1971年8月26日、クラブ「Cheetah」。
悲しみ、怒り、喜び、恋愛、望郷、熱狂、
そんな、70年代のNYラティーノの全ての想いを凝縮して爆発させたかのような
熱く切ない音楽の誕生と、エル・バリオの日常。
くぐもったバレンティンのトゥンバオ。
哀愁を纏ったハーロウのモントゥーノ。
狂気と紙一重のバレートのソロ。
オレステスのパイラが、ロエーナのカンパナが、コローンのマンボが、 エル・コンデのグィロが、パチェーコのフルートが、 もう何もかもがカッコ良く、そして切な過ぎる。
チェオ、ミランダ、アダルベルト、セリア、サントス…
そして誰よりも、 "エル・カンタンテ"エクトル・ラボー。
甲高い彼の声が胸を掻き毟る。薄暗いビルの谷間、エル・バリオの路地裏。
アスファルトの街の狂おしい夏の暑さ。
絶望と希望。悲しみと喜び。
拾った恋と失くした恋。
あの日のNueva Yorkは、あまりにも熱く、そして遠い。
【動画リンク】
YouTube - Estrellas de Fania 2. Our Latin Thing. 1971
- Fania All-Stars
- Live at the Cheetah, Vol. 1
- Fania All-Stars
- Live at the Cheetah, Vol. 2
