篁霊祥命師 マーク・ケイOfficialblog ELEMENTAL

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「篁霊祥命」占術家 マーク・ケイのブログ 

"墨が作り出す不思議な運命図" 秘術「篁霊祥命」を用いて占術家として活動しております。マーク・ケイがご紹介したい神社仏閣、体験した不可思議な話、心や生き方に関するお話を綴っております。

*2017年に公開した記事を加筆修正致しました。

 

ルーサー・バーバンク


皆さんは、ルーサー・バーバンクという人物をご存知でしょうか。

 

彼はアメリカの高名な植物学者であり、ほとんど独学で多くの植物の品種改良に取り組み、成功させています。代表的なものは「バーバンク・ポテト」として知られるフライドポテトによく使われているジャガイモと、シャスタ・デイジー、そして刺のないサボテンです。

 

新種の果樹、花、野菜、穀物を続々と開発し「園芸の魔術師」と呼ばれました。

 

彼の「魔術師」たる所以、そして次々と植物の品種改良に成功する秘訣は、植物の擬人化にありました。そうです、植物に対して家族と接するかのように「愛の念」を注ぎ、常に話しかけていたのです。

 

彼は毎朝サボテンに向かって、こう優しく語りかけました。

 

「ここには君の天敵となるようなものも、怖がるようなものも何もない、だから刺などを生やして身を守る必要はないんだ。それに私が守っているからね」

 

何年も、何年も根気強くサボテンに愛を持って語りかけるうちに、サボテンから刺が自然に抜け落ちてしまったというのです。これが今日、私達がよく見かける食用のサボテンに繋がります。

 

更に不思議なのは、彼が亡くなった時に自宅の農園で育てていた植物のほとんどが一斉に枯れてしまったことです。まるで家族のように毎日、毎日ルーサーに語りかけられ、愛情を注ぎ続けられた植物達は、彼の死を悼み、この地上で生き残って行くエネルギーを、悲しみに費やしてしまったのでしょう。

 

ルーサー・バーバンクとサボテン​​

ルーサー・バーバンクとサボテン

 

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 ルーサー・バーバンクの自宅

 

 

      

ルーサー・バーバンクのドキュメンタリー番組

 

植物に宿る精霊

 

ルーサーは植物の成長には、精霊が関係していると考えていました。何も彼だけが特別な思想や信念を持っていた訳ではなく、同じような考えを持っていた人々は数多く存在します。

 

黒人奴隷の子から農学修士号を取得した著名な植物学者のジョージ・ワシントン・カーヴァーや、コンピューターのハードディスクの磁気コーティングなど多数の特許を持つ科学者のマルセル・ヴォーゲル、それに発明家のトーマス・エジソンもそうでした。

 

彼らは植物の精霊や、意思の存在を解明する為に、様々な研究や実験を重ねていたことは有名な話しです。


実は、メキシカン・シャーマニズムの世界では太古の昔から、全身が緑色の人間に似た姿形を持つ「メスカリート(mescalito)」と呼ばれる精霊の存在が信じられて来ました。ペヨーテ(peyote)といわれるサボテンの精霊とされます。

 


ペヨーテ(和名:烏羽玉)
 

ドイツの物理学者であり、心理学者でもあるグスタフ・フェヒナーは研究の一環で太陽を肉眼で観察したために視力を失い、後に回復。その後、植物の精霊が見えるようになったといいます。
 

近年でも、この全身が緑色をした植物の精霊と思われる存在を目撃する例は多く報告されています。

 

植物に宿る精霊の存在を頑なに信じるかつての偉人たち。植物が人間の思いに応えるという不思議な体験をしたルーサー。これらが物語るのは、植物から私たち人間に向けられる「愛」の存在。私たちが植物を「愛している」という以上に、私たちは愛情を向ける植物に「愛されている」のではないでしょうか。植物を育てるという行為は、一方向では決してない、双方向の行為なのです。

 

 

園芸療法とは

 

園芸療法とは、植物を育て、触れることで心と体の健康の回復を図る療法です。

 

園芸療法は第二次世界大戦後の1950年代に、負傷により絶望したり、PTSD(心的外傷後ストレス)で深い心の傷を負った帰還兵を癒し、回復を促すために採用された療法でした。

 

古代エジプトでは、心の病を治す目的で医師が「庭園の散歩」を勧めることがあったといいます。古代から、人間は植物や自然が人を癒す力を持っていることを、感覚的に知っていたのでしょう。

