バクマン。 15

七峰との対決エピソードは正直そんなに好きじゃないんですよね。
ネットで意見を出し合うってのはいいとして、キャラクターがいかにも
ステレオタイプな悪役で更に今回はデスノートのライトばりに
支離滅裂さも加わってて、なんか、バクマン。の話としては
ファンタジー色が強すぎて、ついていけなかったんですよね。
けっこうさらっと更正してるのもなんだかなー。
もっと痛い目見てもいい気がするけど。

それとは逆に中井のダメっぷりは磨きがかかるほど良いですね。
この最低具合を見てるだけども面白いです。自分も性格悪いな（笑）

同窓会のエピソードは、今までで一番主人公たちに共感しました。
あんな可愛い彼女がいて漫画家としても成功してて、このリア充が！
って思ってましたが青春時代を全て漫画につぎ込んで全力で頑張って
たんだよなぁ。

模倣犯のやつは、現実に起りそうな話ですね。ゲームや映画もそうだけど
やっていい事と悪いことの判断がつかないヤツが悪い訳で、影響を与えたって
作品をメディアに勝手に取り上げられたら、作者はたまったもんじゃないですね。
それだけで作家人生終わる事だってあるだろうし。

まぁ、自分もGTAとかやった後だったら現実でも車線無視して走り出しそうな
錯覚に陥る事がありますけどね。。でもそれは100％自分が悪い。
ってか作品名挙げとるがな。

X-MEN ： ファースト・ジェネレーション

いやー面白い。実は映画も2回観に行ってるんですが、何回見ても
惹き込まれます。

X-MENシリーズに関しては、もともと、なんか盛り上がりに欠けるというか
微妙ーって印象があって今回も今までと同じ制作陣が作ってたら全然
興味なかったんですが、なんといっても今回は「キックアス」の
マシュー・ヴォーン監督が撮っている（大躍進！）という事で即決で
観に行った訳です。

「キックアス」は本当に大好きでブルーレイ買って何回も観ているんですが
これも全然飽きないです。キャラクターも魅力的だしストーリーも面白くて
テンポも良いし、そういう良さはこのX-MENも十分引き継がれていると思います。

ヒットガールの様な他の追随を許さないような完璧なキャラはいないですが
出てくる登場人物がみんな魅力的だし、敵味方それぞれ共感出来る部分が
あって嫌いなキャラがいない。ケビン・ベーコンも相変わらずムカつくキャラで
良いですね。

ストーリーもキューバ危機などの史実を合わせたガッチリした内容で
それだけでも普通に面白いし、硬くなり過ぎない様きちんと途中途中で
ギャグを入れてくるあたりもすごくバランス良い。
2時間が全然長く感じませんでした。

あと、キックアスの時にも思ったけどタイトルの出し方がカッコ良くて
テンション上がります。エンドクレジットもセンス良いなー。

次は「キックアス２」になるのかは分からないけど、この監督の撮る新作を
早く観たいと思わせてくれました。

スパイダーマンの新作も「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督だし
スーパーマンの新作もザック・スナイダー監督で制作はクリストファー・ノーラン
監督が関わってるらしいし来年にはダークナイト・ライジスも公開予定という事で、
なかなかアメコミ映画が勢い付いてる気がします。

ブルーバレンタイン

倦怠期の夫婦が別れるまでの過程と、2人が出会い結婚するまでの
過程が同時進行で描かれていくんですが、別々の時間軸が同時進行
する恋愛の映画といえば、「(500)日のサマー」を少し連想しました。

が、こっちは全然ポップじゃないし、ひたすら現実的で残酷。
最初から最後まで胸が締め付けられるというか、いい意味で
いやーな気分で観てました。

どちらが特別悪いという訳じゃないし、お互い頑張ってはいると思うんだけど
小さな問題点が重なって、取り返しのつかない所までいってしまうものなんですねー。

結婚前は愛情がそれをカバーしてたけど、気持ちは変わっていくものだし
どこかで折り合いをつけないと夫婦を続けるのって難しいもんなんですかね。

生理的に受け付けなくなったら、もうどうしようもない気がしますけど。
あのベッドシーンは男の立場だったら最悪ですね。

人生の最高と最低の瞬間が重なる花火のラストはすごく悲しいけど綺麗で
良かったです。

スカイライン-征服-

で、記念すべき第一回目がこれっていう。

けっこう公開当時、CMとかやってたし上空に浮いてるエイリアンの
造詣もなかなか良かったんで、そこそこお金かかった作品なのかなって
思って少し期待してたんですが、うーん、面白くない。。

なんか映像がテレビドラマっぽいしＣＧが安っぽいしスケール小さいし
・・・って勝手にハードル上げてた自分が悪いんだけど、なんか肩透かし
食らった感じ。

でもお金なくてもストーリーはアイデア次第でいくらでも面白く出来そうな
もんだけどそれも無い。
ってか、どういうストーリーなのか無さ過ぎて説明出来ない。

途中から眠さとつまらなさで頭がぼーっとした状態で観てましたが
ラストの展開で目が一気に覚めました。なんじゃその終わり方っ！

ごあいさつ

初めまして。yasuと申します。

このブログでは映画や音楽、本などの感想を
中心に気ままに書いていこうと思ってます。

作ったキッカケは、せっかくお金を払い時間を費やして
映画を観たり音楽を聴いたりしてるのに、時間が経つと
記憶にも残らず流れていってしまっているものが多く
とてももったいない気がしたので、感想の一つでも
書き残して供養しておこうと思ったからです。
単なる貧乏性ですね。

なので、本当にただの感想です。


あ、タイトルはスーパーカーのあれです。