セルフセラピーカードからのメッセージ3枚目は
「22番:無価値感」です。


card22



男性と女性が会話をしている間に、
小さい人が人の影を一生懸命に磨いています。
胸にはポッカリと大きな穴が開いた状態で・・・。


無意識のカード群で、
無意識で陥りやすいワナについて教えてくれるカードです。


テキストにはこう書かれています。


「自分には価値がないという気持ち。罪悪感と関連している。
 補償行為をして、この感情を感じないようにすることが多い」


私は価値がない人間だ・・・
そんなふうに誰だって思いたくないですよね。
だからこそそれを払拭したくて、
自分の価値を認めてほしくて一生懸命に働きます。

ところが自分の価値を証明するための補償行為なので、
何の見返りも受け取れません。
重労働のストレスが増すばかりです。



前回に続き、私の昔話です。

そのころの私は、望んだ仕事に自ら飛び込み、
自信もあってやる気が満ちていたのですが、
直属の上司からは否定的な言葉や指摘ばかりで、
とても落ち込みました。

完全に委縮しきって、
上司の視線が怖かったことを覚えています。

間違いを指摘されるたび「また失敗をした!!どうしたらいいんだろう」と
心臓をバクバクさせながら狼狽していました。
仕事には行きたくないと感じながらも、
行かないことには上司に認められませんから、
重たい心と足を引きずり通勤していました。


そんなときです。
セルフセラピーカードと出会ったのは。

仕事をテーマにしてカードを引くと、
決まって「無価値感」が現れました。
大きな穴のあいた小さな人が、
自分と重なってとても悲しかったことを思い出します。


そしてこのカードは教えてくれました。
「誰かに認められたいなら、
 まずは自分がその価値を認めなさい」ということを。



    ∞ これをご覧になった皆さんへ ∞


仕事以外、何もできなくなっていませんか?
誰か認めてくれ!って心は叫んでいませんか?

今、望ましくない状況にいるのであれば、
その原因は「無価値感」です。

あなたの価値はあなただけのものです。
誰かに認めてもらう必要はありません。

この世の出来事はすべて必然だとするならば、
今の状況はあなたが自分の価値に気付くための学びの場なのです。

ワナの下にギフトは隠されています。
どんなにつらい状況でも自分でふさいでしまわない限り、
必ず出口はあるものですよ。

さあ、扉をあけましょう!



あなたの毎日が輝かしいものでありますように。
読んでくださった皆さんに感謝します。