 

園芸療法は、庭で育てた野菜をどれだけ多く収穫出来るかとか、草花をいかに美しく育てるかといったことが目的ではありません。あくまでも主体は人にあります。「植物を育てる」という体験によって、心身の健康を改善させ、社会との接点を見出していくことが目的です。

 

植物を育てるということは、四季の移ろいと向き合うということでもあります。これは人が健康に生きるために欠かせない要素です。植物は春に咲く花もあれば、夏に咲く花もあります。種をまいたり、剪定や摘心をしたり、植え替えや収穫をしたりと、植物の成長とともに、生活の隅々に季節感を感じられるようになります。季節感が感じられるようになれば、生活にも張りが出ますし、計画や目標を掲げられるようにもなります。

 

また植物の世話をし、成長を観察していくことで、周囲とのコミュニケーションも活発になり、他者との共感を体験する場面が増えることも、この園芸療法の素晴らしい点です。

 

私たちはストレスを感じると、副腎皮質からコルチゾール(ステロイドホルモン)を放出させます。このコルチゾールは「ストレスホルモン」として知られており、長期間にわたってコルチゾールが過剰分泌されると海馬の神経細胞が破壊、萎縮するといいます。PTSDやうつ病では、このコルチゾールの値が高いことが分かっています。

 

森林浴研究が専門の千葉大学の宮崎良文教授の研究チームによる調査、実験では深林で15分間椅子に座って景色を眺めるだけで、コルチゾールの濃度が12.4%低下し、リラックスしていることを示す副交感神経系の値は55%も高くなっていることが分かりました。

 

 

皆さんも、ご自宅にある植物に「愛」を持って語りかけてみては如何でしょうか。きっと植物には通じていて、植物も私達を愛してくれているに違いありません。

 

 

そして、是非自然豊かな森を求めて、お散歩してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

神秘の占術『篁霊祥命』 ELEMENTAL WORKS 

ご依頼、お問い合わせは公式サイトよりお願い致します。

https://www.elementalworks-markkay.com

私は家庭の事情により3歳頃からしばらくの間、熊本県の南端にある周囲を九州山地に囲まれた片田舎に住む親戚の家に預けられていました。

 

村を貫くように通っている県道は昼なお暗く、両サイドは深い森、数十メートルおきに民家や、牛舎などが点在する、まるでトトロの森のような風情です。

 

 

私が預けられていた親戚の家は、田舎にある典型的な古民家。薪で焚く五右衛門風呂や土間、蔵などがあり、トイレは母屋から30mほど離れた小川の脇にありました。

 

まだ幼いので、夜中にトイレに行くのが怖く、寝ている家人を起こすのも気が引けるので、夜が来るのがたまらなく嫌で仕方なかったのを覚えています。

 

 

 

しかし唯一、楽しみにしていることがありました。

 

夏の夜は縁側で過ごすことが多かったのですが、この縁側にいるときまって小川のあたりから小袖を着た女の子が姿を現し、母屋の縁側にいる私の元へ笑顔で駆け寄ってくるのです。年の頃なら私よりも2、3歳年上でしょうか。

 

親戚の家は、老夫婦とその息子(既に成人)しか住んでおらず、周囲でも子供の姿を見たことがありませんでしたので、私は同じ年頃の子供と会えることを単純に喜んでいました。昼間は会ったことがないけれど、きっとこの近所に住んでいる女の子だろうと思っていました。

 

不思議なのはこの女の子、全く話をしないんです。ただ、縁側に座っている私に笑みを投げかけているだけ。それもとても楽しそうに笑っています。

 

あまりに楽しそうに笑うので、一緒に遊びたくて縁側から飛び降りようとしましたが、その度に家人に「夜中に外に出てはダメ!」と叱られます。

 

「おねえちゃん、おねえちゃん」と指を指しますが、家人はどうやらこの小袖姿の女の子が見えていない様子なのです。

 

実は、あまりにその女の子が毎夜私の元を訪れるので、昼間にどうしても会いたいと思い、女の子を探し回ったことがありました。

 

 

 

女の子はいつも小川から姿を現わすので、きっと小川の向こうにある農家に住んでいる子か、その周辺の民家に住んでいる子だろうと、子供ながらに目星を付けていたのです。

 

昼間にこっそりと家を抜け出し、小川に架かる小さな橋を渡り、農家を訪ねました。出て来た農家のおばさんに、こんな言葉を言ったのを覚えています。

 

 

「女の子のお友達はいませんか?」

 

すると、このような返事が。

 

「えっ、お友達?ごめんね、うちには子供はいないんだよ」

 

 

それでも諦められない私は、そこからさらに離れた民家を訪ねてさらに...

