気づいたらいつも足のスネが痛くなるぐらいの
早歩きで人混みをすり抜けてた。
それが私の生き方だった。
でも、初めて歩みを止めてみた。
どこまでも行ける気がした。
許された気がした。
今まで見えなかった景色がみえた。
何故、私は生き急ぐんだ。
と言われてた。思ってた。
立ち止まってみると、
何となく理由がわかった。
自分の理想に早く、早く、
少しでも近づきたかった。
全てを知りたかった。
その先を見てみたかった。
理想と現実が噛み合ってなかった。
時には焦りから全てが無駄に思えて。
なにやってんだろって自暴自棄になって
お酒に頼る日々もあった。
でも、
歩くという言葉があって、
立ち止まるという言葉があって、
道という言葉があって、
人生という言葉があって。
そんな言葉達の意味がわかった気がして。
人生って、その先にあるんじゃなくて、
今にあることに気づいた。
気づいただけで報われた気がした。
今を生きる。
という言葉の本当の意味なのかもしれない。