おはようございます。
奈良県宇陀市のピアノ・エレクトーン・らくらくピアノ・リトミック教室講師杉本です。
おうちの人との懇談もほとんど終わり、色々なことをお聞きしました。
「言わないと練習しないんです」
まず毎年お聞きするおうちの人の言葉です。
「言わなくても練習するお子さんになるようレッスンします」なんてこちらは言えません。
私はそのような魔法の力は残念ながら持っていません。
「そうなんですか、いつも言葉がけをしていただいてありがとうございます」
「私を含めてどうしても楽な方に行ってしまいがちなので、上手にサポートしていただけると
成長されるにしたがってご自分で計画をたてて、練習時間を作ってくれるようになるとは思います」
おうちでの風景
「ピアノの練習したん」
咎めるような言葉をかけられると、内心「今しようと思ってたのに」
これは他の学習でも全く同じ。
「〇〇の曲、上手になったね、なかなか弾けなかったところが上手に弾けてるね」
褒められたお子さんは「がんばってるところを聞いてくれているんだ、うれしい」
これは私も生徒さんに言葉をかけるときに気をつけていること。
具体的に本人が頑張ったところをピンポイントで。
ところで、私は魔法の力は持っていませんが、少しでも楽器に自分から向かうようになってもらうためにちょっとだけ持ち合わせている力。
「知っている曲」を練習する。
これはなかなか効果的です。
らくらくピアノのテキストは、まさにこれ
お子さん向けのテキストの曲はたいてい「きいたことがない」曲がほとんど
よく知っている童謡唱歌、そしてアニメの曲
今だとYOASOBIの曲など人気があります。
おうちの方でも子供さんがよく聞いている曲を見てて、楽譜を買ってあげることはできます。
音楽講師の私は、一緒に歌って弾きたい気持ちにこたえてあげることができます。
練習をなかなかしない生徒さんには、まずまずの効果があるようです。