 

 

「女の子のお友達はいませんか?」

 

「あら坊や、どこから来たの?この辺に坊やくらいの年の子供はいないね〜」

 

 

その言葉を聞いて、私は泣きながら帰路につきました。

 

 

帰ると親戚の老夫婦が、心配して私のことを探していたようで、大変叱られました。

 

「何をしてたんだい、1人で出かけたら危ないよ!」

 

「お友達を探してたの...」

 

それを聞いて2人は絶句したように黙ってしまいました。

 

 

それからしばらくすると、私を父が引き取りに来て、家族で暮らせるようになりました。小学校に上がってからも、何度かこの懐かしい親戚の老夫婦の元を尋ねることがありました。

 

親戚が集まるときまって、私が「お友達はいませんか?」と尋ね歩いたあの時のことが話題のぼり、あの私の行動は「友達が欲しいばかりに取った、いじらしく可愛気のある子供らしい行動」...だと思われています。

 

友達欲しさに闇雲に探し歩いていたのではなく、毎夜私に会いに来ていた「小袖を着て笑みを投げかける、あの少女」を探していたということは、誰も知りません。

 

かなり後になって知ったのですが、私が住んでいた親戚の家の前に流れていた小川は普段は流れの緩やかな水量の多くない綺麗な川なのですが、大雨になると激流になり氾濫することもあったそうです。大昔には、何人もの子供が溺れて亡くなっているというのです。。

 

実は、この親戚の家に預けられている時、私は大変疎まれる存在でした。老夫婦は子供嫌いで、きつく当たられることがよくあったのです。

 

私が夜にいつも縁側にいたのは、心の中で助けを求めていたからです。

 

「早く、おうちに帰りたいよ!」

 

「お父さん、早く迎えに来て!」

 

「お友達が欲しいよ!」

 

いつもそんなことを思って、縁側でグズって泣いていました。

 

 

あの小袖姿の女の子は、そんな私を慰めに来てくれていたのでしょうか。私と一緒に遊びたかったのでしょうか、それとも私を小川へ連れ出そうとしていたのでしょうか。

 

あの女の子のことを思い出す度に、心に温かさと悲しさの両方が湧き上がって来ます。

 

 
《商品説明》

こんにちは、篁霊祥命師 マーク・ケイです。

はじめましての方も多いかと思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。

~自己紹介~

・建築デザイナー・画家である父、歌人の母の長男として生を受けました。

・過酷な人生の中で心の支えであった音楽に活動の幅を広げ自らのバンドを結成
⇒ヴォーカリストとして自己を表現していく喜びを見出していくこととなります

・DJ、イベント・オーガナイザーとしてROCKイベントの主催を行う傍ら、フリーライターとして音楽雑誌、ムック、WEBなどでの執筆活動や、心の病をお持ちの方が参加出来るピアカウンセリング・コミュニティの主催なども行って来ました。現在は自身の経験を活かした、ひきこもり支援活動を行っています。

・現在は亡き父の意志を継ぐ形で父から継承した一子相伝、オリエンタルでアートな墨流し占術である『篁霊祥命』及び、リーディングを用いて鑑定を行なっています。

■ブログ
https://ameblo.jp/elementalworks/


今回出品させていただく商品では、ある夏の日、私の身に起こった不思議な出来事を有料記事として書かせて頂いております。

~有料記事のもくじ~

1.私が記憶する「母」の姿
2.一つの決断
3.過去からの手紙

まずは、私の生い立ちから簡単に話さなければなりません。

しばし、お付き合い下さい。


 
 
 
 

【公式サイト内のブログで多くのアクセスを頂いた記事を再掲載しております】

『愛する人を亡くしたあなたへ』2017年9月26日

 

現在、当記事は『"女性の心と体を調える新感覚スピリチュアルマガジン"AGLA(アグラ)』にて掲載されております。以下のリンクからお読み下さい。

 

『愛する人を亡くしたあなたへ ① 〜死を忌む日本と、祝福するメキシコ〜 1本の映画から考える「死と生」』

 

『愛する人を亡くしたあなたへ ② 〜「死」を考えることは、「生」を愛おしむこと〜』

 



 

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