意外と読まれるこの読書シリーズ。
2作目?は名著「デイトレード」から。
オリバー・ベレスの著作で、タイトルとは裏腹に、トレードに臨む姿勢や考え方・メンタルの持ちようなどが細かく、繰り返し書いてあります。
自分がタイトルをつけるのであれば、第8章にも記載されている「究極のトレーダーになるために」あたりでしょう。
長期投資家の方にもお勧めの本です。
その中から今日は、「利益がでたけどビビッてはやく利確してしまい、その後の上昇を取り逃してしまう・・・」という人におすすめの部分。
第6章 熟練トレーダーへの道 第10の法則
「時には何もしないことが最良の行動である」
「何もしないことは成功を極めたトレーダーのみが使いこなせる有効な手段である」
「時には、自分の打順であってもバッターボックスに向かうべきではない。時には丸一日、あるいは丸一週間ほど、取引をしてはならない」
自分は割と底値付近で銘柄を拾うことはできる。と、いうか得意だ。
銘柄の需給、人々の恐怖をつぶさに見ていれば、ある程度の確率で底値を当てられる。
ただ、その後のリバウンドですぐに売ってしまい、ほんの少しの利益しか得られないことが多い。
例えば、東日本大震災の東京電力も165円で買ったことがある。しかし、その後、余震が怖くてすぐに売ってしまった。
そんな自分に効く、上の文言。
今回、2月末から3月中旬までJ-REITをしっかり仕込むことができた。
チャートや板を見ているとすぐにでも利益確定したくなるが、今回は高利回りなのもあって、しばらく握ろうと思う。