ELEVEN-FIGHTERS

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それこそ・・・この世界の秩序と真実

平穏な日常から一変、まさかの世界に引き込まれる11人の戦い


ヘキサゴンPaboアラジンとは何の関係もありません


STORY


それは横浜のとある一角・・・


禁断の箱を開けてしまった男と女


そこから出てくるは「無の帝王」と名乗る獣


「お前の望みを言え・・・」


帝王が言うと男は


「ある男を殺したい。その力をもってするならば」


「よかろう・・・」

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前回の出来事を完全を優樹奈5の記憶からは消しきれていなかった「メモリークラッシュ」


では、何故、5人の記憶から消しきれなかったのか


更に完全に覚えていた優樹奈


今回はその真実を教えよう・・・



何で、あんな事が起きたんだろう。どうして、優樹奈は覚えているんだろう。てか、雄介とかとかのアレは何!?


どうした、マスター


え、メモリークラッシュされたはずなのに、ユキ、こないだの事覚えてんだけど


・・・答えは、単純だ


え、何々?


精霊契約者だからだ!


あ、そか。契約者て記憶消えないんだっけ


メモリークラッシュで消えなかった記憶は単に優樹奈が契約者であったから


しかし、その事実をまだ雄介は知る由すら無かった・・・


・・・



と首を傾げるは雄介水穂


契約者であるものの、属性についてはまだ何も知らされてはいなかったのだ


そこで2の精霊は2に属性をレクチャーする事にした


いいか、2共。この先の戦いにおいては属性効果を知る事が勝利への一歩だ


だから、2にはまず属性効果を教える。よーく、聞くよーに



「(返事だけはいいのね・・・)」


いいか、属性は全部で9つある


そして、それから成る精霊は全部で17体


今回は属性について教える



そうだ、属性は9つあると今言ったばかりだが、その内訳は風


そして、その中でもと地、はそれぞれ対を成す


更に掘り下げると、陽の属性と陰の属性はそれぞれ相互を成していて、互いに効いてしまうんだ


なるほど・・・


・・・???


理解出来たと理解出来ない雄介


・・・おい、陰の地よ、お前契約者は大丈夫なのか?


俺まで不安になってきた・・・


・・・


一方、別の場所では優樹奈が散歩していた


今日はオフ日なのである


てかさ、トラ


トラて言うな、私にはちゃんと陽の火という名があるのであって・・・


メンドー。トラでいいじゃん


・・・いい加減なんだな


何故、陽の火トラと呼ばれるのか


それは単純であった


普段は人間と同じような格好をしている精霊ではあるが


最初は獣体で契約をする


陽の風


陰の地


陽の火である


その後は人間体で行動を共にする


そのため、「トラ」と呼ぶのであった


てかさ、精霊てさ難しい事言うけどさ、結局居なきゃダメなんでしょ?


まぁ、そうだな


その時


「見つけたぞ、人間」


!?


危ない!


「アイスプレス!」


えぇ~!?


と言いながら、落ちてくる氷の塊を避ける優樹奈


「アンタ!?


「おれはこないだ、兄貴をお前に殺されたモンスターの弟、アイスノンだ!」


こないだて・・・雄介に倒された、ヘンチクリン?益々・・・


「ヘンチクリンとか言うな!親から貰った身体だぞ!」


じゃ、も・・・


「言うな!アイスクラッシュ!」


優樹奈


OK!タイガーナックル


そう優樹奈は叫ぶと両手に頭部を模した武器を出した


右手上半分鋭い牙2本


左手下半分とこちらも鋭い牙2本


かかってきな!


「上等だ、人間・・・この技をくらえ!アイスドリル!」


氷で出来た巨大ドリルだが


うらぁ!


優樹奈は言って、右手でドリルを払う


「!?」


こっちの番ね、覚悟しな


CHARGED UP


双交牙爪そうこうがせん!!!!


4本クロスさせ、相手を斬りつける炎の爪である


そして、アイスノンは


「ぐはぁ・・・!?」


消え去った


これが属性の差・・・てやつだよね?


