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 名古屋市が緊急雇用対策として採用した臨時職員の男が、以前勤めていたタクシー会社の金を着服していたとして、愛知県警北署は16日、業務上横領容疑で同市上下水道局臨時職員大脇勝輝容疑者(53)=同市千種区振甫町=を逮捕した。同容疑者は着服を理由に懲戒解雇された経緯を隠して臨時職員に応募。この日が出勤初日だった。
 調べでは、大脇容疑者は同市北区のタクシー会社営業部長だった2007年2月、運転手2人から受け取った貸付返還金など計50万円を横領した疑い。「回数が多いのでよく覚えていないが、600万~700万円を着服し、遊興費に充てた」などと容疑を認めているという。 

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 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で殺人と死体遺棄の罪に問われ、1審で無期懲役判決を受け仙台高裁秋田支部(竹花俊徳裁判長)で控訴審中の無職、畠山鈴香被告(35)の性格鑑定を実施した東海学院大、長谷川博一教授(臨床心理士)が16日、秋田市内で会見を開いた。長谷川教授は鈴香被告に対してカウンセリングを行った結果、これまで「忘れた」としていた長女、彩香ちゃん=当時(9)=事件時の記憶を鈴香被告が取り戻し、「彩香ちゃんは、川に落としたピカチュウを拾おうとして、誤って(橋の上から)落ちてしまった」と説明していることを明らかにした。

  ・検察あらためて死刑求刑…鈴香被告の控訴審

 鈴香被告は彩香ちゃん事件について、捜査段階では「殺意を持って川の中に突き落とした」としたが、1審では「急に抱きつかれて反射的に振り払った」と述べ過失と主張、控訴審では「(記憶が)一部残っていない」としていた。

 長谷川教授によると、カウンセリングは15、16の両日、秋田刑務所で行われ、事件当時の記憶を取り戻すイメージ療法を施したという。

 その結果、鈴香被告は16日のカウンセリングで、彩香ちゃんが橋から川に落としたピカチュウのおもちゃを拾おうとして、欄干と道路のすき間から自ら身を乗り出し、誤って川の中に落ちていった-という記憶を断片的に思いだし、「(落ちた彩香ちゃんを救おうと)自分の右手を橋の向こうへ伸ばした」などと話したという。

 長谷川教授は「(これまでの供述は)被告の被暗示性が強く、他人から示唆されると信じやすいという性格からそう思い込んだ可能性がある。今回の記憶の方が真実に近く、検証する必要がある。今後もカウンセリングを続ける」としている。また、鈴香被告に次回公判で、思いだしたことを証言するよう提案したという。

 長谷川教授は、これまで大阪の池田小事件や山口県光市の母子殺害事件の被告などと面会しており、今回は弁護側の要請で鈴香被告の性格鑑定を実施。検察側は「客観性、公平性がなく裁判の証拠とはなりえない」として不同意し、高裁も証拠不採用とした。今回のカウンセリングは、長谷川教授が独自に行ったもので、控訴審には影響しない。

 次回公判は19日午前10時から開かれる。

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 東京都文京区の中央大学理工学部で高窪統教授(45)が殺害された事件で、同教授が血を流して倒れていた1号館の非常階段や3階廊下からも血液反応が出ていたことが16日、警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。
 駆け付けた救急隊員らが非常階段を使用した可能性は低く、捜査本部は犯人が逃走する際に付着した疑いもあるとみて詳しく調べている。
 調べによると、高窪教授は14日午前10時半前、1号館4階トイレ内で、背中から血を流してうつぶせで倒れているのが見つかった。
 1号館にはエレベーターのほか、建物中央に階段があり、両脇にも非常階段がある。
 血液反応はトイレ外の廊下から、踊り場を含めた中央階段に点々と出ており、1階受付周辺からも見つかった。目に見える血の跡も残っていた。さらに、非常階段や3階廊下からも血液反応が出たという。
 第一発見者の男子留学生は不審な男が中央階段の方向に向かったのを見ており、中央階段で4階から降りたとみられるが、その後に人目を避けるため、3階で非常階段に移動した疑いがある。 

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