先日、新宿駅構内の書店でフラフラしている時に、平積みの本の上に1冊の本が乱雑に置かれていた。どうやらすぐ上の背の高めのディスプレイから落ちた本のようだ。
タイトルは「1年で億り人になる」。
この本は少し前から本屋に並んでいたので出版されていたのは知っていたが、煽るようなタイトルだしあんまり好きなタイプの本じゃないなぁ、と感じていた。
本をディスプレイに戻そうとしたが、ふと考え直し、ページをめくる。
これも何かのきっかけだし、読んでみるか。
そんなわけでレジに向かった。
読了までに約2時間程度。読みやすい内容である。上述したとおり、煽るようなタイトルではあるが、考え方は参考になるところが多くあった。
例えば、
P31の「資産構築は『集まる(稼がない)→増やす』という順番になる」。
これは面白い。
まず稼ぐのではなく、まず大きなお金を調達することが大事だと。
自分を含め、多くの人がまず(投資で)稼ごうとしている。どうやって元手を集めるか、には無頓着であった。
特に、高配当投資家の方はP145の「配当の差がわかる残酷グラフ」を見た方が良いだろう。
最初の元手をいかに大きくするか、どのようにして調達してくるか、の
重要性がわかるはずだ。