優樹奈はかくして倒した


そして、に・・・


続く・・・

・・・


思えば


何故


俺は今


戦っているのだろう・・・


話は遡る事3時間前


雄介ー!」とつるの


ゆーちゃん!」と直記


ユースケ!」と優樹奈


上地くん!」と里田


ユースケくん!」とスーザン


起きろ!」と5人が叫ぶ


わぁ!?何だ


何だじゃねぇよ


もう収録だよ♪


あ、そうか


まぁ、忙しいから・・・ある程度は仕方ないよね


そう笑いあえる俺達


いつまでも


そう


いつまでもこの時が続けばいいと思ってた


この時は・・・


「おい、上地。それはあらへんやろ~」


え、そうですか、紳輔さん


「何で、熾烈(しれつ)が(おりれつ)やねん!」


なんだかんだで進んでいく番組収録


この番組でブレイクを果たした俺たち6人は7人やら8人やらにいつの間にか増えていて


おはようでーす


おはようございます


おはよう


この2人は最近、徐々に番組に定着しつつある「風間」と「羽田


互いにタメだからだろーか、互いのツッコミが激しい


俺達よりも激しくて、視聴者の見所の1つとしても言われている


ただ、風間は頭がいいし、気さくで俺や優樹奈はすぐに仲良くなった


風間も高校時代は4番セカンドを任される程の野球の実力の持ち主である事が解ると直記も話に入り込み、更に仲良くなる


こうして、8人で曲を出す事も決定している


だが、この日は


2つの衝撃が俺を襲った


そう


俺の人生を変えてしまうくらいの衝撃だった・・・


・・・居るなこりゃ)」


どうした、


え、何でも無いよ。ちょっとハラ減ったのかも


何だよ、これ終わればメシだぜ


そうだな


「最後、リレークイズやりまーす!」


ハーイ!


了解でーす!


今日は竜の様子がとことんおかしい


何かを感じ取っているみたいに


・・・


このスタジオに何か居るのか?


収録中


「・・・何と言うでしょう?」


ピンポン♪


風間くん」


オープン・マーケット・オペレーション!


「正解で~す」


よしっ!


アイツ、今日も調子いいな


スゲーな


公務員目指してたらしいからね


「後ろ、聞け!」



「(どこだ、どこに居る)」


とその時


ズドーン




え?何々?


「フハハハッ!」


「(モンスターかっ!?)」


「(竜!)」


「(わーらってる!)」


「フハハ!ここだな・・・」


「誰だ、お前は!?」


「俺の名前はゴリゴドン。偉大なる風のモンスターだ。まずは挨拶代わりに風の結界!」


ヒューッ


「ん、何だ」


しまった・・・!


「どうした、竜?」


閉じ込められた


「えぇ!?」


お前、見た事あるぞ・・・」


そりゃそーだろうな


「同じニオイがする」


「(まずいぞ、竜)」


「どうしてだ?」


「(同じ属性だからだ)」


・・・そうか!オレは風ヤツも風


「(今のお前の実力だと倒せないかもな・・・)」


ソイツは厳しいな


どうすんの、


やるしかねぇだろ!


DRAGOON GUNS


「来いや、風の者!」


ガシン!


く・・・!


「やるな、だが俺の方が一歩上だぁ!」


くっ!


竜は身体をくねらせ、敵の攻撃を避わす


アレ、優樹奈は?


え、居ない!?


あそこだ!


え!?


何で何で


逃げてない


・・・優樹奈


怪訝そうにオレは優樹奈を何故か見ていた


うわぁ!?


ズドン


竜!


まずい、ヤツ狙いはユッキー


ユッキー、逃げて!


身体が動かない・・・


優樹奈は恐ろしさで身体が動かない


「ほう、人間。お前も不運だな、死ね!」


ピィーン・・・


「喰らえ!」


竜!


スラストブレッド!


・・・


何だ


コレは


・・・


雄介ぇ!


・・・明美


ハッ!


もう、死んだ・・・


自らの心に身を傾けろ


え?


もう大切な者を失うのは嫌なのだろう?


あぁ・・・


ならば、掴め!


お前はもう知っているだろう!


