大荒れの8月相場も終わりましたね。
なんといっても今月は、
8月5日の大暴落!
これですねぇ~。
自分は5日は旅行中だったのですが、買っても買っても数分後にははるか下まで値が動いていて、「なんやねん!この値動き!」と良く状況を理解できていませんでした。板を見れる状況だと、さらに鮮烈な記憶となっていそう。。。
5日の場中の対応は、比較的下げが緩かったJ-REIT(KDX,三菱地所リート、NTTリートあたり)を売って資金を捻出し、まだ安値で転がっている高配当株を買っていくというもの。
ここで買ったのは、ANDO DOホールディングス、サンセイランディック、王子ホールディングスあたり。
で、宿に戻って、PTSで鬼のように取引。
下落局面ではPTSをうまく活用して立ち回ることが多い。対処方針はだいたい以下の2パターン。
①昼間に100株買った銘柄のうち、終値からさらに大きく下げている銘柄を中心に100株追加買い。反発したときに100株売って平均取得単価下げ。
②欧州や米国先物が下げているときは、16時30分のPTSで一回終値より高めで損切りしておき(昼間の暴落で買いそびれた投資家はPTSで少し高値でも買ってくることが多い)、夜間に「欧米が下げているなら、明日もやばい下げが来るんじゃないか!?」という恐怖心から出された安値の注文を買っていくというもの。
今回は積水ハウスで②の方法がうまく使えた。
記憶が定かではないけれど、積水ハウスを3,030円くらい?で一度売って、その後、2,830円で100株買い直し。欧米のわりに日経先物が下がらないのを見て、2,860円で100株追加買い。
結果、2,845円×200株で購入できた。これはいまでもホールド。
積水ハウス以外にも東京海上、三井住友トラストホールディングス、ホンダ、MS&AD、みずほリース、ソフトバンクあたりを売買。ホンダとMS&ADは5日のPTS中で全処分。とにかく安値で買えた銘柄を残していくことを中心に考えた。
おそらくここ数年で一番PTSでトレードした1日だった。
そして、この判断は間違っていなかった。
今回の下げの難しいところは、買いのポイントがほとんどなかったところ。
実質、8月5日の14時以降とその夜のPTSのみだったと思う。
6日は寄り付きから大幅に反発していたし、やはりネットでは2番底は来るのか、とかブラックマンデーとの対比でポストしていた人が結構いた記憶。
最近の暴落は1回目の下げでだいたい底値をつけて2番底が来ることが少ない(ベースの買い需要が旺盛である)が、リーマンショックのような、何度も何度も底値が割れていく恐怖も忘れてはいけないと思う。(あれは本当に奈落の底に落ちていく、無力感を感じる相場だった。)