セルフセラピーカードからのメッセージの1枚目。
最初の1枚は「11番:犠牲」が出ました。


11



どんより覆いかぶさるような雲の下では、
崖の間を女性が橋となって横たわり、
その上を男性が渡っている図が描かれていますが、
男性が女性を犠牲にしているという意味でありませんよ。

人間関係のカード群の1枚で、
人間関係で陥りやすいワナについ教えてくれるカードです。


テキストではカードの意味について次のように表現されています。

「罪を償うための補償行為、与えるけれども受け取らない、
 隠れた競争心、親密感を感じる怖れ」


人のために一生懸命働いて与えてばかりで受け取らない。
だから消耗してしまう。

いい人、頑張っている人に見えますが、
実はそれは「補償行為」。

過去に立ち直っていない喪失感や罪悪感から、
人を救う行為に逃げてそれを感じないようにしているんですね。


さて、私が今日「犠牲」を引いたということは、
私の中にも犠牲を払っていることがあるということ。



ちょっと「犠牲」について考えてみました。

そこで思い浮かんだことは自分の仕事と家庭のことでした。
家庭があるから仕事はこの程度で・・・と、
自分の天職に志しているように見せて、
家庭があることを言い訳に前進することを拒絶していたのです。

本当の天職であるならば、
すべて思い悩むこともなく、必要なことが集まり、必要なことが起こる。
なのに望む状態にいないのは成功への恐れもありますが、
根本に「犠牲」があったと気付きました。



   ∞ これをご覧になった皆さんへ ∞

「大丈夫です」「平気ですから」が口癖になっていませんか?

自分は「犠牲」になっていないと決めつけず、
「受け取っていない分野は何だろう」と考えてみましょう。


そして、「受け取ること」についても考えてみましょう。
そこにギフトは必ずあります。


あなたの毎日が輝かしいものでありますように。
読んでくださった皆さんに感謝します。