またしてもやってきました自由劇場

キャストは以下の通りです。


キャストボードを撮り忘れたのでこちらで。


初めての

ジーザス・クライスト=スーパースターだったのですが

思った以上に感じたことが重く

正直今もまだ消化しきれていないし

多分あと何回か見ないと

理解しきれないような気がします。


なので解釈は間違っているかもしれませんが

現時点での感想の記録として書いておこうと

思います。


加藤さんのイエス・キリスト

出てきたときにあまり表情が無いというか

感情がつかめなかったのですが

おそらくイエス自身が民衆に崇め奉られ、

その挙句要望や欲望ばかりぶつけられる現状と自分自身とのギャップに葛藤していたのかと。どこか人間くささが感じられ

より一層葛藤が伝わってきました。

お神輿(?)担がれている時の

何とも言えない表情。

それも葛藤の一部なのかと。

だからこそのゲッセマネのソロは

心の叫びのようでした。


江畑さんのマリアはまさに慈愛に満ちた歌声照れ

イエスに寄り添い助けたい、

支えたいという想い。

民衆の欲望にまみれた騒ぎと

ユダのそれに抗おうとする叫びで

ささくれていた心に江畑さんの歌声が沁みるぐすん


イエスを崇めるお祭り騒ぎに対し

どこか冷静な佐久間さんのユダ。

歴史上、

裏切り者の最低な奴というイメージでしたが

ある種イエスの葛藤に気づいた

唯一の人間かもという印象。

イエスは神の子ではない!人だ!

こんなバカ騒ぎは間違っている!(←わかる)

と声を上げても聞き入れる者はおらず、

異常事態を収束させようと(←わかる)

イエスの居場所を売ってしまう。(←はい?)


いや、なんで売るのさ。

どう考えても

イエスが捕らわれて殺されるでしょうよ。

捕らわれてもすぐ解放されるから

その間に民衆も落ち着くだろうokok!!

ぐらいの気持ちだったのかもしれないけど

やったことはかなりの悪手。

どんどん流れは悪い方へいってしまう。


そして今まで崇めていた民衆が

一変して石を投げつける。


劇団四季お得意の集団の狂気。


石自体は軽い素材でできている

作り物だとわかっていても

本気で投げつけているので恐ろしい。


鞭で打たれるシーンは

かなりリアルで目を背けたくなるほどえーん

(本当にえぐいので観に行かれる方は注意。)

痛めつけられ引きずりまわされ

十字架に磔られる。

この磔の仕組みもどうなっているのか

とてもリアル。

だからこそ

どれだけ残酷な目にあっているのかわかる。


題名の

ジーザス・クライスト=スーパースター。


現代でも

人気があってスーパースター

と呼ばれる人たちが多くいますが

そんな人達も中身はただの人。

他の人より容姿や才能が優れているだけ。

それに魅了されたファンたちに

勝手に崇め奉られますが

ちょっとしたスキャンダルが発覚すれば

手のひら返しで

「こんな人だとは思わなかった!!」

とSNSで大騒ぎ。

人気は失墜。


余談ですが

その昔

当時爆発的な人気を誇るアイドルの子

とたまたま話す機会があったのですが

その子が出てたCMがとても良かったので

「すごい良いCMだよね~!!

あのCM好きなんだよ~。」

というような話をしたところ

「そういう感想って中々聞けないから

素直な感想が聞けて嬉しい!!」

と言っていました。


今みたいにSNS等も発達しない時代とはいえ

ファンや周りの人から

感想って聞かないのかなと

不思議に思っていたのですが

ファンにしろ周囲の人間にしろ

耳障りな意見や感想は言ってこないだろうし

アイドル本人もそういう人たちの感想は

素直に受け取れないのかなと。

そう考えると超人気アイドルとはいえ

孤独なんだなぁと

思った記憶がよみがえりました。