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 大相撲初場所11日目(21日、両国国技館)横綱朝青龍は2敗で追う大関琴欧州を叩き込みで下し、昨年3月の春場所以来5場所ぶりの復活優勝へ無傷の11連勝とした。琴欧州は3敗に後退。

 朝青龍はタイミングよく琴欧州を叩き込んだ後、ダメ押しのチョップを痛めた左腕から繰り出した。しかし、琴欧洲が両手をついて倒れたため空振り。この荒技について「勝負は最後まで分からないから」と説明した。

【写真で見る】琴欧洲が手をついた後も張り手を繰り出す朝青龍

 また、自身初の4連覇へ朝青龍を星ひとつの差で追う横綱白鵬は大関魁皇と対戦し、寄り切りで勝って1敗をキープ。カド番脱出まであと1勝の大関魁皇は7勝4敗となり足踏みとなった。

 新大関日馬富士は、来場所カド番が決まった琴光喜との大関対決を制し、5勝6敗と白星をひとつ増やした。また、大関千代大海は雅山に敗れ7勝4敗と勝ち越しを決められなかった。

 3敗に後退した把瑠都は琴奨菊にすくい投げを決められ完敗、7勝4敗となり首をかしげながら引き揚げた。前日その把瑠都に勝ち三役復帰を目指す豪栄道は普天王を送り出し、8勝3敗で勝ち越しを決めた。

 平幕でただ一人、1敗で優勝戦線に残っていた栃煌山は北勝力の勢いに負けて押し出され、2敗に後退。前日に4場所ぶりの勝ち越しを決めたベテラン玉乃島は鶴竜に押し出しで勝ち、2敗をキープした。

 人気者の高見盛は対戦成績7勝8敗ときっ抗している相手豪風と対戦し、押し出しで敗れて5勝6敗。幕内最重量248キロ、新入幕の山本山も時天空に送り出しで敗れ、5勝6敗と黒星が先行した。

 11日目を終えて全勝は朝青龍、白鵬が1敗で横綱同士のマッチレースの様相。2敗が栃煌山、玉乃島の2人となった。

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大勢いる米Apple社のファンにとって、Steve Jobs氏はかけがえのない存在だ。ただ、そのJobs氏本人が代役を任せるほど信頼する人物を1人挙げるとなると、Jobs氏の副司令官としてApple社の最高執行責任者(COO)を務める、Tim Cook氏その人になる。

Jobs氏は2009年6月まで療養休暇をとるが、その間はCook氏がApple社を率いる。Jobs氏が同社を去る場合には、Cook氏を新しい最高経営責任者(CEO)に指名する可能性が高い。[Jobs氏は肝臓移植手術を受けると報道されている]

「Cook氏がApple社を運営している」と語るのは、Apple社オンラインストアの初代総責任者だったMichael Janes氏だ。同氏は現在、チケット検索エンジン『FanSnap』を共同で設立し、そのCEOを務めている。「実はもう長いこと、Apple社の運営はCook氏が行なっている」とJanes氏は続ける。

「Jobs氏は会社の顔であり、製品開発に深く関わっている。しかし、そこで生まれた設計を一手に受け取り、同社に大きな収入をもたらしているのはCook氏だ」(Janes氏)

ある意味で、Cook氏はJobs氏の対極にある。陰陽で言うと、Jobs氏が陽でCook氏が陰だ。Cook氏は、穏やかで口調が優しい控えめな経営幹部であり、辛辣で周囲に恐れを抱かせる、いかにも大物といったJobs氏とは、これ以上はないといえるほどに個性がまったく異なる。しかし、まさにそうだからこそCook氏はその職にうってつけなのだと、同氏と働いたことのある人たちは言う。

「Cook氏は分析的だ。またとても几帳面で、かつ行動指向だ」とJanes氏は話す。「数年前、Larry Bossidy氏が『経営は「実行」――明日から結果を出す鉄則』[邦訳日本経済新聞社刊]という本を出した。あの本なら、Tim Cook氏のバイブルになり得たかもしれない。Cook氏の人物紹介といってもおかしくない本だ」

Cook氏とJobs氏には共通点もある。Apple社の製品を最高のものにしようという情熱、基準を高く設定する能力、そして細部への並外れたこだわりだ。

ウォール街のアナリスト、Apple社の元幹部、そしてApple社製品の小売り店の見方は、Cook氏が業務運営の達人だという点で一致している。Apple社の事業の実務面に対する同氏の取り組みは、同社が収益を途方もなく拡大するのに貢献した。Apple社の発表によると、前四半期(2008会計年度第4四半期)において、同社は79億ドルの売り上げ、11億4000万ドルの利益を計上している。

現在Apple社にいる幹部の中で最も高給取りであるCook氏は、1998年に業務運営担当の上級副社長として同社に入社し、2002年には全世界向けの販売を率いる地位に昇進した。Apple社に入る前、Cook氏は米Compaq Computer社で、全製品在庫の調達と管理を担当する責任者を務めていた。