ガシッ


気づいたら、オレはその手に銀色のハンマーを持っていた


え?


優樹奈ぁ!


ヒュン!


バシッ!


うらぁ!


パシッ!


ユッキー


雄介・・・!


・・・契約者だったのか?


あぁ、黙っててスマナイ


属性は?


属性?


変えるわ、と契約した?


陰の地てヤツと


「(陰の地!?)」


「(お前も契約していたとはな陽の風)」


とにかく、ヤツを倒せるキーお前だ、


どうすればいい


技を決めろ。オレがヤツの気を引く。その隙に決めろ!


あぁ!


行くぞ、ウスノロ


「あんだと、テメー・・・!」


スラストブレッド!


はっ!


そんなものが俺に・・・何!?」


今だ!


CHARGED UP


プレッシャーハンマー!


「何ぃ・・・!」


よしっ!


・・・


悪いな、皆。今の事は忘れてもらう。多分、そのほうがいいから


「仕方ないな」


「メモリークラッシュ」


メモリークラッシュ・・・戦いに無関係な人間の記憶を完全に消去する道具である


パァン!


「さぁ、リレークイズも最後やで~」


これでいいんだな


あぁ


「(・・・ユキ、死んだと思ってたのに・・・どうして?)」


「(あれ?)」


「(何か)」


「(あった)」


「(ような?)」


何故か、優樹奈は一連のことを覚えている


他の4人も完全には消え去っていない


その事はまた後日・・・


続く

契約ねぇ・・・何故?


何故て、必要があるからだ


必要ねぇ・・・秩序の為か


そうだな、何か異変が出てくれば我等の出番だからだ


我等て・・・まだ居るのかよ


そうだ、後15体は居る


何体居るんだか・・・


ねぇ、早く来てよー!


わーらってるよ!話は聞く、後は考えさせろ


解った・・・


そう言いながらも、オレはこの「陽の風」の願いを聞いてやる事にはしていた


何となく予感はしていたのだ


何かが起きると


それはすぐには来なかった


だが・・・


来てしまった


さーて、まだまだ・・・


もう、辞めてくれ!身体が持たん!


あら、いつもよりも


多い!


そ、じゃ帰ろう♪


帰ろう♪・・・て


ドカーン


ん?


何?


そう言って、水穂はテクテク歩いていく


オイ、むやみに行くなって!ったく・・・


その時、水穂に何かが襲いかかろうとしていた


え?


何かツメのような物が、水穂に襲い掛かろうとしたが


危ねぇ!


がギリギリで助け出す


「く、人間を喰らえるかと思ったんだが」


誰だ、テメェは!?


「俺か?我が名はダイナモン。見ての通り鬼のモンスター」


鬼だと?


「鬼は鬼でもツメオニだがな。女の血を喰らう事が生き甲斐でね・・・。女!その命貰うぞ!」


何でよ!?


いいから、逃げるぞ


「逃がすか!」


ちょ、アレ何なのよ


知るかいな・・・


アレがモンスター。この世の秩序の乱れを作り出す者達


え?



どういう事だよ


て、アンタそれ


解らん、自称精霊の怪しいヤツ


まぁ、精霊だがな


て、速!


「待たんかい!」


オイ、どうすんだよ!


簡単な事だ、私と契約しろ


契約て・・・?


・・・契約か。解ったよ、契約ぐらいしてやらぁ


いいのか?


何を今更、誰かがやらなきゃいけないんだ。だったらオレがやる


ねぇ


ん?


契約して勝機は?


大アリ


行くぞ、お前の武器は二丁銃・ダブルドラグーンだ


なるほどね


「ん?」


歯ぁ食いしばれよ


「何?」


CHARGED-UP


くらえ、THURUST BULLET(突きの弾丸)!


「な、その技は精霊!?何故・・・!?」


もう、喋ってる暇は無いぜ


「しまったぁー!」


そう言って、ダイナモンは砕け散った


つか、何だったの、アレは


この世の秩序を乱すもの


うわぁ!?まだ居たの?


