お正月のEテレでまさかの「AKIRA」放送してた。良い子のチャンネルで大丈夫かの?と動揺したわ(笑)
久しぶりにデコ助野郎を聞いて嬉しい。
金田っていい奴だよなあ。
1994年に実際に起きた、いじめを苦に中学生が自殺した事件を長期取材したルポライターが、関係者のプライバシーを守るため敢えてフィクションというカタチで執筆したというもの。
同級生に100万円を超えるお金を脅し取らていたり、公開された遺書がなんだか違和感ある文章だったりで何となく覚えていた事件。
なので膝に乗せて読んでると血が止まるw
血流が悪くなる。そしてページを捲るとなんと2段組、途中3段組になってて横転![]()
これは連休に読むのに適したやつ。大変だけど読んでよかった。
事件のあらましはニュース報道の通り。その遺書には壮絶ないじめの様子が書かれているがお金を取った人は悪くないとか、家族に対して問題はない幸せだったと言いながら、後半には施設に行った方がマシと書いてあったり 。その文章にはどこか違和感を感じるものだった。
ライターは自殺報道後すぐ現地入りし、事件の加害者、被害者家族とその親類、学校関係者へ取材を申し込み、その複雑な人間関係をじっくりと解きほぐすように慎重に調査していった。
取材相手には無理なアプローチを避け、相手を尊重しつつ話したくなったら話してもらうスタイルで、長い時間を経てようやく出てきた話とかも結構あって、それらの細かいピースを繋ぎ合わせていくうちに、とてもノンフィクションでは出せないという結論に至る。取材相手を守るために。
いじめがあっても、でも家では幸せだったのに何故逝ってしまったのか。
家族の話、特に清人君のお兄さんの心にずっとしまっていた、清人君が自殺した日の話が切なすぎた。
心に重いものを背負ってしまった同級生達のその後もとてもしんどかったけど、人生をどう生きるか、メメントモリがしっかり刻まれた子達が頑張っていた。しなくてもいい経験によって、人生をよく考えるようになるというのも悲しいけど![]()
後半の考察はとても胸にくる。
今一度自分の立ち居振る舞いとかも見直すべきだと思っちゃう一冊。









































