失、トンボへの恋心への戸惑いや、今までの疲れも出たとも捉えられます

オソノさんも疲れが出たのよと

食事やキキの看病をしてくれます

そして、ここからキキはスランプに陥り、自分と向き合わざる終えなくなります

▶︎ ジジとお話しできなくなる

ジジはキキにとって、知らない土地で修行をする際の保護者役、アドバイス役ですよね

1人と1匹で1人前◎

原作ではまたジジとお話できるようになるのですが、ジブリ作品では、ジジとお話できないまま終わるんです

それは、どうしてか？

ジジとの会話がなくても、キキは1人で立てるようになったと表現できるんですね

▶︎ ほうきに乗れなくなる

ジジと会話ができなくなったことで魔力が弱くなっていることに気づき、ほうきにまたがるものの、飛べないことに気付きます

夜な夜なほうきに乗る練習をするも飛べません

ましてや、ほうきがおれてしまうのです

完全に自信を喪失し、お届け屋さんもお休み

オソノさんにも報告して、それでも部屋に置いてほしいとお話をします

オソノさんは一時的なものなんじゃない？と気に留めていませんが…

キキにしたら、ほうきに乗れなくなるなんて、初めてのこと、どうしたらいいのかわからなくなります

ここで、ウルスラとの再会があります

ウルスラは絵描き

キキはスランプの相談をしました

前は何も考えずに飛べたのに、今はどうやって飛べたのかわからなくなってしまったと…

▶︎ がむしゃらに絵を描く

それがダメであったら、描くのをやめる

散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、なにもしない

そしたら、急に描きたくなるんだよと

と、教えて貰いました

どんなに好きなこと才能があることでも行き詰まることなんてありますよね

ウルスラは、この経験があってより絵がわかったと言っています

▶︎ ステージアップですよね

そう

アイデンティティの拡散って

ステージアップの前に訪れるの

エリクソンは、青年期（13歳から22歳ころ）と、言っていますが、現代社会においては、多様な生き方であったり

先日の【人生を振り返りたくなるとき】

▶︎ ユング心理学でも触れましたが

『人生を振り返りたくなるとき』【発達心理学 ✖️ 認定心理士】心の発達生きづらい人専門◎シンママ✖️元障害者施設支援員✖️発達心理学認定心理士　なりしげえりこ▶︎プロフィール ZOOM個…

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中年期の危機といって、30代から50代において、ライブイベントが集中しています

この時期に、特に【アイデンティティの拡散】しやすいんですね

ライフステージが変わると必然と今まで持っていたアイデンティティを手放す必要があることもあります

新しいことに挑戦して、孤独感や挫折、喪失感や不安も伴います

そして、いよいよ物語はクライマックスへ

オソノさん宅へ帰ろうとすると先日のおばあさんが会いたいと連絡してくれるのです

仕事以上の仕事をしてくれたキキに、お礼のケーキを焼いてくれていたのです

自信をなくしていたキキにとって、とってもうれしい出来事で自信を取り戻すきっかけにもなりましたよね♡

そんなとき、テレビのニュースで、飛行船が、風に煽られ飛ばされてしまうシーンがうつるのです

そこには、トンボの姿が映し出されます

居ても立っても居られないキキはトンボの元へ駆けつけます

走って駆けつけるのですが、間に合いません

そこに、おじさんが持っていたデッキブラシを見つけて貸してください！とお願いするのです

心から飛びたい！と思うのです

トンボを助けたいから

不安定ながら、キキはスランプを抜けてデッキブラシで飛びはじめます

そして、トンボを無事に助け、自信を取り戻していくのです

そして、ようやくお父さんとお母さんへお手紙を書きます

『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです』

ステージアップするときは、必ず、さまざまな葛藤が産まれますし、そこで、メンタル的な不調も起きやすくなるときなんですね

必要以上に、悲観的にならず、きっと私なら（我が子なら）大丈夫と、葛藤を優しい視点で見守ってみてくださいね

アイデンティティの確立と拡散は、繰り返しながら、確立していきますし、それぞれのステージで、アイデンティティは、揺らいでいきます

揺らぎながら確立していくんですね

心は生涯を通して発達していきます

必要以上に責めず、不安と仲良くなって

きっと大丈夫と、私自身（我が子自身）を、信頼して寄り添って進んでみてくださいね

辛いときは潔く止まって

ウルスラが言うように、散歩したり、景色を見たり、昼寝をしたり、何もしない

手放してみることもいいかもしれません◎

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アイデンティティの拡散 ▶︎ 魔女の宅急便 キキ

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