契約したのだから当然だろ


モンスターは精霊によって駆逐しなくてばならない


それが総ての大原則なのだ


複雑ね・・・


だが、この事は記憶消去をしなければならない・・・


ストップ!お断りよ


何故だ


サポートしたいもん


水穂・・・


苦難の道程だぞ


上等よ


良かろう


こうしてオレ達の戦いは始まった・・・


そう


契約者を複数残して・・・

ヒュー


風が吹く横浜の空


オレ自分運命が変わるとは思ってなかった・・・


・・・


~!


ゲ・・・


よ。買い物行くわよ


ヘイヘイ・・・


オレの名前は風間竜、今呼んだのは友達水穂


オレの職業はタレントだ。言っても駆け出しで、まだタレントととして7ヶ月くらいしか経ってない


今年の1月からこの職業を始めて


4月からはtvkで番組も始めた


深夜枠で自転車で走ったり、横浜の街をひたすら歩いたりという番組


ちなみに視聴率はそこそこ


で、水穂は準レギュラー格で1ヶ月に1度のペースで出てる


今は収録を終えて、横浜で買い物・・・


タルい


しかしこの先


風がオレを襲った


ビューン


うぉ!?・・・誰だお前


私か?私の名は陽の風」」


陽の風?また珍しい名前だな


そうだな、私はこの世界の秩序を司る者だから


・・・けったいな事言うもんだな、オイ


突然だが、私と契約して欲しい


契約?


そうだ契約だ


オレ物語突然始まった





STORY


それは横浜のとある一角・・・


禁断の箱を開けてしまった男と女


そこから出てくるは「無の帝王」と名乗る獣


「お前の望みを言え・・・」


帝王が言うと男は


ある男を殺したい。その力をもってするならば」


「よかろう・・・」


その時、総てが始まった・・・



登場人物


風間竜(18)


1990年3月10日生まれ


惰性で公務員試験を受験するも失敗


どうしたらいいもんかと気まぐれでタレントになり、tvkで深夜のフリースタイル番組のレギュラーを持ってしまう


ある日、突然襲ってきた、謎の生命体から身を守るため、「陽の風」と名乗る竜と契約し、戦いに身を投じる


加藤彩子(25)


1983年4月15日生まれ


風間の高校時代の先生で、風間の片想いの人。チビでカワイイが、怒らすと怖い


敵となって風間の前に現れる。


川野瑞樹(18)


1989年12月8日生まれ


風間の高校時代からのライバルで専門学生


風間に突然、刃を向ける


矢島洋介(18)


1989年7月9日生まれ


風間川野とは高校時代からの親友


風間の前に現れ、刃を向ける


上地雄介(29)


1979年4月19日生まれ


人気のタレントで風間の親友


戦いに巻き込まれる形で身を投じる


木下優樹奈(20)


1987年12月2日生まれ


上地の親友で、タレント


2を親友以上の関係と見ている


戦いに巻き込まれる中で元ヤンの血が・・・(汗


つるのたけし(33)


1975年5月24日生まれ


上地の親友でタレント


特撮出身で風間はつるののファンであった。


戦いに巻き込まれてしまう


里田麻衣(24)


1984年3月22日生まれ


木下の親友でアイドル・タレント


頭が悪い中で、戦いに身を投じる


スーザン(21)


1986年10月25日生まれ


木下の親友でタレント


戦いに巻き込まれる


野久保直記(27)


1981年5月19日生まれ


上地の親友でタレント


元高校球児でかつてはドラフト候補だった


戦いに巻き込まれる


羽田水穂(18)


1989年11月15日生まれ


の初めての芸能界の友達


同い年ながら先輩という仲で


番組収録後に買い物に付き合わされる


tvkでのの番組の準レギュラー格


との日常の中で戦いに巻き込まれる・・・


謎の男・女


パンドラの箱を開けてしまった2人


この2人の行動は世界の秩序に波乱を起こす・・・



「陽の風」


この世界の秩序を司る「17の精霊」の一体


「無の帝王」を止める為の存在を探していた




「無の帝王」


かつて、この世界に攻撃をしようとし、仲間の精霊に封印された過去を持つ精霊の一体だが・・・