覚悟
[編集][削除]昨日、仕事の帰りに同僚と一緒に従業員出入り口より出て、駐車場までの道のりで、他愛もない世間話をした。自分の母が、毎日のように電話をかけてくる事とか、母が育てた野菜を沢山もらいすぎて、困ってる事とか。それを聞いてた同僚が、この前から休んでた理由を話し始めた。「実はお母ちゃんが死んだんよ」との事。「え!?」思わず絶句してしまった私。毎日じゃあないけど、電話がかかってきてたことや遠くにいる(鳥取県)のに、しょちゅう、野菜物を送ってきてくれたことなども。それもまだ日が浅いので、まだ、電話がかかってくるんじゃないかと思ってしまうと言う。慰めの言葉も浮かばず、手を握りしめた私。そんな私に彼女は言った。「今しかケンカも出来ないかもしれないよ?お母さんが一生懸命育てた野菜も、今しかもらえないかもしれないよ?」そうだよね。母も今年で80歳。しかも、心臓の弁の手術をお医者様からは進められてるのに、私等が反対するから、そのままにしているし、あと3年も持てばいいほう、なんて言われてから、5年以上経ってる。いつ、何があってもおかしくない年齢と病気を抱えてるのに、私ったら、毎日の電話が疎ましく思えたり、買い物に連れていけば、やたらと時間かかるから、面倒だなって思ったり。わがままで母を泣かせた事なんて、もう、数えきれないぐらい。いつ、何があってもいいような覚悟は出来てるつもりでも、きっと、その時が来たら、彼女のように、電話を待ったりするようになるんだろうな。と言うか、母がいなくなったら、私は1ヶ月ぐらい、仕事も何も出来ない状態になるような気がする。母との時間、もっと大切にしないとなぁと、彼女の話で、深く考えさせられた。