「Appleスペシャリスト」である小売り会社米Crywolf社のKevin Langdon CEOが初めてCook氏を見たのは、Cook氏がApple社製品の小売店向け営業プレゼンテーションを行なっていた時だ。

「その販路でCook氏が初めて行なったプレゼンテーションだった。とても控えめで物腰が柔らかだが、恐ろしく頭がいいように見えた」と、Langdon氏は話している。ある意味で、Cook氏は前任者Mitch Mandich氏の正反対だった。Mandich氏はもっと声が大きくて社交的な、つまり「典型的な」販売担当幹部だった。

それから数年の間、Langdon氏やほかの小売業者は、Cook氏がApple社の業務運営を変革していくのを見ることになった。手持ちの在庫品の量は、市場の需要に対し供給がどれだけ細かく調整されているかを示し、会社にとって非常に重要な意味をもつが、その期間が何週間という単位から、ときには16時間にまで移行したと、Langdon氏は語る。つまり、対応がずっと速い会社になったのだという。

これは、Apple社がこれほどまで成功している理由の1つだ。家電業界では新製品が頻繁に発表されるが、新製品の投入は慎重に管理する必要がある。事前に話が漏れると、消費者はまもなく登場する新製品への期待を膨らませ、現行製品の購入を控えることがある。これにより、売れない在庫品が積み上がり、何百万ドルという損失になる可能性がある。

Cook氏による在庫管理は完璧であり、大きな話題になる新製品を頻繁に発売するApple社が、各製品のサイクルの最終段階では旧製品をほとんど抱えないまでになった。これで、旧製品の大幅値下げという苦しい選択を回避できることになる。

「Cook氏はApple社の業務を、短期間で業界最高にした」とLangdon氏は言う。「手順を強化し、効率を高め、経過を予測可能なものにした」

Cook氏の非凡な才能にApple社が気がつかないわけがなかった。Cook氏はすぐに同社のMacintosh部門を率いるように要請され、2005年にはApple社のCOOに就任した。

びっしりと予定の詰まったCook氏にとっては、Apple社での仕事が生活のすべてだ。同氏は夜遅くまでミーティングを行なうことで知られている。さらに、夜中でも午前5時でもCook氏とは電話でつながる、とJanes氏は話す。アジアやヨーロッパのパートナーと仕事をしているときは特にそうなのだという。

Cook氏は、Jobs氏同様、健康マニアでもある。エナジーバーをかじり、自転車やウェイトリフティングでシェイプアップしている。「働いていないときは運動している」とJanes氏は言う。

デューク大学MBA(経営学修士)コースを出て、数字や運営に優れたCook氏に関する周囲からの最も大きな疑問のひとつは、デザインと機能を溶け合わせて夢の機器を作るというJobs氏の優れた直観を、Cook氏が持っているかということだ。しかしCook氏は、デューク大学の前にオーバーン大学で産業エンジニアリングを学び、デザインへの理解もある。Cook氏はデザインや開発段階においても非常に大きな影響力を持っている、と周囲は語る。Apple社に投資している人々にとって、このことは移行にまつわる懸念をやわらげてくれるだろう。
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 文部科学省は21日、全国の小学5年と中学2年を対象に昨年初めて実施した全国体力テストの結果を公表した。1週間にほとんど運動しない生徒が中学では女子の約3割、男子の約1割にのぼることが分かった。半数以上の児童生徒で、体力水準がピーク時の昭和60年度の平均値を下回るなど、改めて子供の体力低下が浮き彫りになった。都道府県別では、全国学力テストでも上位層だった秋田、福井が上位を占める結果となった。

 1週間の運動時間について、「ほとんど運動しない(60分未満)」と答えたのは、男子が小学生で約4万3000人(11%)、中学生で約3万6000人(9・4%)とほぼ1割。女子は小学生が約8万7000人(23%)、中学生で約11万4000人(30・7%)だった。

 一方、中学生では、男女ともに1週間に10~20時間前後は運動をしているという生徒が4~6割を占めており、ほとんど運動をしない生徒との間で体力に差が出ていることも分かった。

 しかし、全体的には体力低下が著しい。体力水準のピーク時だった昭和60年度の平均値と比べて、ソフトボール投げや50メートル走などの3種目で、小中学生ともに約7割の児童生徒の記録が下回った。

 地域差も浮かんだ。中学生男子を除いて、人口規模が小さくなるにつれ、体力が上がる傾向がみられた。合計点では、福井や秋田といった全国学力テストの上位県が、小中学校とも上位に並んだ。中学では男女とも千葉がトップ。大阪や東京の都心部は下位層に沈んだ。

 さらに芝生の運動場のほうが、体力が上がるという傾向がみられた。また、生活習慣との関連では、小中学生とも毎日朝食をとっている児童生徒ほど、体力があるという結果が出た。

 分析を行った浅見俊雄東大名誉教授は「運動をしていない子供が多いことに驚いた。このデータを基に、各学校でも改善策を考えてほしい」と話している。

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