どこかの国で
この国で
世界中で、毎日、毎日
凄惨な事件が起きている。
家を、故郷を焼かれ逃げ惑う人たち
毒ガスを浴びて息も出来ない子供たち
何気ない日常を、幸せな毎日を
突然、奪われた人たち
誰かの勝手な都合で力ずくで奪われていく。
メディアはそれを鮮明に
よりセンセーショナルに伝える。
それを目にした誰しもが許しがたい怒りや悲しみを抱くだろう。
目に焼きつき、それを忘れられない事だと思うだろう。
しかし、残念なことに人は忘れてしまう。
忘れる事は、怒りや悲しみ、恐怖といったストレスから身を守るために備わった、優れた防衛本能だとは分かってる。
でも、それに抗ってでも
忘れちゃいけないんだ。
力も手段もなくて、何も出来なくても
忘れないでいたい、せめて。
それが大切なこと、
自分に言い聞かす。
