年始から不穏な値動きが続いている日経平均ですが、この先大きな下落がきたときに買いに入る基準をまとめたいと思います。
もちろんですが、大底をピタリと当てることは不可能です。(そう言っているのは100%詐欺師)
ではどうすればよいか。
どんどん下げていくなかで、
底を示す指標が増えてきたら少しづつ買い注文を出し、結果的に「あそこが底だったね~」とあとでわかる
のが下落局面での正しい立ち回り方です。
ではそれはどんな指標か。
すでにご存じの方も多いと思いますが、自分がよく利用している4つの指標をご紹介します。
①VIX(恐怖指数)
将来の相場の変動の大きさをあらわす指標で、「恐怖指数」とも言われます。
通常は10~20程度で推移しますが、個人的には30を超えたら打診買いゾーン、40超えたら本格買いゾーンというイメージで使っています。
②騰落レシオ(25日)
相場の過熱感を底値圏を判定する指標です。一般的には120%以上で加熱、70%以下で底値と言われますが、本格的な暴落局面では
底に張り付くこともあるので、個人的には補助的な指標として捉えています。
③信用評価損益率
信用取引を行う投資家の損益を示す指標です。
通常がマイナスリターンで-5%だと天井付近、-15から-20%あたりで底入れと言われますが、-25%程度までオーバーシュートすることもあります。
通常、木曜日の日経新聞に記載されますが、松井証券のサイトでは松井証券内の情報として毎日更新されているようです。
④Fear & Greed Index
CNNが開発した指標で、通常、「恐怖と貪欲の指数」と呼ばれます。投資家が株式市場に対して恐怖を感じているのか、それとも貪欲なのかをあらわす指標です。分類は以下のとおり。
- 0~24:Extreme Fear(極度の恐怖)
- 25~44:Fear(恐怖)
- 45~54:Neutral(中立)
- 55~74:Greed(貪欲)
- 75~100:Extreme Greed(極度の貪欲)